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海外投資家の中国債保有、21カ月連続増加 元高や金利差が寄与

ロイター / 2020年9月3日 13時40分

 9月3日、中国中央国債登記結算(CCDC)のデータによると、外国人投資家による中国債の保有高は8月に前年比42.8%増加し、2兆4600億元(3604億5000万ドル)に達した。写真はシンガポールで2017年5月撮影(2020年 ロイター/Thomas White)

[上海 3日 ロイター] - 中国中央国債登記結算(CCDC)のデータによると、外国人投資家による中国債の保有高は8月に前年比42.8%増加し、2兆4600億元(3604億5000万ドル)に達した。人民元の上昇や他市場との金利差が投資妙味となり、21カ月連続での増加となった。

前月比では118億元増加。7月は同1481億元増加し、1カ月の増加幅としては過去最大を記録していた。

ロイターの算出によると、外国人投資家の中国国債保有高は8月に609億元増えて1兆6000億元となった。

リフィニティブのデータによると、10年物中国国債 の米10年債 に対する利回り差は3日時点で245.4ベーシスポイント(bp)。

人民元 は今週、対ドルで約1年4カ月ぶりの高値を付けた。

中国は2日、外国人投資家が同国債券市場に参加しやすくする規制草案を公表した。一段の元高につながる可能性がある。

アナリストの間では、FTSEラッセルが今月行う年次レビューで世界国債指数(WGBI)に中国国債を採用するとの見方が大勢だ。

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