週末以降は前線停滞 西日本・東日本太平洋側は強雨のおそれ

ウェザーニュース

明後日23日(土)以降、前線が本州付近に停滞して、来週前半にかけて西日本や東日本では曇りや雨の日が続く見込みです。

前線上に発生した低気圧が通過して、一時的に雨が強まるおそれもあります。

前線が停滞　来週前半まで曇りや雨に

明日22日(金)は移動性の高気圧の影響で広く晴れますが、週末の23日(土)になると高気圧は足早に東の海上に去って西から前線が接近し、次第に雨のエリアが拡大します。

その後は来週の前半にかけて本州付近に前線が停滞し、西日本や東日本を中心に曇りや雨の日が続く予想です。

前線上に発生する低気圧が本州を通過する24日(日)と26日(火)は前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で雨雲が発達し、西日本や東日本太平洋側や九州東シナ海側を中心に雨の強まる所があるとみています。
短時間の強雨や雷雨に注意が必要です。27日(水)になると再び移動性の高気圧が大陸から接近して一時的に天気は回復に向かいます。

現時点ではまだ前線の位置や低気圧の通過するタイミングに不確実性がありますがスッキリと晴れる日は少なく、菜の花が咲く頃に雨が続く「菜種梅雨」のような天気になりそうです。明日22日(金）の日差しを有効に活用するようにしてください。