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米新築住宅販売、3月は8.6%減の76.3万戸 価格上昇が重し

ロイター / 2022年4月27日 0時20分

4月26日、米商務省が発表した3月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.6%減の76万3000戸だった。住宅ローン金利と住宅価格の上昇が重しとなった。写真は2008年5月、米コロラド州で撮影(2022年 ロイター/Rick Wilking)

[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日に発表した3月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.6%減の76万3000戸だった。住宅ローン金利と住宅価格の上昇が重しとなった。ただ、中古住宅の不足が住宅市場を支えている。

販売戸数は4地域全てで減少。市場予想は76万5000戸だった。3月は前年同月比で12.6%減少した。

2月の販売戸数は、当初発表の77万2000戸から83万5000戸に上方改定された。

3月の販売価格中央値は前年同月比21.4%増の43万6700ドル。先月販売された住宅のほぼ全てが20万ドルを上回り、今年から来年にかけて住宅価格の強い伸びが続くと予想される。

新築住宅の在庫は40万7000戸。2月は39万2000戸だった。在庫のうち建設中が65.5%。一方、未着工が25.8%で過去最高水準に達している。

3月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は6.4カ月。2月は5.6カ月だった。

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