特集2017年7月28日更新
豪快!高須クリニック・高須克弥院長の“漢”伝説
「YES!高須クリニック」のフレーズで知られる「高須クリニック」の院長、高須克弥氏の言動がネットを中心に話題となっています。そんな高須院長にまつわる数々の豪快エピソードを紹介していきましょう!
高須院長とは?
「高須クリニック」の院長で現在72歳
芸能界・財界・政界に幅広い人脈
高須院長の豪快エピソードを紹介する前に、(もはや知らない人のほうが少ないとは思いますが…)高須院長の簡単なプロフィールを見ておきましょう。
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。
人気漫画家・西原理恵子氏と“事実婚夫婦”
【高須院長と人気漫画家が事実婚を選んだ理由】 再婚同士の熟年夫婦の知られざる固い絆 : https://t.co/Bm76nErrjR #東洋経済オンライン pic.twitter.com/cxpdM1EBqy
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2017年6月18日
高須院長と漫画家の西原理恵子氏は、「入籍しない」と宣言している事実婚カップルとして知られていて、メディアで何度も取り上げられています。
超売れっ子漫画家と、美容整形外科界の風雲児。年の差20歳、ビッグネーム同士のこの夫婦。実は、互いにパートナーに先立たれた、熟年再婚夫婦なのである。
高須院長は、その幅広い人脈や知識、豊富な人生経験をバックボーンに、最近では「高須院長に聞く!」的な記事も多く目にするようになり、芸能界から政治に至るまで時事ネタの“ご意見番”みたいなポジションも確立している気もします。
まずは、そんな高須院長の「お金持ち伝説」を見ていきましょう!
「僕はお金を大事にしない」豪快な金使い&お金持ち伝説
「かごいけさーん!」籠池氏の“白い札束”に対抗
かごいけさーん❗
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年6月23日
札束ってのはこんなですよ(*´∀`)♪なう
pic.twitter.com/OACy7nsLby
高須クリニック院長「高須克弥」さんが本物の札束を披露し話題となっております。しかもその札束、100万どころかその10倍!1000万円ほどあるわけです。これだけあればもはや、誰もが偽物と疑わないレベルです。
この投稿は、学校法人「森友学園」の籠池泰典前理事長が2日前の6月21日に報道陣の前で札束を見せるも、“不自然に白い札束”でネット上で失笑を買ったパフォーマンスに反応したものです。参考動画はこちら。
さらに一億円の札束を披露
そして、翌24日には「反応がない」ということで一億円の札束を披露しています。
一千万円の札束見せたのに
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年6月24日
かごいけさん反応なし
では
壱億円の札束見せるぜ🎵なう pic.twitter.com/OEzsLYjwoh
ヘリコプターをチャーターして「ポケモンGO」に参戦
スマホ3台にポケモンgoをインストールしてモンスターボールとお香を沢山買い込んだ。明日の朝は地獄の黙示録みたくヘリコプターでポケモン狩りする。 https://t.co/lbkLXAF0u3
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年7月23日
西原理恵子もポケモン捕まえてる。うまくいかないみたい(*´∀`)♪なう pic.twitter.com/s6AVGJVlfB
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年7月24日
ポケモンの課金で「ブラックカード」が使用停止に
そして、かっちゃんはポケモンを乱獲するため、新たに『ポケモンGO』専用のスマホを3台購入。それぞれに5千円のアイテム課金した。
「そしたらさ、僕の『ブラックカード』(超金持ちしか持てない、最上級のクレジットカード)が使用停止になってたの。1回5千円は少額すぎたみたいで、審査に【盗難の恐れあり】と判断されて使用停止になっちゃった。だからブラックカードでの課金は注意したほうがいいよ」
「あと数十億円使い切って死ぬ」
「子供たちが争うから」財産は一切残さない
「あと数十億円使い切って死ぬ」と豪語する高須院長。「お金のつかい方」について哲学があるようです。
死んでもあの世へ財産は持っていけないから、生きているうちにつかうと言う高須院長。「お金は血液、循環しないと。貯めても害をなすだけ」と語った。
また、「子供たちが争うから」と子供たちには財産の一切を残さないとし、お金もすべて「医学部の奨学金や学校を作ることにあてたい」と、医療の未来に貢献したい旨を述べた。
「自己投資なんて気負わず、役に立たなくても自分にとって面白いことに使うのが一番幸せ。自分が面白ければ、趣味でも勉強でもなんでもいい。お金を使わないと稼げないよ。宝くじだって買わなきゃ当たらないんだから。お金をただ持っていても、学びたいスキルは身に付かないし、彼女がいてもデートだってできない。お金は循環させて初めて価値を生むんだから」
現在は給料をもらっていない
──院長は現在お給料をもらってないんですよね?
