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注目女優の髙石あかり「普通ではない“ファースト写真集”」台湾での激写に感慨深げ

よろず~ニュース / 2024年3月16日 12時10分

写真

都内で写真集発売イベントを開いた髙石あかり

 女優の髙石あかり(21)が15日、都内でファースト写真集「幻灯」(東京ニュース通信社)の発売記念したイベントを開いた。

 昨年は、映画「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー」「わたしの幸せな結婚」やドラマ「わたしの一番最悪なともだち」などに出演し、第15回TAMA映画賞にて最優秀新進女優賞を獲得した女優・髙石あかり。初の写真集「幻灯」では、ページをめくるたびに違った髙石あかりを楽しめるということをコンセプトに、1冊を通して髙石のさまざまな表情を堪能できる内容に仕上がった。

 髙石は写真集の感想を「本当にカメラマンさん、衣装さん、ヘアメイクさんと、関わってくださった皆さんのおかげで、すごい1冊ができたなと思っています。“幻”がテーマなんですが、いろんな表情を引き出してもらったので、普通ではない“ファースト写真集”と言いますか、他にはない1冊になったんじゃないかなと思っています」と、感謝そして手応えを口にした。

 撮影は台湾の台南・高雄エリアで行われ、台湾らしくかき氷を食べている姿や夜市を楽しんでいる様子なども収録されている。髙石にとって初めての海外旅でもあったそうで「一緒に行ったスタッフの皆さんとの思い出がたくさんあり、初めての夜市や、現地のお金に両替する瞬間、現地の言葉など、どれもが楽しかったです」と見るもの全てが新鮮だったと語り、「頼んでいないのに、すごい量のご飯をサービスしていただいたり、人の優しさをとても感じられた旅でした。初めての海外が台湾で良かったと思っています。また、初めての写真集で初めて海外に行けるということのありがたさをすごく感じましたね」と忘れられない旅になったことを明かした。

 台湾では、現地での食事もとても口に合ったそうで、中でも、夜市で食べたチャーハンや小籠包のほか、マンゴーやかき氷、イチゴ飴などの甘いものが特にお気に入りだったとのこと。「3泊4日の撮影の中で、13パターンの衣装を着るというスケジュールだったのでバタバタしてはいたのですが、バタバタの中で食べるご飯は本当においしかったです」と撮影を振り返った。

 お気に入りのカットには、白いワンピース姿で海の中で泥だらけになりながら、何かを訴えるように視線を向ける1枚をセレクト。撮影の際には、カメラマンから、波に飲まれながらもカメラのレンズから決して目を離さないでという指示があったそうで、髪がぐちゃぐちゃになろうが、顔が泥まみれになろうが気にせず撮影に挑んだとのことだ。選んだ理由について「この写真が実質、撮影でのラストシーン、ラストカットだったんですけれど、海の中で波もすごく、過酷な撮影だったのを覚えています。泥まみれになって、キメようとしていない、作ろうとしていない自分が映っていてとても好きです。このシーンのカットは、夕日がほとんど沈んだ時間の一瞬を捉えているので、そういう意味でも、奇跡の1枚になったなと思います」と明かした。

 タイトルには、フィルムに写した像などを1枚ずつ強い光で照らし映写幕へ映して見せるものを指す「幻灯(げんとう)」という言葉が付けられた。「マネージャーの方と撮影のテーマを考えていた時に、“幻”という言葉が出た瞬間に2人で『これだ!』と思いました。そこに編集スタッフの方が、名前でもある“あかり”と言う意味もある“灯”をつけてくれました」と経緯を説明した。

 タイトルにちなみ、昨今、女優として数多くの作品に出演し、多忙を極める髙石にとって、文字通り今回が一度きりの“幻”の写真集になってしまうのではと突っ込まれると「また、別の機会があれば、2作目、3作目と作っていければいいなと思っています!これを最後にはしたくないですね。でもそのためにもまずは、この写真集を多くの方に手にとっていただくところからがスタートですね!」とほほえんだ。

 写真集を発売して、身近な人などから感想はありましたかという質問には、「地元の宮崎にいる父に送ったんですけれど、大喜びで…。すごいうれしかったですね」と回答。また、仲の良い友人たちからも連絡があったそうで、「送ろうと思っていたら、サイン入りの写真集をみんな買ってくれたみたいで、私のサインの写真が送られてきました(笑)。ありがた いなと思いましたね」と周囲の反応に頬を緩ませた。

 最後に「昨年は種をたくさんまいた年で、今年は、芽吹き、花を咲かせたい」とした、年始のインタビューでの髙石の発言を引き合いに、季節としても春が近づいているが、芽吹く予感や、実感はあるかと聞かれると「私の中では、写真集も芽吹いたことの1つだと思っています。皆さんに届けることができて、今、本当にうれしいです。あとは、今年はファンの方、応援してくださる方に、(ほかにも)うれしい報告ができる1年になるんじゃないかなと思っています!」と意気込み、会見を締め括った。

(よろず~ニュース編集部)

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