1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

脱「パワポっぽい」 Canvaでオシャレなプレゼンを 第11回 プレゼンタービューとメモの使い方

マイナビニュース / 2024年4月25日 9時0分

各スライドに「メモ」を入力するときは、プレゼンタービューの右下にある「鉛筆」のアイコンをクリックする。

すると、メモ欄が編集可能な状態になり、自由に文字を入力できるようになる。発表時に読み上げる原稿をそのまま記述してもよいし、ポイントや注意点などを箇条書きで記述してもよい。使い方は各自の自由だ。

「メモ」の編集を終えるときは「完了」ボタンをクリックする。すると「メモ欄」が編集不可の状態になり、誤操作によりメモを削除してしまった……などのミスを未然に防げるようになる。

そのほか、「メモ」が読みにくい場合に備えて、文字サイズを変更する、各領域のサイズを変更する、といった操作も可能になっている。

ちなみに、各スライドの「メモ」は「スライドの編集画面」でも入力できるようになっている。この場合は、画面下部にある「メモ」をクリックすればよい。

むしろ、こちらの方法で「メモ」を編集していき、発表時にプレゼンタービューで「メモ」を閲覧する、というのが一般的な使い方になるだろう。「メモ」の編集を終えるときは、画面下部にある「メモ」を再クリックしてOFFにすればよい。
スマートフォンの活用と録画機能

発表時にノートPCを操作できない場合に備えて、各自のスマートフォンでスライド表示を切り替える機能も用意されている。この機能を利用するときは、プレゼンタービューの画面にある以下のアイコンをクリックすればよい。

するとQRコードが表示されるので、これをスマートフォンのカメラで読み込む。続いて、表示されたURLをブラウザで開くと、以下の図のような画面がスマートフォンに表示される。

この画面にある「」をタップして、「スライドショー」の表示を操作することも可能だ。画面下部には「現在のページ番号/総ページ数」も表示されている。

非常にシンプルな画面構成であるが、

・次のスライに進む
・前のスライドに戻る
・マジックショートカットで演出を実行する

といった最低限の操作は行えるようになっている。よって、ノートPCの前に立てない状況でも、スマートフォンを片手に発表を進めていくことが可能だ。これはPowerPointにはない、ユニークな機能といえるだろう。

なお、このリモート操作機能を「スライドショー」の画面から利用したいときは、「…」をクリックして「リモート操作で共有する」を選択すればよい。すると、リモート操作用のURLを示すQRコードを表示できる。

そのほか、「スライドショー」と「マイク入力した音声」を動画として録画する機能も用意されている。この機能を利用したいときは以下の図のように操作し、以降は画面の指示に従って操作を続けていけばよい。

録画した動画は、MP4形式の「動画ファイル」としてダウンロードすることが可能だ。この動画ファイルは、実際の発表時に再生する、YouTubeで動画を配信する、などの用途に活用できるだろう。

このように、スライド作成だけでなく、発表時に必要となる機能も豊富に用意されている。Canvaのプレゼンテーション機能は、デザイン作成のオマケではなく、必要十分な機能が備えられていることを実感できるだろう。
(相澤裕介)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください