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優しい母親でいたいのに…、家ではイライラ、怒ってばかりです【心屋仁之助 塾】

Woman.excite / 2018年7月10日 7時0分

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メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「優しい母親でいたいのに、家で怒ってばかりです」という、ニコリッちゃんさん(42歳・保育士)に、心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんからアドバイスをいただきました。


© naka - stock.adobe.com



■ニコリッちゃんさんのお悩み

仕事に行けばずっと笑顔でいられるのに、家に帰ると子どもや夫にずっとイライラしてしまい、怒ってばかりの自分に嫌気がさします。本当は家でも楽しく過ごしていたいのに。毎日「今日は優しい母親でいよう」と思うのに、すぐにイライラしてきて、自分で気持ちをコントロールできなくなります。子どもも夫も、きっとこんな私はいないほうが楽しいだろうと思ってしまいます。

※一部、質問内容を編集しています。



■心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)さんより

ニコリッちゃんさん、こんにちは。心屋塾認定講師の高橋かずえ(カエル姉さん)です。ご相談ありがとうございます。

ご相談を拝見して、まず3つのポイントをお伝えしたいと思いました。

1.マイナスな感情をなくそうと思えば思うほど、たまってイライラする
2.いい人、いい母の”フリ”はやめよう
3.感情はコントロールするものではない

ニコリッちゃんさんは、家でも仕事先でも、24時間ずっとニコニコしている人になりたいと思っていませんか。そして、「怒る」ということを極端に「禁止」していませんか?

「怒る人には価値がない」「怒っていると嫌われる」。そうした思い込みがあるのではないでしょうか。

喜怒哀楽というように、人間にはさまざまな感情があります。できるならば、「悲しい」「さびしい」「怖い」などのマイナスの感情は感じたくないと思うかも知れませんが、その中のどれかひとつも、なくすことはできません。

なぜならマイナスの感情は、私たちを守ってくれる大切なものだからです。




ニコリッちゃんさんが気にしている「怒りの感情」は、特に自分の身を守るために大切なものです。

たとえば、不意に自分を傷つけてくるものに対して、自分を守るためにも「怒りの感情」はあるのです。動物が威嚇行動を取るのは、無駄な争いでケガを負わないで済むためだとも言われています。

そして、私たち人間がこれらのマイナスの感情を抑え込んでいると、出口をなくし、心の中に溜まっていくため、わけもなくイライラしたり、急に悲しくなってしまったりするのです。

また、怒りは”第二感情”とも呼ばれており、本音(=一次感情)はその下にあると言われています。ニコリッちゃんさんの本音、本当の気持ちは何ですか? 「つい怒ってしまう自分」の内側にはどんな気持ちが隠れているのでしょう?

「本当は悲しい」「本当はさびしい」「本当は怖い」

そんな気持ちが隠れているかもしれません。

本当の気持ちに気がつくために、「良い母」「良い妻」のフリをやめてみませんか? 「ダメでできない自分」でも愛されていることを、もっと信じてみませんか?

怒りの感情を出せるというのは、一種の甘えでもあります。外で気を張っているニコリッちゃんさんが家で怒ってしまうのは、家族に「愛されている」「許してもらえる」ということを、本当は心の奥で知っているからなのでしょう。

「もっともっと優しくしてほしい」と望んでいるのは、もしかしたらご家族より、ニコリッちゃんさんのほうなのかもしれませんね。

感情はそもそもコントロールができないもの。「怒ってもいい」と自分に許可を出して、喜怒哀楽を十分に表現して、家族や皆に愛されることを体験してみてくださいね。

そして最後にニコリッちゃんさんへ、魔法の言葉をプレゼントいたします。

「どうせ、どんな私でも愛されてるし」

ぜひ、この言葉を何度も言葉に出してみてください。ニコリッちゃんさんが感情を解放して、楽しく暮らせることを願っています。

・このカウンセラーのブログ
https://ameblo.jp/pakupaku-kazupi/entry-12290558662.html

(編集/外山ゆひら)



(高橋かずえ(カエル姉さん))

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