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≪韓国ドラマREVIEW≫「それでも僕らは走り続ける」8話あらすじと撮影秘話…オタクに大変身のシワン、役を楽しむ=撮影裏話・あらすじ

Wow!Korea / 2021年4月20日 16時35分

本人の同意もなく設けられた席からソンギョムの腕を引っ張って出てきたミジュ(シン・セギョン)は「他人を助けてないで、自分自身を先に救って」と言った。そんな二人を見ていたソンギョムの母ジウ(チャ・ファヨン)は興味深く感じた。育てた通りにきちんと育つのが我が子だと思うほどに何事もなく育ってくれた息子が常にありがたく、また申し訳ない気持ちもあったジウには、一度も自分の“声”を出したことのなかった息子の変化がうれしく、喜ばしかったのだった。「それほどの縁なら貴重だと思わなきゃ」と、ミジュとの縁を応援した理由でもあった。

映画を見て出てきたソンギョムとミジュは、同じ試写会に出席したヨンファ(カン・テオ)と会った。ソンギョムとヨンファが知り合いだと知らなかったミジュは、二人の会話を聞いてソンギョムが外泊した日に一緒にいたのはヨンファだと分かった。一人で悶々としていた誤解やわだかまりがすっきりしたが、ソンギョムの前ではすねたふりをした。

その後、一人で留守番をすることになったソンギョムは、日常でミジュを思い出すことが多くなった。思い出の詰まったヒョウ柄のシャツを見ながら、話したことをじっくり思い出したり、母親の撮影現場で働くスタッフを見ながら、彼らと似たような仕事をするミジュの姿を重ね合わせたりした。どうでもいいことを言い訳に連絡したくなったりする気持ちを抑える夜もあった。会えないほど、心に積もる彼女の存在感はさらに濃くなり、ソンギョムは誰かに会いたいということがどんな気分なのかを知るようになった。

一方ミジュは現場で忙しい一日を過ごしていた。通訳だけでなく、複雑な撮影動線のチェックや小道具の見守りまで積極的に動いた。そうしているうちに体調が悪くなったが、一人で耐えることが慣れているので、自分で病院に向かった。しかし一人でいるのは寂しかった。その時、出演俳優の運転士がソンギョムを呼び、病院にやってきた。ミジュはソンギョムを見るなり、安心して涙を流した。

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