【会見レポ】ポン・ジュノ監督&主演アン・ソヒョン登壇! 監督の想いが語られた、映画「オクジャ/okja」記者会見開催
Wow!Korea / 2017年6月26日 19時0分
6月22日(木)、東京・六本木、ザ ・リッツ・カールトン東京にて、Netflixオリジナル映画「オクジャ/okja」の記者会見が行われ、本作の共同脚本とプロデューサーでもあるポン・ジュノ監督と、主演のアン・ソヒョンが登壇した。
映画「オクジャ」はアン・ソヒョン演じるミジャという一人の少女が、危険を冒しながらも、巨大な多国籍企業に追われる親友の“オクジャ”という動物を守る姿を描いた作品であり、先日フランスで開催された第 70 回カンヌ国際映画祭長編コンペティション部門へノミネートされたことでも注目を集めた。
ジャケットスタイルのポン・ジュノ監督、チェックのトップスに黒スキニーを合わせたアン・ソヒョンか登壇すると、「本日はお越しいただきありがとうございます。夜には試写会もあり、日本の映画人のみなさまにお会いできることを楽しみにしています」とポン・ジュノ監督。アン・ソヒョンは「はじめまして、ミジャ役を演じたアン・ソヒョンです。来てくださってありがとうございます。これからも『オクジャ』に関心を持ってくれたらと思います」とあいさつし、可愛らしい笑顔を見せた。
―映画「オクジャ」はどのような想いで製作しました?
ポン・ジュノ監督:大きな動物と、可愛らしい少女を、愛を込めて作りたいと思いました。私としては初めてのラブストーリーとなります。動物と少女の愛を妨げる怖い世の中も映画の中で登場しますが、ミジャとオクジャのラブストーリーを作りたいという想いで映画を準備しました。
―アン・ソヒョンさんは、どんな想いで演じましたか?
アン・ソヒョン:ミジャにとってオクジャは、両親のようであり、世間知らずの妹のような存在。家族だから当然助けるんだという気持ちで演じました。
―記憶に残っているエピソードはありますか?
アン・ソヒョン:渓谷に行ってミジャが魚が食べたいと言い、オクジャが水の中に落ちるというシーンがあったのですが、水の波動を作るために、水鉄砲を使って撮影しました。水鉄砲を20回以上浴びて、どんな魚も気絶するのではないかと思うような中、撮影しました。このシーンが記憶に残っています。
ポン・ジュノ監督:(日本語で)本当にすみません。監督は悪魔です(笑)
―2100人以上の候補からアン・ソヒョンを選んだ理由は?
ポン・ジュノ監督:ソヒョンは2013年の「モンスター」という作品で、一般的な子役俳優とは違う印象的な演技を見せていて、イム・サンスの「ハウスメイド」に出演していたり、経験もあり、オーディション前に事前に会っていたこともありました。他の候補と同じく公平にチェックをしていたが、私とプロデューサー、ティルダ・スウィントンさんは、アン・ソヒョンに対する確信を止めることができませんでした。まさにこの子だという確信を保ち続けていたんです。
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