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SNS投稿巡る独立紛争処理機関、EUで年内稼働へ

ロイター / 2024年10月8日 19時1分

 10月8日、 欧州連合(EU)でフェイスブックなどのプラットフォーマーと域内ユーザーの裁判外紛争解決機関が発足する。写真はフェイスブックとTikTokのロゴ。2022年2月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[ストックホルム 8日 ロイター] - 欧州連合(EU)でフェイスブックなどのプラットフォーマーと域内ユーザーの裁判外紛争解決機関が発足する。このほどアイルランド当局が認可を出した。

これまでソーシャルメディアを利用する個人や団体は、運営会社のコンテンツを巡る決定について、裁判で争う以外の選択肢は限られていた。デジタルサービス法(DSA)に基づく新機関アピールセンター・ヨーロッパは、メタ・プラットフォームズのオーバーサイト・ボード・トラストとアイルランドのメディア規制当局の支援を受け、年内に稼働する予定。当初はフェイスブック、字節跳動(バイトダンス)傘下のTikTok(ティックトック)、アルファベット傘下のユーチューブに関する事案を取り扱い、段階的に対象を広げる。

専門家チームが90日以内に事案を審査し、プラットフォーマーの決定がコンテンツポリシーに合致しているかどうかを判断する。

欧州委員会の報道官は、「アイルランド規制当局による新たな独立機関の認定を歓迎する。欧州委員会は、このシステムがEU全域で効果的かつ一体的に発展し、域内の全ユーザーがオンライン上でより強い権利を得られるよう支援していく」と述べた。

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