キャンプやBBQなどを快適にするアウトドアグッズ

2019年5月21日公開

ゴールデンウィークは過ぎましたが、これから夏にかけてはアウトドアに最適とされている時期。すでにアウトドアを楽しんでいる人も「これから」という人も必見な、キャンプやバーベキューなどのシーンで役立つ便利なアウトドアグッズを紹介します。

キャンプグッズ

「SD HD2/HD4」

キャンプ初心者に最適なテント

シエラデザインズより「HALF DOME」シリーズのテントが、2人用の「SD HD2」(2万9000円/税別)、4人用の「SD HD4」(3万9000円/税別)の2タイプで登場。
シエラデザインズが90年代に発売していた「HARF MOON」というテントを新たなデザインと機能性で復活したもので、いずれもカラーはダークシャドーとカプリブリーズの2色展開。「SD HD2」は収納サイズ45cm、重さ3.2kg。「SD HD4」は収納サイズ50cm、重さ4.2kgになります。
シエラのロゴに描かれるヨセミテ国立公園内の山、通称“ハーフドーム”の名を冠したこのテントは、接地面やフライシートに耐水圧1500mmという75デニールのポリエステルを使用しているので、雨の多い日本では頼もしいスペック。このレインフライとのダブルウォール型のため、寒暖差の激しい季節でも結露の心配がありません。

「星空テント」

40秒で設営が完了する「ワンタッチテント」

超簡易型のテントのこちらは、折り畳み傘と似たような要領でカンタンに設営が可能。
完全クローズにする事も可能なので、屋外での更衣室としても使えるんです!
基礎部分だけであれば15秒程度でパッと設営できてしまいます!
フライシートなどをとりつけても40秒ほどで完了してしまうので、目的地に着いたらすぐ遊びたい! というせっかちさんにもオススメです。
テントの生地には星空の絵が描かれており、中から見てみると、太陽の光によって昼間なのに疑似星天体を眺めることができます。

「PATATTO」

最近、巷で話題の折りたたみイス

折りたたみイス「PATATTO」(パタット)です。最近メディアでも紹介されることが増え、知名度の高いアイテム。
知らなければ一見クリアファイル?とも思えそうな姿です。
とってもコンパクトで、軽量。その重量、わずか415g。
なのに、耐荷重100kgというタフさが人気の理由です。
荷物が増えるキャンプ時も、こんなに軽ければまったく邪魔になりませんね。

「Helinox(ヘリノックス) プライアチェア」

アウトドアでもゆっくりくつろげる贅沢なハイバックチェア

「プライアチェア」はコンパクトにたためて、1.67kg(収納袋込みだと1.87kg)。
「いろんなニーズがあるんですが、焚き火などを楽しむ時でもしっかりリラックスしたいという方にオススメですね。
座面が高い『サバンナチェア』というモデルも登場しています」
「プライアチェア」の座面の高さは27cmで、耐荷重も145kg。座面が広々した作りなので、体格のいい方でも心配なしです。
蒸れを防ぐために、座面の腰の部分とサイドの一部はメッシュになってますよ。
「座面の端にある小さな穴は、雨水などが溜まった時のための水抜きになります」

「リラックスハンモック Koala(コアラ)」

とことんリラックスを追求したハンモック

日本初上陸の「リラックスハンモック Koala(コアラ)」。アウトドアの本場、欧州、北米で絶大な支持を受けるアウトドア専業メーカー Crua (クルア)社の自信作だ。
ハンモックの頭の位置にはふっくら枕を入れられる仕様。本体には、着替えも入れられる大きなポケットから、スマホにちょうどいい小さなポケットまで、内側にも外側にも多数のポケット付き。ビールも入れられる保冷ポケットまで付いており、とことんリラックスを追求している。
ベーシックキットにはほかにも、取り外し可能な虫よけメッシュや、ハンモックの幅を調整できる拡張ポールも付いている。

「ARIZONA(アリゾナ)」

2本の太めのベルトでがしっかりホールド&歩きやすい

『BIRKENSTOCK』を代表するモデルの「ARIZONA(アリゾナ)」。2本の太めのベルトが存在感あるだけでなく、ホールド力もあり、歩きやすさも秀逸です。こちらはそのEVAシリーズの一足。EVA素材は、サンダルのソールに良く使用されるウォッシャブルで軽量な素材です。『BIRKENSTOCK』は、焼却してもダイオキシンなどの有害物質を発生させない環境にやさしいEVA素材を採用しています。

