つらい花粉症の症状を和らげる対策法と便利グッズ
2019年2月26日公開
スギやヒノキの花粉が舞い始めたかと思っていたら早くも飛散ピークの時期に入り、花粉症の人たちには悩ましいシーズンとなってきています。そこで、花粉症のつらい症状を緩和する対策法や話題のグッズをまとめてみました。
2019年の花粉はどうなる?
2019年春の花粉飛散予測
例年より多めの予想
2月14日に日本気象協会が発表した花粉飛散予測の第4報によると…
2019年春の花粉飛散量は、例年比でみると、東北から近畿でやや多い地方が多く、中国地方では多い見込みです。四国は例年並みで、九州は例年並みか多めとなりそうです。北海道は例年を下回るでしょう。一方で、前シーズンと比較すると、北海道から関東甲信、東海にかけては少ない傾向ですが、北陸では多いか、やや多い見込みです。
スギ・ヒノキ花粉の飛散ピークは?
スギ花粉は西・東日本で2月下旬~3月中旬
続いては飛散のピークについて、2月20日配信のウェザーニュースの記事によると…
スギ花粉の飛散ピークは、西・東日本の広範囲で3月中旬まで、東北では3月中旬〜4月上旬の予想です。
3月が終わりに近づくとスギ花粉のピークは越え、代わって西日本からヒノキ花粉が増えていきます。
太平洋側のエリアでは概ね3月下旬〜4月上旬、日本海側のエリアでは4月上旬〜中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想です。
そもそも花粉症ってどういうもの?
花粉を体外に排除するためのアレルギー反応
花粉症は、スギ、ヒノキ、ブタクサなどの花粉を異物として体が感知し、これらが『アレルゲン』だと認識すると、体外に排除するためにアレルギー反応が起こり、鼻水や鼻づまり、くしゃみといった症状が現れます。また、ホコリやダニ、カビなどによっても、同様の反応が起こることがあります。
これは花粉が飛散する季節に限って起こるため、『季節性アレルギー性鼻炎』と呼びます。一方、季節に関係なく一年中発症するものを『通年性アレルギー性鼻炎』と呼んでいます。
花粉症で悩ましい症状は?
トップ3は「鼻水」「目のかゆみ」「くしゃみ」
昨年の調査ですが、マーケティングリサーチ会社のアスマークが行ったアンケートによると、花粉症で悩まされている症状のトップ3は「鼻水」「目のかゆみ」「くしゃみ」となっています。
鼻水 89.0%
目のかゆみ 81.9%
くしゃみ 81.6%
鼻づまり 60.3%
のどのかゆみ、イガイガ 31.1%
⇒花粉症の代表的な症状とされる「目のかゆみ」「くしゃみ」「鼻水」を感じている人が全体で8割を超えた。「肌のかゆみ」や「肌荒れ」など肌に関する症状は男性より女性の方が悩んでいる人が多い傾向があった。
花粉症がつらい時間帯は?
