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モスクワ、28日からロックダウン再導入 昨年6月以来

ロイター / 2021年10月22日 1時8分

ロシアの首都モスクワのソビャニン市長は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するロックダウン措置を10月28日からモスクワで再び実施すると発表した。写真は10月19日、モスクワの鉄道駅を消毒する作業員(2021年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ/キエフ 21日 ロイター] - ロシアの首都モスクワのソビャニン市長は21日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するロックダウン(都市封鎖)措置を10月28日からモスクワで再び実施すると発表した。スーパーマーケットや薬局などの店舗のみ影響が許可される。

モスクワでの部分的なロックダウンは昨年6月以降で初めて。11月7日まで実施される。

ソビャニン市長によると、スーパーマーケットや薬局など必需品を販売する店舗を除く全店舗が閉鎖される。学校や幼稚園なども閉鎖され、バーやレストランではテイクアウトやデリバリーのみが可能となる。

劇場や博物館は対象外で、入場者数を制限することを条件に営業が許可される。入場者はマスク着用とワクチン接種証明書または回復証明書の提示が求められる。

ロシアで21日に確認された過去24時間の新規感染者数は3万6339人、死者数は1036人で、いずれも1日の記録として過去最多となった。

一方、ウクライナでも新規感染者数と死者数が過去最多を更新。当局はパンデミック対策を強化し、首都キエフでは21日、ワクチンを接種するために数百人の行列ができた。

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