「すみません」口グセになってない? 小さな印象が”私”を作る
Woman.excite / 2017年1月24日 18時0分
人見知りとまではいかなくても、他人とのおつきあいは気を使うもの。周囲の目が気になったり、ママ友に「なじめていないかも?」と不安を感じたりしている人は多いことでしょう。
そんなときは、あれこれ悩んで落ち込むよりも、自分が少し変わることをトライしてみませんか? もしかしたら、自分の少しの変化によってと、相手の対応も変わるかもしれません。
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■「ありがとう」は魔法の言葉
みなさんは普段から、「すみません」と「ありがとう」のどちらをよく使っているでしょうか?
私自身の日ごろの会話を振り返ってみると、「すみません」が圧倒的に多いような気がします。
自分が悪いことをしたと思ったときだけではなく、相手に何かをしてもらったとき、人に声をかけたいときなど、さまざまな場面で使える「すみません」はとても便利な言葉です。
しかし、たとえば狭い道で人とすれ違うとき、自分が道を譲ってあげたら相手に「すみません」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいと思いませんか?
「ありがとう」は言われた人をうれしい気持ちにさせる、魔法のような言葉。良好な人間関係を作りたいと思っているときは、おおいに役立ちます。
言葉の印象も明るくポジティブ。人に何かを教えてもらったときや、手伝ってもらったとき、気を使ってもらったときなど、できる限り「すみません」から「ありがとう」に言葉を置き換えてみましょう。
■「話の腰」を折らないこと
「仲良くなりたい!」という気持ちが強いと、どうしても「話す」ことに意識が集中してしまいがち。しかし、大切なのはむしろ「聞く」方! コミュニケーションが上手な人の多くは、「聞く」スキルが高いという特徴を持っているといわれています。
人は、自分の話を聞いてもらうと気分が良くなるもの。自分が話をする立場で考えてみると、話に興味を持ってしっかり聞いてくれる人とは、「もっと話していたい」と思うはずです。
そこで、聞き上手への第一歩として、まずは「相手の話の腰を折らない」ことを意識してみましょう。
話が途切れても、相手にとってはまだその話題が終わっていない…というケースもあります。最後まで聞いているつもりでも意外とできていない場合が多いので、常に意識しておくことが大切です。
■相手の気持ちを言葉にして「共感」を示す
人は、自分の気持ちに共感を示してくれる相手に、親しみや信頼感を覚えるそうです。会話では「相手の話の腰を折らない」ことの重要性は先ほど触れましたが、相手との仲をより深めたい場合はもうひと工夫を! 相手の気持ちを言葉にして、「共感」を積極的に示しましょう。
たとえば「昨日、評判のパン屋さんに買いに行ったけど、売り切れで買えなかったの…」という話を聞いたとします。
ここで「いつも並んでいますよね」や「本当に評判のようですね」と返しても良いのですが、それではただ事実を伝えているだけ。「それは残念でしたね」「一度食べてみたいですよね!」と、相手の気持ちを言葉に出すと、共感を示すことができます。
また、「私も以前、買えませんでした…」のように同じ体験をしたことを伝えるのも良い方法。もっと打ち解けたい相手と話すときには、「共感」を意識して返答を少し工夫してみましょう。
■声の大きさに注意!
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話に熱が入ると、つい声が大きくなってしまう人、反対に声が小さくて聞き返されることが多い、そんな人は、普段から声の大きさを意識して話すように心がけましょう。
声のボリュームが適切だと相手も聞きとりやすいため、ストレスなく会話を楽しむことができます。とくに、カフェでのママ会や井戸端会議では、大きすぎる声に注意して。周囲に迷惑をかけたり、プライベートな内容が筒抜けになったりして、仲間からヒンシュクを買ってしまうかもしれません。
自分の声の大きさはわかりづらいため、話している相手や周囲にいる人の反応を見ながら、声の大きさ調節してみましょう。次第に、会話に適した声の大きさがわかってくると思います。
「この人と、もっと仲良くなりたい」と思ってもらうためには、まずこちらが仲良くなりたいという気持ちを示すことが大切です。会話のちょっとした工夫は、そのための有効な手段。
ひとつひとつはささいなことでも、その小さな印象の積み重ねが「あなたの印象」そのものになります。
(森川ほしの)
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