朝の起床時や通勤時と昼過ぎ
こちらはウェザーニュースが2015年に行った調査。
花粉症がつらいと感じる時間を調査するため、ウェザーニュース会員(花粉症の方のみ)に「花粉症がつらい時間帯はいつですか?」と質問をしました。
その結果、朝7時がつらいと感じる方が最も多いことが判明しました。次いで、6時や14時につらいと感じている方が多い結果に。
寄せられたコメントから、朝のピークは起床時や通勤時、昼過ぎのピークは昼食のために外出して戻ってきた後と言えそうです。
花粉症のストレスを増加させる「モーニングアタック」
上の調査結果にもあるように、起床時には花粉症の症状が通常よりもつらくなることがあり、これは「モーニングアタック」と呼ばれています。
朝おきたときに自律神経のバランスが崩れることで鼻づまりやくしゃみ、鼻水といった症状がおこることがあり、これをモーニングアタックといいます。アレルギー性鼻炎などがもともとあるような場合は、このモーニングアタックのリスクが高まるといわれます。
内服薬の副作用もつらい
仕事に支障をきたすほど副作用に悩む人も
美容と健康に関する事業を展開する萬祥が今年行った調査によると、花粉症の症状だけでなく、薬の副作用にも悩んでいる人が多くいることも明らかになりました。
Q.薬の副作用により仕事に支障をきたした経験はありますか? | |
---|---|
はい | 49.5% |
いいえ | 50.5% |
Q.副作用を教えてください | |
---|---|
眠気 | 67.5% |
喉の渇き | 16.3% |
倦怠感 | 10.1% |
女性向けウェブ掲示板「ガールズちゃんねる」に19年1月17日に立てられた「花粉症が始まった人、そろそろ始まる人」というトピックには症状が多数報告されているが、薬を服用していると思われるユーザーからは
「すごい効くのって、眠くなるし口カラカラになるよね」
「子供も花粉症始まると症状と薬のせいでぼーっとしてて困る」
「眠くなって仕事に集中出来ない」
といった書き込みが見られる。
花粉の影響で肌荒れの症状も
肌に赤みやかゆみの症状が出る「花粉皮膚炎」
花粉の影響を受けて起きる顔のかゆみ、赤み、はれ、皮剥けといった肌トラブルは「花粉皮膚炎」と呼ばれています。
症状の現れる方がもっとも多いのは、2~4月のスギ花粉の飛散量が多い時期です。
この時期ほどではありませんが、9月ころはブタクサ花粉によって花粉皮膚炎を発症する方も多くいます。
「花粉皮膚炎」を発症する人は女性に多く、男性の10倍以上ともいわれています。
花粉症や花粉皮膚炎の症状を和らげる対策
通常のマスクやメガネでも花粉は半分以下に
花粉症は花粉の性質を理解し、きちんとした対策をすることが重要です。例えばマスクや眼鏡は症状を大きく軽減する効果があります。通常のマスクやメガネでも花粉の量は半分以下になるといわれており、花粉症用のマスクやメガネを使用すればさらに効果が期待できます。
花粉は20μmから50μmほどの大きさのものが多く、最も多いスギ花粉は約30μmです。そのため目の粗いガーゼマスクでも防ぐことができますが、ガーゼマスクではウィルスや細菌は通してしまうので、不織物マスクを使用したほうがより効果があります。また、室内に持ち込まれる花粉を防ぐには空気洗浄機も有効で、玄関などの花粉侵入経路に置いておくことで、外から入ってくる花粉を軽減します。
医師がすすめる花粉症の対策
「マスク」が一番
医師の転職などサポートする「医師のとも」が今月、医師427人を対象に行ったアンケート調査「花粉症の方におススメする対策・市販薬・食べ物・飲み物」によると…
最も多くの票数を集めたのは、「マスク」で227票、全体の21.5%を占めました。
「マスク」は金額的負担が少ない割に、花粉が体内に侵入することを防ぐ、保湿効果があるなど
メリットも多く、最も有効な花粉症予防・対策であるといえます。
インナーマスク使用で花粉除去率が99%超に
市販のマスクの内側に装てん
大幅に花粉をカットできるマスクもありますが、環境省では、さらにマスクの花粉カット率を上げる「インナーマスク」を薦めています。花粉カット率はなんと99%!
