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複数のECB幹部、6月利下げに賛同の構え 「インフレ来年2%へ」

ロイター / 2024年4月16日 1時29分

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、インフレ率が予想通り鈍化すればECBが6月に政策金利を引き下げる可能性があると述べた。2021年12月撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[フランクフルト 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は、インフレ率が予想通り鈍化すればECBが6月に政策金利を引き下げる可能性があると述べた。

同じく理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁も、ユーロ圏のインフレ率は低下していることから、6月に利下げを行う可能性は高いとの見解を示した。ただ、それ以降の道筋は不透明なため、当局がその後の約束を行うのは困難だと述べた。

ECBは11日に開催した理事会で、主要政策金利を予想通り据え置いた上で、声明に新たな文言を盛り込み、近く利下げに踏み切る可能性を示唆した。

焦点はすでに7月以降の動向に移っており、一部では追加利下げを主張する声もある。

一方、ECBのチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は15日、ユーロ圏のインフレ率は来年にはECBが目標とする2%に到達するとの見通しを示した。ただ当面は、現在の「でこぼこ」な道のりが続くとした。

学生向けの講演で「目先のインフレ見通しが多少揺れ動くとしても、2025年のインフレ目標への収束は下支えされるだろう」とした。インフレ率を低下させる要因として、人件費圧力の低下と企業利益のさらなる圧縮を挙げた。

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