「マルチツールボックス S/M/L」

キャンプ道具をひとまとめにできる大型収納ボックス

アウトドアブランドのFIELDOOR(フィールドア)から登場した「マルチツールボックス/Mサイズ/Lサイズ」(Mサイズ:2808円/L:3564円)は、乱雑になりがちなキャンプギアをまとめてひとつに収納できる大型サイズの収納ボックス。
ペグやハンマー、ガスカートリッジなど、かさばりがちな大物グッズの持ち運びにオススメです。
コンテナのようなデザインの大型ボックスでありながら、内部には取り外しできる仕切り板や便利なメッシュポケットがついているので、荷物に合わせて収納スペースを有効活用できるマルチさが魅力。クッカーやランタンなどはもちろん、食器類などのキッチンウェアの収納にも最適です。
底面の生地は二重に補強されているので、重たいものを入れても安心。使わないときは折り畳んでおけるので、場所を取らずに収納できます。

「キャンピングムーン 焚き火テーブル」

タフなのに扱いやすい…家使いでも重宝するテーブル

キャンプメーカー「キャンピングムーン」から展開されている、「焚き火テーブル」。
使用時のサイズは、幅55×奥行35×高さ37cmとコンパクトながら、サイドテーブルとしては十分なテーブルスペースを確保しています。
1人用の作業スペースやお気に入りのチェアに腰掛けて、ゆっくりと読書したりするのに重宝するサイズ感!
収納時は、天板に脚を戻すだけ。
そして、専用ケースに入れてしまえば、持ち運びもラクラク~。
取っ手付きでどこでも持っていけそう。
これだけで2.5cmの厚さになってしまうんだから、収納場所を選ばびませんね!

「コールマン アウトドアワゴン」

車からテントまで荷物を一気に運べる

クルマでキャンプ場へ行く時にありがちなのが、駐車場からテントサイトやコテージまでの距離が遠いこと。そんな時は荷物を手に何往復も…。これでは、楽しいキャンプもスタートからげんなりしますし、時間をロスしてしまいます。
そんな時に活躍するのがアウトドアワゴン。大型のタイヤを備えているので、未舗装路でも引っ張れます。代表的なものがコールマンの「アウトドアワゴン」。耐荷重約100kgと余裕あるスペックが頼りになります。

「0510 Tag Light(タグライト)」

意外と明るい! わずか4gのミニライト

“ロングライフデザイン”をコンセプトに掲げるブランドABITAXの人気商品「タグライト」。
これだけでライトなの!? と不安になるくらいコンパクトな作りをしています……。
重量に関しては、約4gという超がつくほどの軽さ。50円玉と同じくらいって信じられますか?
使い方は究極にシンプルで、赤いスイッチをスライドさせるだけで点灯しますよ。
夜、テントの外に出るときにも、これ一個あれば足元が照らせます。
暗い場所で、バックパックの中身を探したりするのにも十分な明るさ。

「洗濯機で洗えるレジャーシート」

布製なのに防水性バツグンのシート

中川政七商店の「洗濯機で洗えるレジャーシート」。
実はこちら、よくあるビニールではなく布製のシートなんです。
裏面のフィルムは介護用の防水シーツにも使われている素材で作られているとのことで、頼もしいかぎり。
実際雨上がりの芝生の上に敷いても、しっかり防水してくれましたよ。
見た目ではあまり違いがわかりませんが、裏面を触ってみると少しツルツル感があります。
このマットな防水加工のおかげで、ビニールのようにガサガサ音がしないので快適ですよ。

「ダウンハガー800シリーズ」

体にフィットして熱を逃さない寝袋

モンベル
「ダウンハガー 800シリーズ」(2万4840円~6万9120円)
夏山から3000m級の冬山で使用可能なものまで、幅広くラインナップ。いずれも超軽量・コンパクト設計。独自のストレッチシステムで、体にフィットしつつも動きを妨げず、軽くて暖かいダウンと共に快適な眠りをサポートしてくれる。
ストレッチ性が高く、寝袋の中で体を動かしたり寝返りを打っても、体に負荷がかかりづらく、疲れません。足元のダウンが20%アップされたウィメンズモデルも用意されるなど、目的別にラインナップが豊富に揃っているのも嬉しい点です

「ProLite(プロライト)」

コンパクトで軽量 寝心地も良いマットレス

サーマレスト
「ProLite」(1万5660円)
レギュラーマットの大きさは幅51×長さ183㎝だが、収納時は直径10×長さ28㎝と、驚くほどコンパクト。重量も500gを超えず携帯に便利。バルブを開くだけでエアーが入る自動膨張式を採用する。
一般的なウレタンマットよりも、コンパクトで軽量、寝心地も良いです。広げれば自然と空気が入って、膨らみます。エアータイプだと穴が空いたら、ぺしゃんこですが、こちらはパンクしても最低限のクッション性は保てます

「メスティン TR-210」

アルミ製飯ごうの名作

80年代にはもうすでに定番だったアルミ飯ごうの名作、メスティン。
今ではそのクラシックで無骨な佇まいから、ブームによる品薄状態が続いているほど!
釜めしの素を入れ、固形燃料と組み合わせて10分すれば……
ホックホクの鳥釜めしの出来上がり!