インナーマスクとは、市販のマスクの内側に装てんする、ガーゼとコットンで作られたものです。インナーマスクをすると「市販のどんなタイプのマスクでも99%以上の花粉除去率を示します」(環境省「花粉症環境保健マニュアル2014」)
インナーマスクの作り方と使い方
(1)ガーゼを縦横10cm程度に切り、2枚用意
(2)化粧用のコットンを丸めて、1枚のガーゼでくるむ(インナーマスク)
(3)市販の不織布のマスクにもう1枚のガーゼを4つ折りにしてあてる
(4)鼻の下にガーゼでくるんだコットン(インナーマスク)を置く
(5)3のガーゼをあてたマスクを装着する
(6)息が苦しい場合にはコットンの厚さを半分にする
マスク着用でメガネが曇る問題の解決法
災害時、埃等防止のためマスクが必須となります。眼鏡の方は、「マスクをすると、自分の息で目の前が真っ白!」の経験ありませんか?解決方法は、マスクの上部を内側に折る、若しくは、マスクの内側にティッシュを添えるだけです。花粉症の季節や風邪の時にも使えますので、一度お試し下さい。 pic.twitter.com/M7pM9WL4Wp
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年10月25日
警視庁が裏技を紹介
マスクを付けてメガネをかけると「息でメガネが曇ってしまう」という問題点もあります。そんな時に試したい、簡単にマスクの曇りを軽減できる裏技を警視庁警備部災害対策課公式ツイッターが紹介してます。
このツイートが投稿されると、早速やってみた人も。「マスクの上折り返してみました。全く曇らないわけではないが、しないのとは全然違います」「内側に折ってみたところ、完全に曇らなくなりました!」と言った反応が。
鼻の奥にある粘膜(上咽頭)のセルフケア
季節性のアレルギー性鼻炎はおもに花粉症のことで、スギやヒノキ花粉以外にもさまざまな花粉が原因してきます。検査で何に対してアレルギー症状を起こすのかをつきとめた治療を行うのが第一ですが、上咽頭のケアを同時にしていくことで、アレルギー反応を弱めたり、アレルギー反応そのものが起こりにくくなることもあります
「鼻呼吸」で花粉などの侵入をブロック
「鼻呼吸では、鼻毛や鼻腔の粘膜が、不衛生な外気やウイルス、細菌、花粉、ほこり、PM2.5といった異物の侵入をブロックしてくれます。また、冷たく乾いた外気を、適度に温めたり、湿らせてくれたりもするのです」
次に扁桃が異物をブロック、さらに、線毛(※気道や肺にある毛のようになっている組織)が異物をキャッチと、フィルター機能が何重にも働いている。
「しかし口で呼吸をすると、まず鼻で異物をブロックすることができなくなりますし、乾燥のために線毛の働きが弱くなります。フィルター機能が十分に働かないために、異物を体内に取り入れてしまうことになるのです。その結果、花粉症やアレルギー性鼻炎や、ほかのさまざまな疾患を引き起こしてしまいます」
耳鼻科の治療法のひとつ「鼻うがい」
「鼻の穴から専用の洗浄液や生理食塩水を注入して、鼻の奥に付着している花粉やほこり、ウイルス、雑菌などを洗い流す方法です。『鼻洗浄』とも呼びます。耳鼻科では、以前から鼻炎や慢性副鼻腔(びくう)炎(ちくのう症)の患者さんに治療として行っています。鼻の粘膜の機能を回復することができます」
「人間の体液と同じ浸透圧の0.9%の生理食塩水や市販の洗浄液を用いるとよいでしょう。0.9%がどのぐらいなのか見当がつかないのであれば、鼻うがい用の器具と洗浄液がセットになっている市販品で、すぐに始められます。もちろん、自宅で食塩水を作り、自家製で行うこともできます。体温と同じくらいの温度に温めるのも刺激を減らすコツです」
湯たんぽを首の後ろにあてて仰向けに眠る
首は体温を守るうえで重要なポイントです。特に首の後ろを温めると、のど周辺の血流が整い、上咽頭のうっ血が解消します。家庭で使っている湯たんぽ(ゴム素材のもの)をタオルなどで包んで、首の後ろに当てて仰向けに寝るだけです。5分ほどで鼻通りが解消され、リラックス効果も得られます。また、首は日頃から冷やさないことが大切です。
「花粉皮膚炎」のセルフケア
花粉の時期の肌荒れを緩和するためには、花粉が飛び始める前からポイントをおさえたセルフケアを行うことが欠かせません。セルフケアの主なポイントは、以下の3つです。
・肌にやさしい洗顔
・保湿ケア
・外出時の花粉ケア
ここまでセルフケアの3つのポイントを紹介してきましたが、どうしてもセルフケアによる対処には限界があります。
セルフケアのみで改善が難しい場合は皮膚科を受診して相談してください。
かゆみや湿疹を放置したり、何度もかきむしったりすることで、後々シミや色素沈着に繋がることもあります。
車の運転時に有効な花粉症対策
「ハクション!」 その一瞬で、クルマは結構進んでいる!
