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ネットワールド、湯沢市がフリーWi-Fiに「HPE Aruba Networking」を採用

週刊BCN+ / 2024年3月29日 17時17分

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 ネットワールドは3月28日、秋田県湯沢市の市民向けWi-Fiサービスの改善プロジェクトで、ネットワールドが提供する「HPE Aruba Networking無線LANソリューション」(HPE Aruba Networking)が採用され、本格稼働を開始したと発表した。

 湯沢市は、市役所の本庁舎や支所庁舎、市民向け施設などでフリーWi-Fiサービスを提供していたが、従来の環境は市販品の無線アクセスポイントで構築されており、利用の際に認証を行っていなかった。新型コロナウイルス感染拡大で市民のコミュニケーション手段をより拡充する必要性も高まり、セキュリティー強化、設備管理、運用効率化のために環境を全面刷新した。

 新システムでは、高性能無線アクセスポイント「HPE Aruba Networking AP-535」(Aruba AP)合計100台を約30拠点に配置し、本庁舎には無線LANコントローラー「HPE Aruba Networking 7000シリーズ・モビリティ・コントローラー」を設置している。HPE Aruba Networking独自の統合認証基盤「ClearPass」によるメール認証でユーザーや端末を識別することで、利用状況の把握が可能になった。利用者はメールアドレス登録後に送付される設定メールのリンクをクリックするだけで、手間なくフリーWi-Fiサービスを使えるようになる。

 また、本庁舎を含む5カ所をクラウド管理アプリケーション「Aruba Central」で統合管理しており、ファームウェアのアップデートや再起動などの操作をリモートで行うことで、運用管理を効率化した。

 今回の導入にあたり、ネットワールドは、事前のキッティングや設定作業などに加えて、機器の切り替え時の現場立ち合いをするなど、同社の技術支援が高く評価された。

 湯沢市では、市庁舎内の会議室を予約制で市民に解放しており、コミュニティーの会議や集会などに利用している、会議室内のWi-Fi設備でオンライン会議なども問題なく行えている。会議室の利用が職員のいない夜間におよぶこともあるため、ClearPassによって通信状況を可視化し、ログも取れるようになったことで、セキュリティー管理に貢献する。

 インターネット接続は、平時だけでなく災害時にも重要なポイントとなることから、湯沢市では、避難所へのAruba AP増設などの見直しも適宜実施し、より利便性の高い環境を整備していく考え。

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