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【個別インタビュー】映画『デシベル』ファン・イノ監督、チャウヌのセリフにグッときてほれたと明かす「本当にかっこよかったです」

Wow!Korea / 2023年11月1日 16時58分

「映画に出てくる分量は多くないのですが、彼が持っているコアコンピタンスはすごいと思いました。劇中のすべてのことがチョン・テリョンによって起こることなので、『チョン・テリョンという人物がどんなキャラクターでなければならないのかを理解した上で演じることで、これから恐ろしい惨事が起きると観客たちを納得させなくてはいけない』というプレッシャーもあったと思います。私もチャウヌさんが持っている最大限の姿を引き出さなければならないですし、とても大変だったはずなのに、チャウヌさんはそういった部分をとても上手く演じていました。平凡で優しい姿から、恐怖からくる震えを我慢しなければならない表現。それから、上司が恐怖で倒れるシーンがあるのですが、上司に対して言うセリフが胸にグッときて、私はそのシーンで彼に惚れました。とてもかっこよかったです。本当にいい俳優で、現場の雰囲気もよく導いてくれたと思いますし、現場で彼はよく褒められていました。」

※ネタバレになるので、どんなセリフだったかは控えます。

副長と共に海軍潜水艦“ハルラ”の乗組員を率いる“海軍潜水艦大尉”を演じたのは、ファン・イノ監督作品の『恋は命がけ』『その怪物』に続き3作目となるイ・ミンギ。10年以上の親しい仲の2人だが、イ・ミンギの演技に何度も驚かされたそうだ。

「イ・ミンギさんは、プライベートでも親しい仲なんです。数日前にも私の地元でお酒を飲みました。お互いの家の近所でお酒を飲んだりする関係が10年以上続いています。そういった仲ということもあり今回の役を頼むことになったのですが、忙しい中でも快く引き受けてくれました。いざお願いしてみると、彼のことはよく知っている関係でありながら、現場では驚かされることがたくさんありました。実はミンギがあそこまでやってくれるとは思いませんでした。ほかのロマンチックコメディの作品を撮っている中で本作に出演してくれて、ロマンチックコメディのキャラクターの感情でいたので、この役を上手く表現できるかどうかちょっと心配していたんです。でも、潜水艦の撮影現場の雰囲気を見ていたら、ミンギはそこでわざと雰囲気を暗くして音楽を流していたんです。なぜなら、気が沈んでいる感情で演じなければいけないので、あえてそういった空間を作ることで感情をコントロールしていました。そして、その感情のまま素晴らしい演技をしてくれました。私が本当に好きなシーンで、カン・ドヨン副長を説得するシーンがあるのですが、私が求めていたものが100だとしたら、彼は200の演技を見せてくれました。その演技を見て、とても幸せでしたし、嬉しかったことを覚えています。本当に真面目で堅実でいい人です。とても好きな俳優さんです。」

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