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【個別インタビュー】「無花果の森」主演のユナク「40歳になったらライブで『恋に落ちて』を歌ってもいいかな」

Wow!Korea / 2014年5月27日 22時49分

-監督からの演技指導は?

撮影前に「ここはこういう気持ちだよ」とか全部説明をしてくださいましたが、撮影現場ではほとんど演技指導はありませんでした。撮影に入る前に監督の作品をいくつか見たので、監督がどんなところにこだわっているのかというのも分かっていたので、すんなりできたと思います。

-長回しで撮る監督だったそうですが、演じていかがでしたか?

最初はカット割りをしてくれてたんですが、突然監督が「なんかね、長回しの方がいい」とか「ユナク、こっちのがいいよ」って優~しく言うんですよ(笑)リハーサルのたびに「これは長回し」とか「最初から最後までやってほしい」って言うので、僕は「分かりました」って言うしかなかったんです。でも完成した映像を見て、長回しした理由が分かりました。

-セリフを覚えるのは大変だったのでは?

覚えるのは大変ではなかったですね。韓国人という設定なので「どうしよう」とか思うこともなかったんですが、日本に来て10年以上経っている記者という役なので、発音はきちんとしたいと思っていました。でも僕は外国人だからどんなに発音の練習をしても限界がありますよね。「取材」の発音は本当に苦労しました。僕が完ぺきに発音できたと思っても監督が「ちょっと違う」って言うんです。納得できなくて原田さんにも「どう?」って聞いても「ちょっとおかしい」と言われたりして…違いがよく分からなくて本当に大変でした。

-今回演じた役は、ジャーナリストを目指していたのに、パパラッチとなり、事件に巻き込まれて追われていくという役でしたが、自分ではどんな人物だと思って演じましたか?

人間と話をして記事を書きたいという夢を持っているんだけど、外国人ということもあったり、チャンスにも恵まれなかったりして…だから自分に自信も持てない、でも夢をあきらめられなくて、上司の言うとおりにパパラッチを続ける普通のビジネスマンなんです。それが泉さんに出会って勝手に恋に落ちて…ある意味これもパパラッチですね(笑)実際に記者の知り合いがいるんですが、「記者って寂しいもんだよ。他の人の話を聞いて書くだけで、自分の意見はほとんど書けないから、存在感がないように感じるよ」と言っていたんです。でも記者って手だけで人を動かせるじゃないですか。その人の文章によって、大人気のスターを一気に落とすこともできるわけですよね。何か能力のある人ってみんな寂しいものなのかな、と思います。スパイダーマンとかもそうですよね。だから僕が演じるヨンホも寂しい人だと思いました。

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