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【個別インタビュー】映画『デシベル』ファン・イノ監督、チャウヌのセリフにグッときてほれたと明かす「本当にかっこよかったです」

Wow!Korea / 2023年11月1日 16時58分

【個別インタビュー】映画『デシベル』ファン・イノ監督、チャウヌのセリフにグッときてほれたと明かす「本当にかっこよかったです」

キム・レウォン、イ・ジョンソク、チャウヌ、イ・ミンギといった実力派俳優が集結した映画『デシベル』が、2023年11月10日より公開される。本作はあらゆる音が脅威になるかつてない設定、臨場感溢れる爆破シーン、手に汗握るアクション、息もつかせぬ展開が観客を魅了し、韓国興行収入ランキング初登場第1位を記録。監督は2011年『恋は命がけ』で監督デビューしたファン・イノ。韓国では300万人の観客を動員し、ロマンチックコメディとホラーを融合させた新しいスタイルのジャンルを生み出した。その後もユニークな設定のストーリーで独自の演出力を発揮し、監督3作目にあたる本作では、騒音反応型爆弾という斬新な設定で“サウンドパニックアクション”を完成させた。公開に先立ち、監督のオンラインインタビューが行われ、作品への想いや撮影中のエピソードなどを語ってもらった。

本作の舞台は多くの人々が密集する大都会。公園、プール、サッカー場といった場所に、周辺の騒音がある一定のデシベルを超えると、爆発までの時間が半減して爆発する特殊な時限爆弾が設置される。音に反応して作動する爆弾のアイデアは、監督が子供のころに行ったプールや、そこで耳にした笛の音を思いだしたことをきっかけに始まった。

「私が爆発物を通して伝えたかったことは、『統制できない』ということです。統制できず、主人公がいくら走りまわっても、プールのような騒音が制御できないところに爆発物が設置されたら、それを止めることはできません。しかもその爆発物は一つだけ設置してあるわけではなく、AでいくのかBでいくのかを主人公に選ばせます。『統制できない状況でお前ならどうする?』と、爆弾魔側が主人公をもてあそんでいるわけです。その理由はたぶん主人公が統制してはならない状況を、無理やり統制してしまった過去があるからだと思ったんです。この映画は、善が悪に勝つということではなく、一人の男が堕落する姿を描いています。」

舞台となった場所については、「物語は主人公を殺したり、人々を殺したりすることが目的ではなく、主人公を堕落させることが目的です。そういった制御しきれない状況で、『お前ならどうする?』という質問を投げかけていくもので、爆発物を置く場所はうるさい音がするような制御できない場所が必要でした。そういったことで、公園とかプール、サッカー場のような場所が浮かびました。主人公がいくらあがいてもそういった音はどうしようもないですよね。そういった状況に主人公を追い込みメンタルを崩壊させていきます。主人公を堕落させるということが目的なので、その統制できない混雑している空間が必要であり、プールや公園、サッカー場が浮かびました」と明かした。

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