ロッキード、次世代の弾道ミサイル迎撃システム開発契約を受注
ロイター / 2024年4月16日 8時2分
4月15日、米国防総省ミサイル防衛局(MDA)は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に対する次世代の迎撃システムの開発契約相手として防衛大手ロッキード・マーチンを選定したと発表した。都内で2016年撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Mike Stone
[15日 ロイター] - 米国防総省ミサイル防衛局(MDA)は15日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に対する次世代の迎撃システムの開発契約相手として防衛大手ロッキード・マーチンを選定したと発表した。総額で約177億ドルに上るとみられている。
迎撃システムは各種レーダーや迎撃ミサイル、その他さまざまな装備で構成される。現在は「地上配備型ミッドコース防衛プログラム」が稼働中で、これを刷新してイランや北朝鮮などの技術発展にも対応できるようにする。
MDAのコリンズ局長が先週明らかにしたところでは、次世代迎撃システムは5月中にも技術開発段階から具体的な製品開発段階に移行する見通し。米軍は同システムをアラスカのフォートグリーリー基地で運用する計画だ。
コリンズ氏はこれまで、次世代迎撃システムの発注先候補にロッキードとノースロップ・グラマンを挙げていた。両社は2021年、このミサイルの設計開発契約を別途受注している。
ロッキードは、米政府が最新鋭ステルス戦闘機F35の発注削減を要望したり、同社が設計案を提示した陸軍の次世代攻撃ヘリコプターの開発計画が中止になったりと逆風に見舞われていただけに、今回の大型契約は大きなプラスとなる。
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