高須:そう。すべて病院に還元しているし、スタッフの給料は目一杯あげてるし、美容整形の手術料も40年間据え置き。超ホワイト企業だよ。清水富美加さんもうちのスタッフだったら、出家しなかったかもね(笑い)。
上の記事のインタビュー内容から考えるに、最近のお金持ち伝説は「今までに一生懸命働いてきた蓄え」を使って生み出されていると思われます。
「すぐやる」決断の早さ&「とことんやる」行動力
リオ五輪サッカー・ナイジェリア代表に39万ドルを支援
本当に気の毒だ。僕がサポーターとして全部金銭的な面倒みるから頑張ってほしい。メダルとったらさらにボーナスだす。僕の申し出は受けとれないシステムなんだろうか?誰か彼らと連絡取れる人はいないか?僕はナイジェリアの不屈の精神が大好きなん https://t.co/SUhH9oIDkX
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月12日
給与未払い問題を解決
大会前から現地入りが遅れるなど、何かとお騒がせのナイジェリアは、給与未払いを理由にサムソン・シアシア監督がデンマーク戦のボイコットを示唆していた。そこに高須クリニックの高須克弥院長が支援を表明。自身のツイッターを通じて、「ナイジェリアの選手たちに僕の思いが伝わった。全て解決。ナイジェリアサッカー協会口座に月曜日にかっちゃん基金から20万ドル振り込むことに決定」と明かしていた。
チームは銅メダル獲得!
ナイジェリアサッカードリームチームの諸君に「イエス高須クリニック❗」ってやらせちゃったぜ(*´∀`)♪ pic.twitter.com/5KwErBW2fB
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月21日
支援金を駐日大使館経由で支払おうとするもうまくいかず、高須院長が直接リオに出向いて約3900万円の小切手を手渡し。3位決定戦も観戦しました。
高須:試合後は、選手みんなに会えたんだよ。いやあ、嬉しかったなあ。監督のシアシアに20万ドルを渡して、キャプテンのミケルに選手全員の銅メダルの報奨金合計19万ドルを直接小切手で手渡した。選手たちにスピーチもさせてもらったんだけど、みんな死闘の後だったから、ちょっと疲れてたかな(笑い)。あとは、選手みんなといっしょに「Yes! 高須クリニック」もやったよ。みんな明るくて、すごくいい青年たちばかりだったなあ。
ナイジェリアチームを支援しようと思ったきっかけ、直接手渡すことになった経緯などについては、こちらのインタビュー記事をご覧ください。
ナイジェリアで国民的英雄になった高須院長
「あのおかげで、ぼくのフォロワーが1日で1万人増えたの。ナイジェリアで国民的英雄になっていて、今、選挙に出たら大統領になれるんだって。だから本当は年明けにナイジェリアに行くつもりだったけれど、治安が悪くて危険だからと周りにとめられて諦めたの」
ナイジェリアとの交流は続いているようです。
ナイジェリア大使大晩餐会なう pic.twitter.com/tHD7Zlwdjj
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年5月26日
熊本地震でヘリを使って支援物資を輸送
ヘリを手配して救助のお手伝いに行こうと準備してたら西原理恵子に「自衛隊や米軍はプロだよ。かっちゃんみたいな素人が来たら足手まといだよ」って諭された。自衛隊と米軍にエールを送る。とりあえず避難している方々に生活必需品を送ろう。なう。 https://t.co/3xYKjh5jhh
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年4月18日
いま熊本の病院から救援物資の要請。「もう水も食糧もあと2日分しかありません」だって。今から買い出しに行く。明日新木場からヘリで運ぶ。ヘリで6時間。佐賀空港に行き佐賀空港を補給基地にして熊本にピストン輸送する。明後日には全て解決🎵🙌🎵 pic.twitter.com/kTpYrsm78n
