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米アップル、EU独禁法違反の可能性 NFCチップ巡り=関係筋

ロイター / 2021年10月7日 1時39分

米アップルは同社の「近距離無線通信」(NFC)チップを巡り欧州連合(EU)の反トラスト法(独占禁止法)違反に問われることになると関係者が述べた。高額な罰金が科される可能性があるという。2019年10月撮影(2021年 ロイター/Mike Segar)

[ブリュッセル 6日 ロイター] - 米アップルは同社の「近距離無線通信」(NFC)チップを巡り欧州連合(EU)の反トラスト法(独占禁止法)違反に問われることになると関係者が述べた。高額な罰金が科される可能性があるという。

EUの執行機関である欧州委員会のベステアー委員(競争政策担当)は昨年6月、アップルのモバイル決済サービス「アップルペイ」に関する調査を開始。アップルペイでの支払いを可能にするNFCチップやアップルペイを加盟店のアプリやウェブサイトで使用する際の条件、競合他社のアップルペイへのアクセスを認めない点などが調査の対象となっていたが、関係者によると、欧州委はその後NFCチップに焦点を絞ったという。

関係者は、EU当局が現在、反競争的とみなす行為を示す異議告知書を作成しており、来年にもアップルに送付される可能性があるとした。

欧州委はEUの規則に違反した企業に対し、世界の売上高の10%を上限に罰金を科すことが可能。アップルの2020年の売上高に基づくと274億ドルとなる。

アップル株価は序盤の取引で1%安の139.6ドル。

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