「アミカス SOD-320」

トータルバランスに優れたコンパクトストーブ

「アミカス(AMICUS)」という名前はラテン語で「友達、朋友」という意味。
アウトドアや冒険を始める人の苦楽を共にする友に、このストーブを選んでね! という思いを込めてつけられました。
アミカスは点火スイッチ付きなので、ライターなどは必要ありません。
赤いスイッチを押し込むと、カチッと火がついてくれます。
お湯を沸かしてみたところ、フルパワーで3分ちょっとで沸騰します!
季節や風の強さで変わりますが、このサイズでこのパワーは驚きです!

BBQ(バーベキュー)グッズ

「ユニセラ TG-III」

A4サイズに収納できる耐久性に優れた卓上バーベキューグリル

紹介するアイテムは、『ユニフレーム UNIFLAME ユニセラTG-III 615010 』(税込10,800円) バーベキュー コンロ グリルです。※以下ユニセラ
本体にステンレスとセラミックを使用したのが特徴で、耐久性に優れた国産の卓上バーベキューグリルです。さらにはA4サイズに収納でき、コンパクトに持ち運び可能。
ユニセラはセラミック素材とV字形状により遠赤外線効果が発生し、食材を勝手にふっくらと焼いてくれます。

「BBQ Toolbox」

面倒な組み立て不要 カパッと開けばBBQ

イギリスの雑貨ブランド“SUCK UK(サック ユーケー)”のソロキャンプ専用BBQグリル「SUCK UK BBQ TOOLBOX(サック ユーケー BBQツールボックス)」(1万円/税別)。
大きさは約40cmほどで、開閉機構はツールボックスそのまんま。重さは約3.6kg。使用時にはスタンドにもなるハンドル付きで、持ち運びも簡単です。
内部の収納スペースにあらかじめフォークやトング、調味料などを入れておけば、あとは焼く食材を用意するだけでBBQができちゃいます。しかもこれ、底面に空気穴があるので火力調節も思いのまま。
上部スペースの片側は、ウォーミングラックとして使用可能で、焼き終えた食材を置いておいたり、パンを温めておいたりと活躍してくれます。また網と燃料ボックスは取り外しができるので、使用後は丸洗いもOK。

「すごいよカオルさん」

コンロに乗せればピザも焼けるし燻製もできる

DODの「すごいよカオルさん」は、パッと見は燻製器ですが、燻製以外にも使えちゃうんです。中でもオススメは、コンロの火を利用してオーブンにしちゃう使い方。そこまで大きいモノは無理なんですが、ミニサイズのピザなら焼けちゃいます。ちなみに火起こし器としても使えるので、まずはコンロで使う炭の火起こしをして、中を洗ったら次はピザを焼いて、最後は燻製を作っておつまみに。

「ストームプルーフ スィートファイヤーストライカブル ファイヤースターター」

風と濡れに強いエコな着火材

どんな悪天でも火を着けられるという着火剤「ファイヤースターター」を4種紹介しよう。いずれもサトウキビの絞りカスであるバガスを原料としているので、エコだ!
「ストームプルーフ スィートファイヤーストライカブル ファイヤースターター」(1800円/税抜)は、風と濡れに強く、いかなる状況でも優れた焚き付けとして活躍してくれる。サイズは115×65×30mm。20本入りで、1本で7分ほど燃焼する。

「KING Tongs(キングトング)」

独特のデザインでつかんだモノを離さないトング

今や100円ショップでも手に入るトングですが、一度使うと手放せないと焚き火好きを魅了するトングがあります。その名も「キングトング」!
「キングトング」を使ってみるとわかるのですが、先端がしっかり合わさって、無駄な力を入れなくても炭も薪もガチッとつかめます。これがとっても気持ちがいい!
通常のトングは先端を閉じたときの接点はごくわずか。細い小枝を拾いにくいし、トングが横にずれてしまうとバランスが崩れ、せっかくつかんだ薪や炭を落としてしまいます。
一方、キングトングはそもそも横ずれしづらい構造なんですが、万が一、横にずれても隙間は生まれません。

「ホットサンドイッチクッカー」

取り外し可能で片付けがラク!

パンを挟んで焼くだけで簡単にホットサンドが作れるという定番アイテムですが、コールマンのコイツのすごいところは……
バラバラに取り外しができちゃう!
たったこれだけで、意外と面倒な後片付けや持ち運びを楽チンにしてくれるのだとか。
内部がノンスティック加工になっているので、食材がこびりつかないそうです。
中にはランタンの刻印がついていて、ちゃんと焼けてるかどうかチェックもできるのだとか!

