「わかってるけど動けない」超損する"3大NG"思考 「氷1つ」で脳を整える"考えすぎ"防ぐ簡単コツ
東洋経済オンライン / 2024年4月4日 10時0分
「先延ばし」は多くの人にとって悩みの種です。
「とにかく1分だけやる」「作業をできるだけ小さく分けてやる」「ご褒美を用意する」
「先延ばし」を克服する本や、コツは世の中にあふれていますが、そのコツさえ実行するのを先延ばしにしてしまう!
そんな方が多いのではないでしょうか。
そんな「ずぼら」だけど、変わろうとしている「マジメ」な人のために、禅という新たな視点から行動する技術をまとめたのが新刊『クヨクヨしない すぐやる人になる 「心の勢い」の作り方』です。
著者である禅僧・精神科医の川野泰周氏と経営コンサルタントの恩田勲氏によると、マインドフルネスのルーツである禅には、「心を落ち着かせる」要素だけではなく、「心を勢いづける」モメンタムの要素も多く含まれていると言います。
「締め切り前のレポート執筆」「転職」「結婚」など、心に勢いがあるとき、人は超行動的になります。そんな「心の勢い=モメンタム」を意図的に作り出す方法を紹介いたします。
以下では、「動けない人の思考」について解説します。
「動けない人」の脳に隠れているもの
「朝、起きたけどベッドから出られない」
「しなくてはいけない電話をまだかけられていない」
「提出しなくてはいけない書類を出せていない」
そんな自分にイライラしながら、それでも動けないときがあります。
「やらなきゃいけない」けど「やりたくない」。
そんな「動けない」状況にいるとき、私たちの頭はどのような状態になっているのでしょうか。
記事の最後に「行動できない人」のためのワークも紹介しますので、ぜひお読みください。
今回は「動けない」人が陥っている典型的な3つの考え方をご紹介します。
行動できない人が陥りがちな3大思考
パターン①「だるい、面倒くさい、気乗りしない」→ 脳が疲れている
強烈なストレスにさらされている現代人は、身体だけでなく「脳」も疲れています。
身体の疲れは、1〜2日休暇をとり、リラックスを努めれば回復するかもしれませんが、頭はスッキリしないままです。
「なんだか仕事が手につかない、集中できない」
「朝からだるい、やる気が出ない」
「夏までにダイエット! でも、明日からでいいか……」
どれも、脳の疲れのせいである可能性があります。
パターン②「でも」「だって」「どうせ」→ ネガティブな想念が邪魔をする
仮に、「やりたいこと」や、「やらなくてはいけないこと」が目の前にあっても、まっすぐ行動に移せるとは限りません。
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