— 乗りものニュース (@TrafficNewsJp) 2019年2月22日
【くしゃみで死亡事故も 花粉の季節、運転中どう対策? 窓を閉めただけでは不十分】https://t.co/MlpflwOd5B
花粉症による交通事故も
時速60キロで車を運転中にくしゃみをした場合、まぶたを閉じる時間はわずか0.5秒でも、その間に距離は約8メートルも進み、花粉症の症状が交通事故を引き起こす可能性があるとして一般社団法人・日本自動車連盟(JAF)千葉支部も、注意喚起をしています。また、2017年愛媛県今治市では花粉症による連続したくしゃみなどが原因で対向車線にはみ出したことによる、衝突死傷事故も起きています。
対策は「花粉をなるべく車内に持ち込まない」
ドイツに本社を置く自動車部品メーカーのボッシュによると、花粉症による事故を防ぐためは、花粉をなるべく車内に持ち込まないことが重要だといいます。衣類に付着した花粉を乗車前にはたき落とすほか、ダッシュボードなども静電気で花粉やほこりが付着しやすく、それらを水拭きするのも有効とのこと。また、走行中はエアコンを内気循環モードで作動させ、外の空気を遮断するのがよいといい、車内の空気を守るエアコンフィルターの交換をすすめています。
掃除をする際の花粉症対策
重点ポイントは「窓から1m以内」
ダスキン調べによると、換気や通風の為に10cmほど窓を開けた時に、室内に入り込む花粉は、窓から1m以内に集中していたことがわかりました。
つまり花粉の時期、掃除を注力したいのは、下図の赤斜線の重点エリア。
掃除のタイミングは、花粉やハウスダストが舞い上がっていない起床時や帰宅時がベスト。掃除の順番は、上から下にが鉄則なので、まずはホコリがたまっているところから始めます。
水拭きの前にモップがけを
意外とやりがちなのは、花粉を一掃しようと拭き掃除をすぐにしてしまうこと。雑巾の水拭きは、花粉やハウスダストには有効だとされていますが、実際には拭き残してしまうことが多いといいます。まずはモップなどで花粉を取り除いてから、水拭きをするのがおすすめです。
窓まわりを重点的に、そして花粉を舞い上げないように適切な道具を使うことが、花粉掃除のコツ。
食事による花粉症対策
納豆には「免疫機能を高める効果」と「アレルギー抑制効果」
薬学博士の林京子先生によると…
林先生:「花粉症の症状は身体の免疫バランスの崩れが一つの要因であると考えられています。腸内には全身の70%ほどの免疫機能が備わっているのですが、近年、私が行った研究で、納豆に含まれる「納豆菌」が、腸管免疫を刺激し免疫機能を高めることがわかりました。このことから免疫バランスを正常に整えることが期待されています。」
また、「ナットウキナーゼ」を発見した納豆博士・須見洋行先生によると…
納豆のネバネバに含まれる「レバン」いう物質には、アレルギー抑制効果があり、花粉症、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、結膜炎、じんましんなどの症状を抑えることがわかっています。
ヨーグルトを継続摂取して症状を緩和
腸内環境を整えることは、カラダの免疫力UPにもつながります。春先に気になる花粉症などのアレルギー症状の緩和にもヨーグルトはオススメの食材です。ただし、薬ではありませんので食べた後に即効性は期待できません。毎日継続して食べ、徐々に体質を改善していくことが結果的に免疫力UPやアレルギー症状の予防・改善につながるといえます。
柑橘「じゃばら」が花粉症の症状を改善?
