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キム・スロが自身の名前を掲げた公演「キム・スロプロジェクト」、ことしは古典

Wow!Korea / 2014年2月9日 7時58分

「キム・スロプロジェクト」

韓国俳優キム・スロが自身の名前を掲げて続けてきた公演シリーズ「キム・スロプロジェクト」がことしは古典作品で開催する。

「キム・スロプロジェクト」は来月1~30日、大学路(テハンノ)芸術マダン4館でロシアの大文豪マクシム・ゴーリキーの「どん底」を皮切りに、“古典シリーズ”を続けていく予定だ。

2011年本格的に始まった同プロジェクトでキム・スロは、制作者として乗り出し、作品の企画からキャスティングまで全過程に参加している。演劇人生を始めた彼はいつも「舞台は僕のふるさと」とし、舞台に対する愛情を明かしてきた。第1弾演劇「ふらちなロマンス」から第8弾ミュージカル「アガサ」に至るまで、作品性と大衆性を兼ね備えていると評価されてきた。

ことしの初作品である「どん底」は社会主義リアリズムの創始者とよばれるゴーリキーが1902年に発表した戯曲で、汚くて暗い共同地下宿で暮らすどん底人生を描く。

没落した男爵や売春婦、泥棒、アルコール中毒で舞台に立てない俳優、かつては知識人だったが今は詐欺師にすぎないギャンブラー。希望なく毎日を生きながらえていた彼らのもとに巡礼者なのか浮浪者なのか、正体が分からないさすらいの老人が現れる。彼らは徐々に彼に希望や慰めを得る。しかし現実の壁を越えるには無力だと悟り、彼らは前よりもさらに大きな絶望や苦痛を感じることになる。

なお、キム・スロは今回の公演でアルコール中毒の俳優役を演じる。

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