オートキャンプ・そのほかのアウトドアグッズ

「PowerArQ(パワーアーク)」

600Whの大容量 災害時にも便利なポータブル電源

持ち運べる電源として主流なのは発電機だが、発電機と違ってポータブル電源は軽量かつ高出力なリチウムイオン電池を使用しているので燃料が要らないのがポイント。また、作動中の騒音がないのも特徴だ。
このパワーアークは、旧モデルが400Whだったが、モデルチェンジにより600Whの大容量となり、より魅力がアップ。ボディにはLG製リチウムイオン電池と精密機器の使用にも対応する正弦波インバーターを内蔵し、AC電源は定格出力300Wとなっている。
例えば消費電力50Wのテレビであれば約6時間の連続視聴ができるし、ノートPCなら約23回ものフル充電が行える。出力についてもACをはじめ、USBやDCにも対応。スマホを充電しながら、ポータブル冷蔵庫を使うことだって可能なのだ。

「Poweradd ミニ冷温庫」

季節を問わず保温保冷に対応

Poweraddのミニ冷温庫は、一見すると普通のクーラーバッグ。
でも、保冷温度は環境温度以下約15度、保温温度は約50度をスイッチ1つで操作できる優秀アイテムなんです!
DC電源コードとAC電源コードがあるので、旅先のホテルや車内でも使用することができます。
スイッチを押すだけでひんやり冷やしたり、ポカポカに温めてくれるのは、頼もしすぎる!
重さは191gで、容量は7Lまで。また、ショルダーストラップがついているので、持ち運びも簡単です。

「ロールティッシュケース(テント)」

リアルなテント型のティッシュケース

テントの入り口に見立てた前方のチャックを開けて、ティッシュペーパーをイン。
芯を抜いたトイレットペーパーの中心から、くるくるとティッシュを引き出して使うという仕組みになっています。
カラビナが付属しているので、高いところに掛けて使えるのが便利!
だけど、高いところに吊るすとペーパーがとりだしづらい……
と思いきや、テッシュの出口は頭とお尻の2か所にあるので、置く場所によって取り出し口を変えられるんです。
吊るして使って下から出せば、狭いスペースでも邪魔にならないですね。

「Sable エアーソファー」

たった1kgの「人をダメにする」ソファ

重さは、約1kg!
ソファがたった1kgだなんて、夢のような軽さだ~!
空気を入れて膨らませると1畳ほどの大きさに
子どもなら2~3人で横に並んで座っておやつを食べたり、一緒に本や雑誌を読んだりするのにも良いですね。
大人なら縦に一人で座ってゆったりくつろげます。身体を包み込むような座り心地はまるでハンモックのよう……!
しかも、中央の溝部分に体がスッポリはまってフィットするのでなかなか抜け出せない……そう、「人をダメにする」ってやつです。

「ルナテック アクアボット」

水分補給、冷却、クリーニング…加圧可能な多機能「水筒」

暑い夏は首や顔にたっぷりミストを浴びたいし、泥で汚れたビーサンや釣り道具を洗うときには、バケツにためた水よりちょっと水圧をかけてしっかり洗いたい!
そんな「なくてもガマンできるけれど、一度使うと手放せない」のが、ルナテックのハイプレッシャーウォーターボトル「アクアボット」です。
使い方は簡単です。ヘッドを取り外し、ボトルに水を詰めます。ヘッドにポンプノブが付いているので、650mlで6回・1000mlで10回ほど奥まで押し込めば準備完了。
ノズルを回転させることで3種類の噴出方法を選べます。
ノズルを締め込むとたっぷりのミストが噴き出します。首筋にかける、ペットのクールダウン、テーブルの拭き掃除なんかに重宝します。観葉植物に葉水をやるのにもいい感じです。
ノズルを1/2回転ほどさせて緩めると、勢いのある1本の水が噴き出します(ストリーム)。ヘルメットをかぶったまま水を飲む、狭い範囲の泥汚れを落とすときに便利な水流です。
ノズルの先端を取り外すと3本の水が飛び出すシャワーになります。食器洗いなど比較的広範囲の汚れを落とすときや、サッと水をかぶりたいときにぴったりですね。

「ART FIRE(アートファイヤー)」

焚き火に投げ入れると炎がレインボーに

「ART FIRE」は、焚き火にパッケージごと投げ入れれば、炎が一瞬で虹色に変化する魔法の粉。理科の授業で習った炎色反応を応用したもの。海外に類似品があるものの、この「ART FIRE」は厳しい化学調査機関や通関検査を正式にクリアし、有害物質を取り除いた日本規格の商品。パッケージと一緒に燃やしても人体に無害とされる物質だけを使っているとのこと。
手のひらサイズという小ささなので、荷物の多いキャンプや野外イベントでも持っていきやすい。ポケットにひとつしのばせておいて、焚き火に投げ入れれば、感嘆の声が上がること間違いなし!