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三井住友FG、インドのノンバンク買収へ 2200億円で74.9%取得

ロイター / 2021年7月6日 15時32分

 7月6日、三井住友フィナンシャルグループは、インドのノンバンク、フラートン・インディアを買収すると発表した。写真は同社傘下の三井住友銀行のロゴ。都内で2014年7月撮影(2021年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 6日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは6日、インドのノンバンク、フラートン・インディアを買収すると発表した。株式100%を保有するフラートン・フィナンシャル・ホールディングスから、20億ドル(約2200億円)で74.9%を取得する。将来的に100%子会社化を目指す。

フラートン・フィナンシャルはシンガポールの投資会社テマセクが100%出資しており、フラートン・インディアはインド全域に650店超の拠点を持ち中小企業・営業性個人、個人中間層向けに無担保ローンや不動産担保ローンを提供している。

三井住友FGがインドの金融機関に出資するのは今回が初めて。長期的な経済成長が見込まれる同国におけるリテール金融の顧客基盤獲得・拡大を図る。総額20億ドル規模の買収は、約2500億円を投じたインドネシアの商業銀行BTPNに匹敵する案件となる。

三井住友グループはアジアの経済成長の取り込みをさらに加速させており、今年に入りベトナムの消費者金融最大手FEクレジットやフィリピンの銀行大手リサール商業銀行への出資を発表している。

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