FRB、7月0.75%・その後数回の0.5%利上げが適切=ボウマン理事
ロイター / 2022年6月24日 3時44分
ボウマンFRB理事は、7月のFOMCで75bpの利上げを実施し、その後数回の会合で少なくとも50bpの引き上げが適切となる可能性があるという認識を示した。写真は2019年5月、カリフォルニア州で撮影(2022 年 ロイター/Ann Saphir)
[23日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は23日、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で75ベーシスポイント(bp)の利上げを実施し、その後数回の会合で少なくとも50bpの引き上げが適切となる可能性があるという認識を示した。大半のFRB当局者よりもタカ派的な見解となる。
ボウマン理事は「現在のインフレ指標に基づき、今後入手されるデータで正当化されれば、次回会合で75bpの追加利上げとその後数回の会合で少なくとも50bpの利上げが適切になると想定する」とし、「その後経済動向に応じ、さらなる引き上げが必要となる可能性もある」と語った。
さらに、インフレは持続的な雇用拡大への脅威とした上で、「実質フェデラルファンド(FF)金利をプラス圏に戻す政策にコミットしている」とし、短期インフレ期待を下回る政策金利は「理にかなっていない」という見解を示した。
FRBの利上げが「リスクを伴わないわけではない」としつつも、「インフレを低下させることがわれわれの最大責務」と強調した。
また、FRBが着手したばかりのバランスシート削減計画に支持を表明し、「FRBが不動産市場への間接的な介入から脱却することが私の長期的な目標だ」と語った。
この記事に関連するニュース
-
FRB、現行政策「適切」 物価巡る進展は停滞=シカゴ連銀総裁
ロイター / 2024年4月20日 2時28分
-
米インフレ抑制、停滞の可能性=ボウマンFRB理事
ロイター / 2024年4月18日 9時16分
-
焦点:FRB2幹部、利下げ転換警戒発言 インフレ上振れリスク指摘
ロイター / 2024年4月6日 7時1分
-
FRB議長、早期利下げになお慎重 インフレ鈍化「確信高める必要」
ロイター / 2024年4月4日 9時33分
-
米利下げ急がず、最近の物価統計は期待外れ=ウォラーFRB理事
ロイター / 2024年3月28日 9時24分
ランキング
-
1突然現場に現れて「良案」を言い出す上司の弊害 「気になったら即座に直したい」欲求への抗い方
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
2なぜ歯磨き粉はミント味? ヒット商品の誕生には「無駄」が必要なワケ
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月26日 8時0分
-
3濃口醤油と淡口醤油、塩分が高いのはどっち?…醤油の「色の濃さ」と「味の濃さ」の知られざる関係
プレジデントオンライン / 2024年4月26日 8時15分
-
4「加賀屋」50歳の元若女将が選んだ"第2の人生" 震災からの復興への道、仕事術について聞く
東洋経済オンライン / 2024年4月26日 12時0分
-
5円安、物価上昇通じて賃金に波及するリスクに警戒感=植田日銀総裁
ロイター / 2024年4月26日 18時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください