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CHINAPLAS 2024: e-モビリティ業界向けの軽量で安全かつサステナブルなソリューションのモデル、革新的な全固体電池のバッテリーパックを発表

Digital PR Platform / 2024年4月26日 15時0分

材料による軽量化がエネルギー消費量を削減し、航続距離を延長

バッテリーパックの側面冷却プレートと円筒型セルホルダーは、強度対重量比に優れた材料であるUltramid®で作られています。Ultramid®製の側面冷却プレートはアルミニウム製のものよりも55%軽く、革新的な発泡ポリアミドであるUltramid® Expand製の円筒型セルホルダーは従来の材料に比べて25%軽くなっています。軽量化はエネルギー消費量を低減し、航続距離を延ばすことにつながります。

熱マネジメントの強化により、電池の安全性と寿命が向上

バッテリーの熱マネジメントを改善することで、バッテリーの安全性と寿命を効果的に向上させることができます。バッテリーパックの上面カバーはUltramid®製複合材、断熱パッドはElastoflex®にてつくられています。これらを組み合わせることで、高温環境下でのバッテリーの安全な運用が実現します。Ultramid®製側面冷却プレートは、効果的に熱を伝導し、電気を絶縁するため、アルミニウム製に比べて電池の温度均一性が向上します。

高強度材料が電池の安全性を確保

車両衝突時にバッテリーパックが容易に破損しないよう、サイドビームの空洞部の充填材にはElastan®を採用し、側面衝突保護性能をさらに高めました。Elastan®ポリウレタンは高い強度を備えており、低密度です。また、軽量でありながら耐衝撃性に優れているため、重量を大幅に増やすことなく安全性を高めることができます。

BASFパフォーマンスマテリアル事業本部 アジア太平洋地域のシニア・バイスプレジデントであるアンディ・ポスルスウェイトは次のように述べています。
「全固体電池は、トラクションバッテリーやエネルギー貯蔵システムのための有望な次世代テクノロジーであり、高エネルギー密度で優れた安全性能を提供します。私たちは、全固体電池のバッテリーパックのための材料を継続的に開発しています。」

顧客のパフォーマンスと生産規模の拡大に応える広範な高性能正極材

BASFは先進的な高性能正極材(CAM)の世界的なリーディングサプライヤーであり、固体バッテリー向けのCAM開発を支援しています。BASFのHED™正極材は副反応を抑制し、優れた界面安定性を実現し、固体電解質との最適な互換性を目指して設計されています。これにより、高い容量、優れたレート性能、そして高いサイクル安定性がもたらされます。また、BASFの正極材は既存の生産ラインとの適合性が高く、商用量の供給に向けて迅速に生産規模を拡大することが可能です。

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