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実は良いこと? 通勤中のネットやゲームで脳を活性化させる方法

Woman.excite / 2015年8月17日 22時0分

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通勤中にスマホでネットやゲーム。一見よくなさそうだけど、実は脳にいい?

通勤時間の電車の中や帰宅後のちょっとした時間に、スマホでネットを見たりアプリでゲームをしたり。

何となく時間を過ごしてしまったことに気づき「もっと他のことをすればよかった!」と後悔すること、ありませんか? 

通勤中にスマホでネットやゲーム。一見よくなさそうだけど、実は脳にいい?


(c) yuu - Fotolia.com



一見ムダに思える時間ですが、気持ち次第で、脳の活性化に役立つ時間にすることもできるという説があるのです! 

一体どういうことなのか、脳科学の視点でご紹介します。

■“気持ちいい”ことは全部、脳にいい!
努力、根性、ストイックさこそ美徳。どこかにそんな日本人然とした精神がある私たちは、楽しいことや気持ちいいことばかりするのに、いくばくかの後ろめたさがつきまといます。

けれど「快感は脳の発達につながる」と、脳機能の権威、久保田競先生は著書『バカはなおせる―脳を鍛える習慣、悪くする習慣』の中で述べられています。


実は、“快感を起こす刺激は全部いい(腹側被蓋野をよく働かせる)”と、サルの実験でわかっています。


※腹側被蓋野:脳内のある細胞集団で、ドーパミンが分泌される箇所


とにかく、お金を得て、おいしいものを食べて、気持ちよいと感じることをひたすらやるほうが、脳が発達し、知力も運動能力も高まる、というのが最新脳科学の原則なのです。



“気持ちいい”と思えることが、脳の発達のカギを握っているなんて!

思えば仕事でも、楽しい、やりがいがあると感じるものはサクサク進むし、イヤだな~という気持ちがあると、いまいち捗らないものです。これも脳にとって気持ちいいか否かが関わっているのかもしれません。
 
 

■ネットやゲームが“楽しい”ならば、脳にいい! 
“気持ちいいこと”は何でも脳にいいとわかったところで、本題です。

ムダに過ごしてしまった感がある、ネットやゲームの時間。これが脳の活性化タイムになるとはどういうことなのでしょう。


世の中には「ゲーム脳」「ネット脳」(あるいはそれらを総称する「デジタル脳」)といった言葉があり、多くの人を不安に陥れていますが、うまくつきあえば、ゲームやネットは脳を発達させるのに役立つのです(詳しくは最終・第六部で解説します)。
むしろ、「ゲームやネットのせいで、脳が悪くなるのでは?」という不安や罪悪感を覚えながらゲームやネットをするのは、脳に良くありません。なぜなら、そういうストレスは、快感とは正反対に、脳を衰えに向かわせるからです(詳しくは第二部)。


ネットやゲームの最中に楽しさや充実感があるなら、それは快感とイコール。ひいては脳にとっていいと考えてよさそうです。

とはいえ、もてあましている時間に軽い気持ちでネットやゲームをしている女性がほとんどでしょう。

「ネットやゲームが至福のひとときなんです!」というわけではなく、手持ち無沙汰でスマホをいじることのほうが多いなら…。

他にもっと楽しいと思えること、気持ちいいことをしたほうがよいのかもしれません。
 
 
(コミヤ カホル)

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