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年4月18日
高須ヘリ pic.twitter.com/nBdhKRbFZ3
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年4月19日
東日本大震災時の教訓を活かし早めにヘリを調達
「高須院長は東日本大震災の時にもヘリで支援物資を輸送しようとしましたが、ヘリコプターの調達が間に合わず断念。それをとても悔やんでいました。今回はその時の教訓を活かして、かなり早めの段階でヘリコプターを調達。今年2月に大地震の被害に遭った台湾にも、高須院長は1000万円の義援金を送っています。まさに漢の中の漢ですよ」
素早い行動に絶賛の嵐
ツイッターでは、
「高須氏みたいな方がTwitterなどで実況しながら物資とどけると、少し避難所のみんなも元気が出てる気がする」
「またまたかっこえー!!金持ちの金が有効に使われるのが一番だ」
「もうね高須院長がかっこよくてね ヘリ飛ばすのにいくらかかるのか知らないけど、ヘリ飛ばしちゃったり、個人で自衛隊と連携しちゃうとかね、かっこよすぎでしょ」
と、絶賛の嵐。
ピコ太郎をCMに起用
ピコ太郎が高須クリニック新CMに登場!高須院長とピコ太郎が豪華絢爛60人のダンサー達と舞台の上を踊りまくる!? https://t.co/o63ERbrS7I #ピコ太郎 #高須クリニック #Chubbiness pic.twitter.com/c3Ae6pUJ9d
— music.jp (@musicjp_mti) 2017年2月22日
アイデアをもらってすぐに所属事務所の社長に電話
高須氏は1月18日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に電話出演。ピコ太郎をCMに起用することを明かした上で、そのきっかけについてツイッターのフォロワーから「右手にY、左手にTと書いて、“YES高須クリニック”と言いながら踊る」というCMのアイデアをもらったことだったと語った。
そこから高須氏は、すぐにピコ太郎の所属事務所であるavexの社長に電話。そして高須氏のツイッターにピコ太郎から直接メッセージが届いたことで、新CMの出演があっという間に決まってしまったのだという。
「CM好感度」過去最高順位にランクイン
「陳腐」といわれても堂々の13位だぜ。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年6月9日
ばんざーい🙌なう
新垣結衣が魅せる「チキンラーメン」の底力 裁判騒動で高須クリニックCMは過去最高 | メディア業界 - 東洋経済オンライン https://t.co/X2vmj6TidW @Toyokeizaiから
CM総合研究所による2017年5月後期の「作品別CM好感度ランキングTOP30」で、ピコ太郎のCMが過去最高順位にランクイン。
13位には過去最高順位となった高須クリニックがランクイン。
(中略)
そもそも「イエス、高須クリニック」のキーワードがCMに登場するのは、1998年にさかのぼる。
2000年には郷ひろみが出演、以後も「イエス、高須クリニック」のキーワードは使い続けられている
「YES!たかす!」岐阜県郡上市高鷲町とのコラボ動画も
ピコ太郎のCMとは直接関係ありませんが、CMでおなじみのフレーズ「YES!高須クリニック」つながりで、岐阜県郡上市高鷲(たかす)町と高須院長がコラボしたPR動画を紹介しておきます。
「陳腐なCM」発言で民進党議員や蓮舫代表を提訴
ホテルニューオータニに顧問弁護士の伊藤先生に来てもらって作戦会議終了。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年5月18日
明日の朝、民進党大西健介議員と連坊代表を提訴するぞなう。 pic.twitter.com/wrLSpZFyK7
「(美容外科の)CMも陳腐なものが多いんですね。皆さんよくご存じのように、例えば『イエス○○』とクリニック名を連呼するだけのCMとか」
