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強制フリーズに、町滅亡も…『ドラクエ』の選択肢に秘められた「恐ろしい罠」

マグミクス / 2023年6月12日 21時25分

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■今でも語り草! 魔王の申し出を受け入れた結果は……?

 大人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズには、ストーリー上で「はい」「いいえ」のどちらかをプレイヤーが選ぶ場面が存在します。大抵の場合は、どちらの選択肢を選んでも展開は変わらないか、どちらかの決まった選択肢を選ばざるをえないループに突入します。

 だからと言って、すべての選択肢を適当に選んでいくと、時には取り返しのつかないケースも。そこで今回は実際『ドラクエ』シリーズにあった、選択肢によって後味の悪い結末を迎えてしまう事例を振り返ります。

 その、もっとも有名な選択肢は、記念すべきシリーズ1作目のファミコン版『ドラゴンクエスト』にありました。同作のラスボスである「りゅうおう」は、主人公に対して「もしわしの味方になれば世界の半分をやろう」と提案してきます。

 そこに至るまでの物語を知らない人からすれば魅力的に思える好条件かもしれませんが、これこそが『ドラクエ』の最大の罠。りゅうおうの味方になる「はい」の選択肢を選ぶと、ゲームのパスワードである「ふっかつのじゅもん」を教えてくれたうえで、ゲームは強制的にフリーズします。

 実質バッドエンドとも言えるこの結末に驚かされますが、さらに酷いのは教えてもらった「ふっかつのじゅもん」を入力したときのこと。本来「ふっかつのじゅもん」は、その時点のレベルや所持品を引き継いで再開できるシステムですが、このときりゅうおうが教えてくれた「ふっかつのじゅもん」で再開すると、所持金やアイテムがゼロの状態でゲームを最初からやり直すはめになります。

 ちなみにリメイク版で「はい」を選ぶと、リムルダールの宿屋で目を覚ますという夢オチに。こちらはレベルやお金、道具などはりゅうおうと出会った時のままなので、かなりマイルドな仕様になっています。

■滅亡する町を救うはずが、まさかのバッドエンドに

PS版よりもプレイしやすさが重視された3DS版『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』(スクウェア・エニックス)

 続いては、『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』に存在する選択肢です。同作は、滅亡した世界の過去へ渡り、破滅の原因を解き明かしながら世界を救うストーリーです。

 主人公たちが立ち寄る「ルーメン」という町で、あるペットを巡る騒動に巻き込まれます。ルーメンの屋敷に住むシーブルという男は、虫型のモンスターを「チビィ」と名づけ、ペットとして可愛がっていました。

 しかし、町中にモンスターがいることを危惧する他の住民たちは、主人公にチビィを退治するよう求めます。このとき退治する「はい」の選択肢を選ぶと、チビィと戦闘に。そして勝利すると、チビィの死を悲しむシーブルを目の当たりにします。

 物語はそれだけで終わらず、突如現れたモンスターの大群によってシーブルの町は滅んでしまうのです。ちなみに「いいえ」を選ぶと、チビィが町を守り、結果的にルーメンの町は救われることになります。

『ドラクエ』シリーズをプレイしていると、何度か見かける「はい」と「いいえ」の選択肢。どちらを選んでも展開が変わらないこともあれば、今回紹介したケースのように、取り返しのつかない事態を招くこともありました。「本当にいいですね?」と念押しされた場合は重要な選択肢の可能性があるので、警戒したほうがよいかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

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