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午前の日経平均は小幅続伸、一時初の4万1000円台 米株高や円安が支援

ロイター / 2024年3月22日 12時3分

 3月22日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比28円87銭高の4万0844円53銭と小幅に続伸した。写真は都内で2020年10月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

[東京 22日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比28円87銭高の4万0844円53銭と小幅に続伸した。史上最高値を更新し、初めて4万1000円台に乗せる場面もあった。前日の米国市場で株価の主要3指数が最高値を更新したことを好感した買いが優勢となったほか、ドル/円の円安基調も支援した。

日経平均は127円高でスタートし、寄り付きから史上最高値を更新した。初めて4万1000円台に乗せ、一時272円高の4万1087円75銭に上値を伸ばした。

米半導体株高を受け、朝方には半導体関連株が物色されて東京エレクトロンは上場来高値を更新。ドル/円は151円後半の円安基調で推移し、輸出関連株を中心に支援した。

一方、3連騰後の週末でもあり、利益確定売りが上値を抑えた。指数は次第に伸び悩み、前場の終盤にかけて上げ幅を削った。

市場では「日本は年度末の需給の出入りがあるが、目先は大きなイベントが控えていない。この位置から大きく上下のどちらかに振れる可能性は低く、値固めの局面だろう」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との見方が聞かれた。

2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は106.5と、前年同月比で2.8%上昇。コアCPIはロイターがまとめた民間予測と一致し、相場への影響は限られた。 TOPIXは0.44%高の2808.58ポイントで午前の取引を終了。バブル後高値を更新した。東証プライム市場の売買代金は2兆6526億1800万円だった。東証33業種では、値上がりはゴム製品や空運、輸送用機器など25業種で、値下がりは鉱業や精密機器、金属製品など8業種だった。 日本航空やシャープ、みずほFGは堅調。トヨタ自動車は上場来高値を更新した。一方、アドバンテスト、ツルハHLDGは軟調だった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが994銘柄(60%)、値下がりは607銘柄(36%)、変わらずは53銘柄(3%)だった。

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