5月17日の衆議院厚生労働委員会における民進党の大西健介青年局長の発言が大きな話題になっています。美容医療の問題点に関する質問の発言に対して、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が裁判を起こしたからです。
「売られたケンカはもちろん買う」
これは明らかに高須クリニックの悪口。「イエス〇〇」というCMで、高須クリニック以外にありえない。
売られたケンカはもちろん買う。しかも、僕は何一つ悪いことをしてないからね。大西議員は誇大広告で釣って高額な美容整形に誘導する悪徳美容外科医を批判してるんだけど、ウチはまったくそんなことはしていない。施術料金だって40年間据え置きなんだから。何一つこちらには落ち度がないのに、こんなにひどいことを言われて泣き寝入りする理由なんてない。
民進党への訴訟に関するコメントが『名誉毀損』騒動に
元宮城県知事 浅野史郎氏が『ミヤネ屋』で名誉毀損発言
『ミヤネ屋』のコメンテーターを務める元宮城県知事の浅野史郎氏が大西健介議員を擁護。高須クリニックが悪徳なのは事実だから名誉毀損にならないという主旨の発言に対して、高須院長は「明確な名誉毀損です」「お詫びがなければ提訴します」とツイートしました。
25日の「ミヤネ屋」では、一連の経緯を伝えた後に浅野氏がコメントを求められ、
「これはね、名誉棄損で訴えたんでしょ?名誉毀損というのは、事実と違うことを摘示して、名誉を棄損するってんだけど、この言ったことは国会で言ったかどうかは別として、普通の平場(ひらば)で言ったとしても、これは、真実を言ったんですよ。だから、もしあるとすれば、『正直者!』と怒るようなもの」
と、大西氏の発言は名誉棄損にあたらないとの考えを示した。これに対して、司会の宮根誠司キャスター(54)が
「例えば、イエス!○○という例えばよくないですよ」
とフォローを試みたが、浅野氏は
「イエス!○○? いや、高須クリニックって言ったって構わないですよ」
と反論。
明確な名誉毀損です。いまミヤネ屋さんに顧問弁護士から警告しました。浅野史郎様から明日中にお詫びがなければ提訴します。 https://t.co/p9ruOGqi6I
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年7月25日
翌日『ミヤネ屋』は謝罪、高須院長は「全部許すぜ」
翌日7月26日の『ミヤネ屋』では、浅野史郎氏本人ではなかったものの、司会の宮根誠司と林マオが謝罪し、高須院長は「全部許すぜ」とツイートしました。
7月26日の「ミヤネ屋」では、司会の林マオアナウンサーが
「コメンテーターの浅野史郎さんが、高須クリニックについて、問題を抱えている美容外科であるかのように受け止められるコメントをいたしました。放送後、浅野さんに発言の真意を聞いたところ、そのような意図はなく、浅野さんが裁判の内容を誤解していたことによるもので、高須院長に対しておわびするとの気持ちを表されました。読売テレビとしましても、高須院長、ならびに視聴者のみなさまに誤解を与える放送を行ったことに対し、おわび申し上げます」
と謝罪コメントを読み上げ、宮根氏も
「大変申し訳ございませんでした。高須院長、これからも仲良くしていただけますでしょうか。是非ともイエス!とおっしゃっていただきたいと思います」
と続いた。
ミヤネ屋謝罪してる。もらい事故なのに謝らせて悪かったね。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年7月26日
全部許すぜ。
なう pic.twitter.com/ZlDQwk4jJT
「アヒル口や涙袋は大キライ!」整形や美に対する信念
豪快なエピソードで世間を驚かし続ける高須院長ですが、本業は美容外科医です。「プチ整形」という言葉の生みの親でもあり、美容整形を世に広めた第一人者ともされているだけに、「整形」や「美」に対するポリシーや信念は強いものがあります。
ここからはそういった高須院長のポリシーや、「整形」に関するエピソードを紹介していきましょう。