「じゃばら」は、昔から北山村に自生していた自然雑種で、北山村の宝として村外不出で大切に育てられてきた果実です。じゃばらの名前は「邪気を払う」ほど酸っぱいことに由来し、果汁が豊富で種もなく、風味が独特で、地元では縁起物としてお正月の料理などに珍重されてきました。
北山村産のじゃばらについては、2008年に岐阜大学医学部より、じゃばらで花粉症の諸症状(くしゃみ、鼻づまりなど)が改善されたとの学会発表が行われています。じゃばらには他の柑橘に比べフラボノイドの一種である「ナリルチン」という成分が多く含まれており、花粉症への緩和にこの成分が注目されています。
話題の花粉症対策グッズ
花粉症患者が花粉対策に使う費用はどれくらい?
2019年こそ、花粉症に悩まない! 第9回 2019年の花粉対策費用、いくらを予定? - 「1~2万円」という声が約1割 https://t.co/CXDxWz0969
— 【公式】マイナビニュース (@news_mynavi_jp) 2019年2月14日
花粉症対策グッズを紹介する前に、花粉症に苦しむ人たちが今年の対策にどの程度の費用をかける予定なのかを見てみましょう。
マイナビニュースが今年1月、花粉症に悩む会員343名を対象に実施したアンケートでは…
Q.今年、花粉対策としてどれだけのお金をかける予定? | ||
---|---|---|
1位 | 2,000~2,999円 | 19.8% |
2位 | 1,000円未満 | 19.2% |
3位 | 1,000~1,999円 | 18.4% |
4位 | 3,000~3,999円 | 9.0% |
5位 | 4,000~4,999円 | 8.7% |
■2,000円以上3,000円未満
・「市販薬とサプリメントに使いたいです」(41歳男性/教育/専門職関連)
・「医療機関受診料と処方薬購入費」(63歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「マスク、鼻の周りの肌炎症のためのクリーム。塗り薬の補充」(66歳男性/その他/その他・専業主婦等)
■1,000円未満
・「昨年と同じ目薬を購入する」(68歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「マスク100枚」(46歳男性/鉱業・金属製品・鉄鋼/技能工・運輸・設備関連)
・「使い捨てマスクを、いつもよりいいものにしようと思う」(48歳男性/その他/その他・専業主婦等)
3000円未満が全体の6割近くを占める中、「1万円以上2万円未満」という人も8.2%と1割近くいて、空気清浄機の購入や医療費を多めに見積もっている模様です。
花粉症に苦しむ人の多くが対策にはそれほどコストをかけていないという実態がわかったところで、今年の花粉シーズンを乗り切るための対策グッズや家電を紹介していきます!
アラクス「PITTA MASK(ピッタ・マスク)」
顔に密着するのに呼吸がしやすい
花粉対策用のマスクに求める機能、「顔にフィットする(顔に密着する)」「呼吸がしやすい」「花粉を通しにくい素材である」に加え、マスクをしながらおしゃれも楽しみたいというニーズに応えて開発されたのが「PITTA MASK」。
「PITTA MASK」の4つの特徴
●特徴1
新ポリウレタン素材をポーラスフィルター技術によって立体網目構造にすることで、花粉を 99%カット。
●特徴2
顔に密着して花粉が侵入する隙間をつくらないのに通気性は高く、息がしやすい。
●特徴3
花粉だけでなく、気になる紫外線もカット。
●特徴4
3回洗っても花粉 99%カットのフィルター性能は保たれるので、経済的。アロマで香りをつけたりして、楽しく使える。
エステー「MoriLabo(モリラボ) 花粉バリアスティック」
マスクに塗るだけでアレル物質の働きを低減
北海道のトドマツから抽出した香り成分配合の薬剤をマスクの外側に塗るだけで、マスク周りに浮遊する花粉のアレル物質の働きを低減するスティックタイプの花粉対策製品の「MoriLabo(モリラボ) 花粉バリアスティック」
“トドマツの香り成分”を配合したスティック状の薬剤をマスクの外側に塗ることで、マスクまわりに“香りのバリア層”をつくります。このバリア層に入ってきた浮遊するスギ花粉を香りでコーティングすることでガード(※)します。
トドマツオイル原体がスギ花粉をコーティングすることにより、抗原抗体反応の起こりやすさを約10%に低下させるという研究成果が報告されています。
また本品にはトドマツオイル原体が10%配合されており、マスクに塗布して呼気中の花粉をガードすることにより、抗原抗体反応を起こりにくくすることが期待されます。
Zoff「Zoff +PROTECT(ゾフ・プロテクト)」
フードを取り外せる花粉対策メガネ
「Zoff +PROTECT」は、 軽量素材を使用したフレーム本体に磁石を埋め込み、 花粉対策メガネの特徴であるフードを着脱可能な新構造。フレームのフード部分をさっと取り外せば、 普通のメガネに変身する仕様になっている。これなら2本持ち歩いて、外出のたびにつけかえる必要なし!
