元楽天・安楽がメキシカンリーグへ 限りなく薄い「NPB復帰」の現実味
J-CASTニュース / 2024年3月6日 14時17分
高校時代の安楽智大投手(写真:岡沢克郎/アフロ)
チームメートへのパワハラが発覚し、2023年限りで楽天を退団した安楽智大がメキシカンリーグのメキシコシティ・レッドデビルズと契約したことが発表された。
23年のシーズンオフに、複数の選手が安楽からパワハラ被害を受けていると球団側に明かしたことで、問題が発覚。球団サイドが選手、コーチ、スタッフなどからアンケートを取ったところ、日常のミスに対する罰金という名目での金銭徴収、ロッカールーム内で逆立ちをさせた状態で、下半身を露出させるなどのパワハラ行為を確認。時代を深刻に受け止め他球団は来季の契約対象選手から外し、自由契約となった。
「野球のレベルはNPBより低いですが、心身ともにタフでなければ活躍できません」
異国の地で再スタートを切ることになった安楽。球界関係者は「メキシカンリーグは打高投低の傾向があります。標高が高い球場が多いので打球が良く飛ぶ。乾燥しているのでボールが滑りやすく、投手は制球に苦労するとも聞きます。原則的にバス移動ですが、10時間かかることも珍しくない。野球のレベルはNPBより低いですが、心身ともにタフでなければ活躍できません」と指摘する。メキシカンリーグで活躍することで、NPBに復帰の道は開かれるか。「うーん、個人的には厳しいと思いますね...。安楽の実力云々ではなく、ファンやスポンサーの理解を得られるかという問題がある。セカンドチャンスを与えるべきという意見は当然あるでしょうけど、コンプライアンスに厳しくなっているので、日本の球団が獲得するイメージがわかないです」。
過去の過ちを猛省し、メキシコで輝きを取り戻せるか。(中町顕吾)
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