「僕ね、今の若い子が好きな整形、大キライ!」
アヒル口、涙袋、みんなキライ。僕の美的感覚とズレている──高須克弥院長インタビュー https://t.co/TYA2Uazsoo #高須克弥
— 文春オンライン[文藝春秋] (@bunshun_online) 2017年4月16日
まずは、本業の話を真面目に聞いた「文春オンライン」のロングインタビュー記事から、印象的な言葉をピックアップして紹介します。
僕ね、今の若い子が好きな整形、大キライ! アヒル口とか涙袋とか、漫画みたいに大きな目とか、みんなキライ。アヒル口で涙袋があったらね、僕、その子を銃で撃ってやりたいくらい(笑)。
「韓国の美の基準は僕が捏造したもの(笑)」
韓国の美の基準は僕が捏造したものですから(笑)。金大中大統領の頃まで、韓国で売られていた美容整形の本は僕が書いたものしかなかったんです。だから韓国の人は「美容整形といえば高須クリニック」って刷り込まれちゃった。
(中略)
よく韓国の美人コンテスト入賞者はみんな同じ顔をしてるって言われるけど、あれはもともと僕のオリジナルなの。
「テクニックは大事じゃない。美的センスが一番大事」
テクニックは大事じゃないの。誰でも訓練すればテクニックは向上するから。でもセンスが悪いやつは救いようがない。
(中略)
手術が上手いかどうかは枝葉の問題。美的センスが一番大事なんだけど、この世界は肝心なそこがイマイチな人が多いんだよね。
院長! 私の顔を歌舞伎町のホストみたいにしてください──高須克弥院長インタビュー https://t.co/34MSZ4d4FE #高須克弥
— 文春オンライン[文藝春秋] (@bunshun_online) 2017年4月18日
「美容整形の値段は僕が決めたようなもの」
僕は自分のクリニックの値段は40年変えてません。そもそも美容整形に定価なんてなかったから、僕が値段を決めたようなものなんだけどね。
「私、失敗しませんから」なんてドクターXみたいな医者はダメ
謙虚に「これは出来るけど、あれは出来ない」って言える医者がいい。
「私、失敗しませんから」なんてドクターXみたいな医者はダメだね。僕は自分を実験台にして、新しく導入する美容整形や若返り手術を試してきたでしょ。僕が美容整形の見本。それを見せて「同じことしましょう」でいいから、一番わかりやすいよ。
美容外科の社会意義…「美容外科は幸福医学」
結局、美容外科の「社会意義」というのは、どこにあるのでしょうか。
高須 美容外科は、幸福医学なんです。治療医学と予防医学の次に来る、+α(プラスアルファ)が欲しい人のための医学です。学校給食は形成外科で、高級レストランが美容外科。なくていいんです、そんなもん。
(中略)
北朝鮮に行って、美容外科クリニック作るっていうやつがいたら、叩き殺してやりますよ。韓国の富裕層を相手にするのだったら、技術協力でもなんでもしてあげるけど。
全文は3つのページにわたるとても長いインタビュー記事で、高須院長の美容整形に対する考えなどがたっぷりと詰まっています。興味が湧いた方はじっくりとお読みください。
「普遍的な美しか提供しない」というポリシー
下の記事にはAbemaTVの番組で語った内容がまとめられています。この中では、アヒル口や涙袋が嫌いな理由を端的にわかりやすい表現で伝えています。
番組に出演した高須氏は、アヒル口や涙袋について「大嫌い!」とバッサリ。たくさんの患者からお願いされるというが、「やーだよ」と断っているという。高須氏に言わせれば「寿司職人がトンカツを作ってと言われるのと同じ」とのこと。
(中略)
アヒル口や涙袋が嫌いな理由について、高須氏は「今の流行だから」とバッサリ。その瞬間の流行に乗って整形した人が、将来どのように言われるかもわかっているとした。
Twitter上の「芸能人画像診断」の裏にある信念
辛口な「顔面診断」が話題に
昨年の夏頃、一般のTwitterユーザーが高須院長のアカウントに対して芸能人の顔写真を送って「顔面診断」を求める投稿や、整形に関する質問などに対して、積極的に返信する姿やそのコメント内容が話題となりました。
