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ロシア、南コーカサス安定に関与継続 アルメニア首相に反論

ロイター / 2023年9月5日 20時15分

ロシア大統領府は5日、アゼルバイジャンと対立するアルメニアの防護にロシアが失敗し、同地域での役割を縮小しているとのパシニャン・アルメニア首相(左)の主張を否定した。プーチン大統領と6月撮影。(2023年 ロイター/Host photo agency)

[モスクワ 5日 ロイター] - ロシア大統領府は5日、アゼルバイジャンと対立するアルメニアの防護にロシアが失敗し、同地域での役割を縮小しているとのアルメニア首相の主張を否定した。

アルメニアのパシニャン首相は、3日に掲載されたイタリア紙ラ・レプブリカとのインタビューで、ナゴルノ・カラバフ問題を巡りアゼルバイジャンの侵略に直面するアルメニアの安全保障確保にロシアが失敗したと非難し、アルメニアはロシアが南コーカサス地域から手を引いていると感じていると述べた。

これに対し、ロシア大統領府のペスコフ報道官は5日の会見で、ロシアが南コーカサスの安定化で今後も重要な役割を果たす方針で活動を縮小する計画はないと述べた。ロシアはアルメニアに軍事基地を持ち、停戦協定を守るために平和維持軍を派遣している。

パシニャン首相は、ロシアがアルメニアを十分親ロシア的と見ていないとも指摘。アルメニアの安全保障上のニーズにも、ロシアはウクライナ戦争への対応もあって、全面的には応じていないと述べている。

ペスコフ氏は、パシニャン首相の主張には同意できないとし「ロシアはこの地域の絶対不可欠な一部である。ロシアはこの地域の情勢を安定させるために一貫して非常に重要な役割を果たしている」と述べた。

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