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【鼎談インタビュー】キム・コッピ、石倉三郎、犬童一利監督映画「つむぐもの」の魅力を語る!

Wow!Korea / 2016年3月7日 21時7分

―撮影中、お二人のエピソードはありますか?

石倉三郎:現場で内緒で2人でビール飲みましたけどね(笑)。

犬童監督:ちょっとした休憩の時に石倉さん、子供みたいな顔をして「監督、シーンの間があるから一杯だけいいか?」って聞くので。すっごく飲みたそうな顔をして(笑)。

―昼間からですか?

キム・コッピ:(日本語で)昼じゃないですね。

犬童監督:夕方ですね。「顔の色も変わらないから、俺らは」って(笑)。

石倉三郎:黄昏時は罪な時間ですね。

―まさにあのヨナと剛生のお酒のシーンみたいですね。

犬童監督:お二人は人間的にすごく合うといいますか、役者というより人として、すごく真っ直ぐな方なので、待っている間の時間とかそのロケーションが剛生とヨナにすごくシンクロしていました。

―石倉さんはコッピさんとの相性の良さみたいなものは感じていますか?

石倉三郎:最初に監督と3人で読み合わせをやったんですが、その時に「ああ、この子はいいなぁ」と感じましたよ。相手役に惚れると演技しやすいんですよ。スーっと役の世界に溶け込めるというか…。

キム・コッピ:お互い、その役になりきれるように助け合える俳優さんがいるような気がするんですよね。相手役がこの人だからこの役に没頭できるという俳優さんがいると思いますが、そういった点でも(石倉さんとは)息が合いましたね。

―特に息の合ったシーンはありますか?

石倉三郎:ファーストカットからそうでしたし、酒を酌み交わすシーンの頃は、私は芝居からちょっと離れていましたね。ヨナというよりコッピちゃんと飲んでいるようでした。

犬童監督:日本酒とマッコリで乾杯したあのシーンはすごく、いいですよね。5分長回しで、3回しているんですが、夜遅い撮影で、大変だったと思いますがいいシーンが撮れたと思います。

石倉三郎:あのシーンは私も好きなシーンだね。

―最初に台本を見た時はどう感じましたか?

石倉三郎:いや~、大変だなと感じましたね。

―介護される側ですがいかがですか?

石倉三郎:どうしようかと真剣に考えていますよ。介護っていうのは大変ですよ。介護福祉士の給料も安すぎますよ。介護職員は30万人足りないんだそうですよ。

犬童監督:重たくなりがちなテーマですが、そこはヨナの天真爛漫さが。基本的には日本でも欲しいなって、思いますね。

石倉三郎:コッピちゃんの笑顔に救われますね。

犬童監督:絶対向き合わないといけない事なので、介護という業界にまったく関心のない人にも、観てほしいですね。

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