「1000年に一度の美少女」橋本環奈に…
@katsuyatakasu
— \ ひがし / (@kousei25211) 2016年8月30日
1000年に一度の美少女を医院長は創れますか? pic.twitter.com/YnwkBUzYtu
1000年に一度の美少女(。-∀-)♪わらわせないでください。 https://t.co/dJCfDfXlmR
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月30日
元乃木坂46の橋本奈々未に…
@katsuyatakasu 先生からみてこの方の改善点を教えてください
— ... (@NoGi_REI) 2016年8月30日
無いですよね? pic.twitter.com/EMJiMD80GX
鼻が曲がって見えます😥 https://t.co/RjhqZxyt0t
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月30日
左側の蒙古ひだが被さりすぎに見えます😥 https://t.co/RjhqZxyt0t
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月30日
BABYMETALに…
@katsuyatakasu おはようございます!先生はBABYMETALの三人を美女だと思いますか? pic.twitter.com/ffsWEEppDM
— アイアン渡辺@巨大キツネ祭り大阪当選! (@watanabekou) 2016年8月30日
特別だとは思いません。普通だと思います。 https://t.co/MlRI1zM0qT
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月30日
高須院長に…
@katsuyatakasu
— ぎんまりねちやんは女の子になりたい (@mochibe_nainai) 2016年8月29日
判定お願いします。 pic.twitter.com/3DlSwnEYgZ
ただの71才のボケ老人にみえます。 https://t.co/iLZ91AQ1kf
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2016年8月29日
「故障や欠陥を指摘しない医者はヤブ医者」
ウィットに富んだ返しもありつつ、辛口なコメントもしている高須院長。その裏には次のような思いがあるようです。
──最近は、芸能人の顔写真を送ってきて「どこを整形しますか?」と質問してくる人が多いですよね。
高須:アイドルとか女優とかの写真だよね。でも、申し訳ないけど、芸能人にそこまで詳しくないから、予備知識もなく本当に写真を見て思ったままを答えてるだけなんだよ。「そのままでもいいけど、ここがちょっと気になるな。整形するんだったらこの部分かな?」って感じでね。
──完全に画像診断ですね。
高須:そう。全部本当に診断。だってさあ、本当のことを言わないお医者さんなんて信用できないでしょ。たとえば、人間ドックの検査結果で何か故障やら欠陥があるっていうのに、それを指摘しない医者は完全にヤブ医者だよね。医者としては完全に失格。真面目な医者ほど、歯に衣着せない意見を言うんだよ。患者さんにゴマをすって、おべっかを使うなんてもってのほか。だから、僕は思ったままを言う。
同様のことは先に紹介した文春オンラインのインタビューでも言及されていて、「悪いところを指摘する」のは信念であることがうかがえます。
医者の使命って、患者の病気を治してあげることだよね。でも患者に「胃の具合が悪いから胃の薬くれ」と言われて、そのまま胃薬を出すような医者はヤブ医者ですよ。なぜ胃の具合が悪いのか、もしかしたら心筋梗塞かもしれないと原因を探る必要があるんです。「お前は胃が悪いって言っているけど、そうじゃなくて肝臓が悪いんだ」ってちゃんと言ってやれる医者じゃないとダメなの。
“妻”を頑なに整形しない理由