「AIR VISOR(エアバイザー)」の新モデルも登場
また、1月25日には、花粉対策メガネ「AIR VISOR(エアバイザー)」(3000円/税別)の新モデルも発売になる。2013年の発売以来、着実に需要は伸びているそうで、今回はキッズ用から大人用までの4サイズ全20種のバリエーションでの発売。
JINS「JINS 花粉CUT MOIST(モイスト)」
“保湿機能”が搭載されたメガネ
昨年1月にJINSから発売されたオシャレなアイウエアです。
アイウェアブランドのJINSより、毎年好評を博している花粉対策用アイウエアシリーズ「JINS 花粉CUT(ジンズ カフンカット)」の新モデル「JINS 花粉CUT MOIST(ジンズ カフンカット モイスト)」が登場。
花粉の侵入を最大で98%カット、マスク併用を考慮したくもり止めレンズを搭載し、飛躍的に標準機能が向上しました。「MOIST」ではそこに新たに“保湿機能”が加わりました。
フレームの内側に設けられた専用ポケット内に、吸水性と保水性に優れた特殊ポリウレタン製の高保潤スポンジを搭載。付属のスポイトで水を含ませることによって保湿性がアップ(裸眼時に比べて眼の周りの湿度が約20%向上)し、花粉だけでなく乾燥からも眼を守ります。ポケットは開閉式でスポンジの取り外しが可能となっており、衛生面においても安心です。
今年1月には新モデルが登場。大人用モデルは度付きレンズへの交換が可能になり、子供用はフレーム部分のスリム化と耳にかかるラバー部分を改良してフィットしやすい設計にリニューアルされています。
萬祥「ible Airvida-M1」
ネックレスタイプの空気清浄機
「Airvida-M1」は、ネックレスタイプの、屋外でも使用できる空気清浄機です。「Airvida-M1」はマイナスイオンで空気環境を改善します。空気中に浮遊するほこりや花粉などをマイナスイオンがキャッチして下に落とすため、より良い空気環境での呼吸が可能となるのです。
「Airvida-M1」本体の重量は、なんとわずか20gです。この軽さは1日中身に着ける際に首や肩への負担を最低限に抑え、着けていることを忘れてしまうほどの軽さです。
襟用クリップでの着用も可能となり、場所を選ばずに使用することができます。家やオフィス内はもちろん、通勤通学時のバスや電車内、車の中やレストラン、コンサート会場など多くの方が集まる場所でも空気環境を改善し続けます。
東洋アルミ「アレルブロックフィルター」
通気口や網戸からのアレル物質侵入を防ぐ
■『アレルブロックフィルター』の5つの注目POINT
●POINT1
抗アレル物質加工の厚手フィルターを使用!
キャッチしたアレル物質をコートして不活性化します。厚手フィルターなのでホコリキャッチ率は従来の1.5倍で約60%(JIS試験)、花粉キャッチ率は約70%。
●POINT2
パッと貼るだけ、取付簡単!
