【個別インタビュー】「無花果の森」主演のユナク「40歳になったらライブで『恋に落ちて』を歌ってもいいかな」

－今回ラブシーンもあり、ファンに「許してくださいね」とコメントしていましたが、完成した作品を観て、今はファンに何と伝えたいですか？

俳優としてのユナクを見てほしいし、「仕事だから」というと味気ないですが、僕がこの世界に入ってからいろんなジャンルの仕事をしたいと思うのは当たり前のことじゃないですか。「超新星」が好きなファンはイヤかもしれないけど、「ユナク」のファンならきっと理解してくれると思いますし、応援してくれると信じています。信じていますよ～（スマイル）

－今回は事件に巻き込まれて逃げる、という役でしたが、ユナクさんは今まで、何かから逃げたいなと思ったことはありますか？

いっぱいあります！いっぱいあります！今この瞬間も…冗談です（笑）国家から呼ばれた時（入隊時）も逃げたかったし（笑）まあ韓国の男性ならきっとみんなそうですよね。仕事の面ではスタッフに不満を言ってしまうこともあるんですけど、自分でも気づかなかったんですが、僕は「仕事中毒」らしいんです。この前休みがあったんですけど、何だか不安になって事務所に行ってしまったんです。3時間ぐらい事務所にいたんですけど、そんな姿を見て「ああダメだな」って思ったんですよね（笑）

－仕事に対する責任感が強いんですね

僕の下に5人もいるから、がっかりさせたくないという気持ちはありますね。僕は一番上のお兄さんだし。最近はソロの活動も多いので心配にもなるんですが、逆にしっかりやって他のメンバーが誇りに思えるお兄さんになろうと思っています。

－今後、演じてみたい役は？

スタートなので、いろいろやってみたいんですが、「ユナク」というと真面目とか真剣とか、彼女のために命をかけるとか、そういうイメージらしいんですね。だから今度は愛嬌たっぷりの面白い役、主演でなくていいので、インパクトのある役をやってみたいです。ジャンルはAVじゃなければ何でもいいです（笑）

－映画鑑賞が趣味だそうですが、好きな韓国映画、日本映画は何ですか？

韓国映画では、ファン・ジョンミンさんとチョン・ドヨンさんが出演した「ユア・マイ・サンシャイン」です。日本の方にぜひ見てほしい映画ですね。韓国の方に見てほしい日本の映画は「テルマエ・ロマエ」ですね。めっちゃ面白いです。

－「無花果の森」をこれからご覧になる方へメッセージをお願いします

この映画は名前だけ聞くと日本の映画、他の映画とあまり変わらないかもしれないですが、とても深い意味があります。特に女性は泉さんに共感できると思います。テーマはちょっと重いですが、「恋」というのは変わらないから、恋の展開は楽しんでいただけるんじゃないかな。「私もあんな選択をするかも」とか「そうだね、そうだね」と思いながら楽しめると思います。原作も監督も素晴らしいからそれを信じて、ぜひ見てください。