整形に対して熱いポリシーを持つ高須院長が、“妻”西原理恵子氏からの「整形して」のお願いを頑なに拒否する理由が深すぎると話題になりました。
高須院長ほどの腕を持つ整形外科医なら、愛する女性をより美しくしてあげることは簡単なはず。しかも高須院長は自身に手術を施し美容整形を試しているのは、有名な話だ。なのになぜ、ここまで頑なに西原の整形だけを嫌がるのか?その理由について、こう語ったという。
《いいですかりえこさん、人は欠損に恋をするんです。黄金率でないもの、弱いもの、足りてないもの、人はそれを見た時、本能で補ってあげようとする。その弱さや未熟さを自分だけが理解していると思う。欠損の理解者になるのです》
「人々を笑顔にする」高須院長の社会貢献活動
最近も鹿児島への出張が話題に
鹿児島きれい❗ pic.twitter.com/5HIJ3PHsIn
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年7月18日
7月18日、鹿児島県へ出掛けている様子を朝からTwitterで逐次報告し、話題となっていました。
高須クリニックの高須克弥院長が、18日朝から頻繁にツイッターを更新している。
どうやら、鹿児島県へ出張へ出掛けている様子。次々に写真付きで投稿される院長のツイートが、ネットで話題となっている。
「高須院長、鹿児島上陸」に地元も湧く
高須クリニック院長鹿児島上陸記念ゲリライベント!本日のみ高須先生のフィギュアをご持参いただきますと好きな花なんでも一本プレゼント致します。完全に自費なので胡蝶蘭(一本1800円)とか言われると困ります(笑)でもあげますw#花のフローラ pic.twitter.com/VFDaPkXtDm
— 与太郎 (@yota60) 2017年7月18日
鹿児島を訪れた目的は…
高須病院では毎年、新入生の優秀な看護学生さんたちに奨学金を出し、卒業まで面倒を見る。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2017年7月17日
今年の学生さんたちと面接するため6時起きして中部国際空港に向かうかつや理事長なう。 pic.twitter.com/RY1yNG3XaD
今回、多忙を極める高須院長が鹿児島を訪れた理由を探ってみると、社会貢献活動であると発覚。高須病院が支援を行なっている学校の奨学生の面接にやってきたのだった。
この高須院長の社会貢献活動に対し、「尊敬します!」「本当に金の使い道を知ってる人」「応援してます!」など、賞賛の声が寄せられていました。
「ぼくが助けたいのは頑張っている人」
毎月数百通もの寄付依頼の手紙が届くという高須院長。援助について次のように語っています。
「ぼくが助けたいのは頑張っている人。時々、かわいそうな動物のために寄付してくださいってお願いがくるけど、それはまったく興味がない。ペットも家族だっていうけれど、確かに心情的には家族のようなものかもしれない。けれど、動物を助けてあげようという気にはならない。なんて冷酷なやつだっていわれるけど、人間の方が何倍も大事です。いや、比べようがないですよ、人間と動物と」
ちなみに、今年の秋には「高須平和賞」を創設する予定だそうで、受賞者第1号はチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相で、第2号にはリチャード・ギアがノミネートされているのだとか。
「儲けるよりも喜ばれるほうが嬉しい」
多くの寄付や支援に対し、紺綬褒章や日本赤十字社金色有功章などが授与されているが、そういうところでもお金を例に挙げて魅力的に伝えている。
「1000万円儲けるよりも1000万円を慈善活動に使って喜ばれるほうが嬉しい」
高須院長の豪快な言動の背景には、いじめられていたという幼少時代や医師免許停止&前科一犯の過去、それらを乗り越えてきたからこそ生まれた確固たる信念などが垣間見えます。だからこそ、多くの人たちの心を揺り動かすのでしょうね。
これからも痛快かつスケールの大きい言動で世間を賑わせてくれることを期待していますよ、高須院長!