性格の不一致「夫と合わない…」ずっと仲良くできる?

Woman.excite / 2018年8月4日 16時0分

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「面白い」「感動する」と感じるテレビや映画がいつも違う。インドアとアウトドアで趣味も違う。のんびりとせっかちで性格も真逆…。何かと合わない夫との結婚生活に、「このままで大丈夫かな…」と不安を感じていませんか? この先、夫とずっと一緒にやっていけるのか、心配になる妻は少なくありません。

「何かと気が合うこと」は結婚においてどのくらい大切なのでしょうか? 今回は結婚生活を続けていくための「心構え」について考えていきます。

■「夫と合わない」ことが気になるのはどうして?

夫と合わないと感じるのはどんな時でしょうか。食事の好みが違う、旅行先での時間の使い方が違う、笑いのツボが違う…などなど、逆に合うところを見つけるほうが難しいという人も少なくありません。

もし、夫と合うものが多ければ、夫といる時間をもっと楽しめるのではないか? という気持ちがどこかにあるのでしょう。夫と合わないことを不安に思うのはきっと「一緒に楽しめるものが少なくてさみしい」という気持ちがあるからかもしれません。

もうひとつ、一番近い存在である夫からの言葉で、「自分を否定された」と感じる場合があるからでしょう。例えば、自分が好きなものについて「俺は好きじゃないな」と夫に言われたと想像します。それは単なる好みの違いですが、その言葉に自分を否定されたと感じる人もいるのです。

好みが合わない=自分を批判をされているような気持ちになるかもしれませんが、必ずしもそうとはいえません。夫はあなたの好きなこと(もの)に対して好き嫌いを伝えただけで、それはあなた自身に向けられた言葉ではないからです。

■「夫と合わない」は結婚生活を危うくする?

では実際、夫と合わないことは、結婚生活を危うくするのでしょうか? 結婚式の誓いを思い出してみてください。

汝(なんじ)健やかなる時も、病める時も、
喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しい時も、
これを愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、
その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?

※日本語訳の違いにより、多少の言い回しが異なる場合があります。



このなかに「お互いの好みを合わせるべし」という言葉はありませんね。夫婦であっても、2人は他人。合わないことはある意味、当たり前のことなのです。

夫と好みや趣味が合うことで、結婚生活がより楽しく感じることはあるかもしれませんが、だから夫婦仲が良いとは限りません。一方、夫婦でなにからなにまで正反対だから、結婚生活もうまくいっていないかといえば、そうともいえませんよね。あなたの周りにも、性格から趣味、生活スタイルまで真逆なのに、仲良しな夫婦はいるはずです。

夫と合わないことが結婚生活を危うくするのでは? 好みが合っていたほうがうまくいくのでは? という考えは、もしかしたら、あなたの思い込みなのかもしれません。




■結婚生活で大事なのは「好きなもの」より「嫌いなもの」


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実は、夫婦関係で大切なのは、「好きなもの」ではなく「嫌いなもの」。夫となにもかも合わなさすぎて、たまに不安になってしまう人もいるでしょうが、「好きなもの」が違っても「嫌いなもの」が同じなら良いのです。

例えば、夫は野球観戦が大好きだけれど、自分はサッカーのほうが面白い。好きなスポーツは違うけれど、互いに共通しているのは「試合に熱くならない人なんて信じられない!」という気持ち。このように嫌いなもの、苦手なものが同じであれば、夫婦生活に深刻な問題が生じる可能性は低いといえるでしょう。

それに、あなたが「夫と合わない」と感じているということは、ある意味、夫の好みを認めているということでもあります。好みが合わなくても「互いに干渉しない」というスタンスをもって、互いを認め合っているということです。

もし、夫もしくは妻が「私の好きなものは、妻(夫)も好きなはず」と思い込んで行動し、一方を無理やり付き合わせているとしたら、そのほうが問題です。それぞれの好みを認め、自由にのびのびとやらせてくれている=自分を大切にしてくれているということではないでしょうか。

それに、夫婦で生活している中で、好みが合う・合わないというのは、実はほんの一部であって、すべてではありません。例えば、子どものことを相談するとすぐに解決策をたててくれる、自分の両親にさりげない気配りをしてくれるなど、毎日、目にしている夫の行動や言動を尊敬できたり、信頼できたりするところはありませんか? こうした相手の美点を意識することが、より良い夫婦関係作りには大切でしょう。

「夫と合わない」ことが気になる人も多いでしょうが、長い長い結婚生活では、無理に互いを合わせる必要はありません。それぞれを認め、快適な距離感を探していくことが、より良い夫婦関係を続けていく秘訣といえるでしょう。
 

(佐藤栄子)

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