しかもピッタリすき間なく貼れてアレル物質の侵入をガードします。
●POINT3
通気口サイズに合わせてカットできるミシン目付き。
●POINT4
フタ付き通気口用は、上から差し込むだけの簡単装着です。
●POINT5
汚れたら浮き出る『交換お知らせサイン付き』!
通気口といっても大きさは違うし、設置場所もいろいろあります。地域によって気になるアレル物質の違いからも、必要となるフィルターは違ってきます。『アレルブロックフィルター』シリーズは、『お部屋の通気口用』と『室外の通気口用』、『PM2.5用』、『フタ付き通気口用』、『網戸用』の全5アイテムが揃っているところも魅力です。
Blueair「Blue Pure 411」
小型なのにパワフル
円筒型フォルムを採用する空気清浄機。小型ながら適用床面積13畳となかなかパワフルだ。ボディーにHEPAフィルターを載せてカラフルなプレフィルター(水洗い可能で繰り返し使用できる)をかぶせ、その上にファンを載せるというシンプルなスタイルになっている。プレフィルターは3色用意しており、別売のプレフィルターを替えることで気分に合わせて色を楽しむといったこともできる。
サンコー「花粉ブロッカー2」
顔全体を包み込んで花粉を鉄壁ガード
本製品は、目や鼻だけでなく、顔全体を包み込むことで花粉を強力にブロックする花粉対策用バイザー。
本体を頭からかぶり、頭部のゴムベルト、首元のヒモを締めて装着。本体のUSBケーブルをパソコンやモバイルバッテリーに接続すれば準備が完了。本体上部にファンと3層のフィルターを搭載し、フィルターを通過したきれいな空気だけを、内部に取り込んで花粉をブロックする。ファンで空気を取り込むことで、蒸れを防ぎ息苦しさも防止する。
Principal「マイドーム」
呼吸で保温・保湿する安眠カバー
マイドームは厚地の不織布でできていて、広げるとテントのような形になります。
これを頭からすっぽりとかぶって眠ることで、自分の吐く息がマイドームの内部を暖め、湿度も保つ為に乾燥を防ぎ、気持ちよく眠りやすくなります。
カーテンの隙間からの光程度でも目に入ると睡眠が浅くなると言われており、アイマスクやマイドームをすると光を遮るので、深い眠りを手に入れやすくなります。
のどの乾燥が気になる方はもちろん、花粉症や喘息などでお悩みの方、のどを使うお仕事をされている方、寝顔を見られずに仮眠をとりたい長距離ドライバーの方、冷えにお困りの方にも頭部を暖めることで全身が暖まりますのでおすすめです。
ティアラ「微電なごみ」
5秒間、鼻にあてるだけで花粉症の症状を和らげる
毎日数回、5秒間ほど鼻にあてて微弱電流を流すことで、花粉症の症状を和らげてくれるという話題のアイテム。とても微弱な電流であるため痛みもないとか。また、ソーラーパネルを内蔵しているので電池交換の必要もなく、「ランニングコスト0円」で半永久的に使えるといいます。
超音波式静音加湿器
軽量で持ち運びOK オフィスや寝室も加湿して症状を緩和
【超音波静音設計】オフィスや寝室の使用でも邪魔にならない静音設計 【シンプルスリムでミニサイズ】軽量で持ち運びが便利!スペースに困らず多方面での活躍間違いなし!
【空焚き防止機能設計】就寝時やお出かけ時に消し忘れがあっても、自動的に電源がオフになるので安心です。
【操作は簡単!!】加湿器をUSBケーブルと繋ぎ、電源スイッチを押すだけ!
【パワフル加湿】乾燥している空気を潤し、風邪やアレルギー、花粉症、インフルエンザなどを緩和してくれます。
【空間に合わせて楽しめる】ご自身のお気に入りのグラスやカップなどでも楽しむことができます。