CMGが初の「金融街景気指数」発表、回復は順調―中国

「央視財経金融街景気指数」の3月と第1四半期の最新指数が29日、初めて発表されました。資料写真。

中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）がまとめた金融関連の景気指数である「央視財経金融街景気指数」の3月と第1四半期の最新指数が29日、初めて発表されました。

これによると、3月の指数は109．89で、3カ月連続で回復しています。複数のマクロ政策の効果が継続的に現れてきているのに伴い、金融市場のオフバランス資金調達と直接融資が明らかに改善され、経済の内的モチベーション回復が進んでおり、大多数の金融実務者が今後の経済・景気への見通しを楽観視して、市場の信頼感が引き続き上昇していることを示しています。

データによると、「科学技術金融」と「デジタル金融」の二つの指標が、それぞれ前年同期比5．3％増、4．6％増と著しい伸びを示しており、人工知能技術が既に金融分野の重要な革新力になっていると分析されています。

「央視財経金融街経済景気指数」は、中国経済の景気状態を金融の観点から示す国内初の月次指数で、北京の金融街の各省庁や主要機関からの信頼できる金融データを基に、中国の経済・景気状況を全面的に反映しています。（提供/CRI）