都築電気、麻生セメントに「TCloud for SCM」の導入を決定
週刊BCN+ / 2024年10月4日 16時37分
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麻生セメントは、1934年に福岡県田川市でセメントの製造を開始。以降、一貫して西日本地域を中心に高品質なセメントとその関連製品を供給し、地域の建設インフラを支える重要な役割を担っている。
麻生セメントは、1934年に福岡県田川市でセメントの製造を開始。以降、一貫して西日本地域を中心に高品質なセメントとその関連製品を供給し、地域の建設インフラを支える重要な役割を担っている。
建設業界で、工期の進行を円滑に進めるためには「資材の安定供給」が不可欠。セメント製品は建設プロジェクトや季節などによる配送量の変動が多く、配送車両台数も季節によって流動的となるため、麻生セメントでは委託先含めた配送管理が課題となっていた。加えて、深刻化するドライバー不足や2024年問題への対応もあり、ICTによる課題解決が必要なことから、今回の導入決定に至った。
TCloud for SCMは、車両の位置情報や配送状況をリアルタイムで把握し、最適な走行ルート/納品方法を提案することで、配送品質向上と業務効率化を支援する。また、待機時間を可視化しボトルネックを特定することで、配送計画改善のための分析にも活用できる。
スマートフォンをベースとした取付工事不要のシステムのため、委託車両を含むすべての配送車両に対して容易に導入が可能。スマートフォン端末を含めた短期のサブスクリプションプランにより、流動的な建設プロジェクトでの車両増減に柔軟に対応できるようになる。
配送実績データの活用により、待機時間や非効率な走行経路を可視化し、アイドリング時間や走行距離の短縮によるCO2排出量の削減・環境負荷低減を実現するほか、走行距離・給油量からCO2排出量を自動計算してくれるため、集計作業の手間が軽減される。
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