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前山貴弘・弥生社長「会計を軸にしながら、AIとクラウドを活用して顧客の課題を解決していきたい」

財界オンライン / 2024年3月22日 18時0分

前山貴弘・弥生社長

中堅・中小企業に「コンサルティング」を

 世の中の「クラウド化」が進展する中、会計ソフトの世界でもニーズが高まっていますが、我々のお客様である中堅・中小企業の領域では、会計事務所さん自体の業務見直しが伴うこともあり、まだまだこれからというように感じます。

【写真で見る】前山貴弘・弥生社長の経営に密着!

 ただ、いずれにせよ流れは来ています。当社も2023年10月にクラウドサービスの新ブランド「弥生 Next」を発表しましたが、想定以上のお問い合わせをいただいています。

「弥生 Next」が目指すものは大きく2つです。1つは、業務アプリケーションに求められる業務効率化です。そして、これまで当社のアプリケーションは、お客様が必要とする業務で個別に利用してもらっていましたが、お客様からのニーズを受けて、業務間のシームレスな連携によるさらなる効率化を目指しています。

 もう1つは業績向上に対するサポートです。集めた情報、整理した数字を分析し、理解することが会計の本質だと思いますが、テクノロジーの進化で、そのサポートをすることが可能になりました。

 よりコンサルティング要素を強めた形です。当社がこれまでお預かりしてきたビッグデータを分析し、そこから得られた示唆を中堅・中小企業のお客様に「武器」として提供し、ご活用いただこうと考えています。我々が提供したデータを活用していただくにあたっては数字、経営管理の専門家である会計事務所さんにサポートしていただきます。

 我々のソリューションと、会計事務所さんのネットワークの合わせ技で中堅・中小企業の皆様に価値を感じていただけるサービスになると思っています。

 最近当社は「AIとクラウドの会社になる」と言っています。これまで我々は「会計ソフトの弥生」いうイメージで見ていただくことが多かったわけですが、その枠から一歩外に出ようとしています。会計ソフトの視点では業務の効率化にフォーカスされますが、我々がやりたい仕事は、それだけではありません。

 ビッグデータを活用し、クラウドで情報の接続性を高め、お客様への価値提供を「リデザイン」したいと考えているのです。


社内に向けては「変革の時」と訴え

 22年には大株主が米投資ファンドのKKRに変わりました。彼らからはグローバルの視点から、他国での投資先のよかった事例、難しかった事例などを共有してもらっていることを含め、多くの面でサポートを受けております。

 私は弥生に2度入社しています。最初の時には公認会計士の視点を持ちながら、事業会社で仕事をする面白さを感じていました。2度目の時には、外から見ていて会計ソフト、業務ソリューションの発展に向けて、もっとできることがあるのではないか? と考えていた時に機会をいただきました。

 今、社内には「変革の時だ」と訴えています。これまで弥生が培ってきた大切な部分はありますが、それを「健全に壊していこう」と話しているのです。そのためには我々経営陣、社員1人ひとりが意識を変えていかなくてはなりませんから、常にそれを頭に置いた発信をしていきたいと考えています。

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