あなたのスマホは3面？ 4面？ デジタル断捨離でスッキリする方法

豊かになるのは素敵ですが、持ち物が多いと、身動きが取れなくなることもある。行き詰まったら、増えすぎた荷物を“捨てる”のも選択肢の一つ。アプリ、写真、SNSのフォロワー…など、スマホの中身を捨てるのもよい方法だそう。

形がないものだから、デジタルデータは一度捨てたら取り返しがつかないのでは…と思ったら、そんなことはないのだそう！　安心してレッツ・デジタル断捨離。

■ 空き容量2～3割を目指し、どんどん断捨離しましょう。

ウェブサイト「ギズモード・ジャパン」副編集長・金本太郎さんオススメのスマホ内断捨離法は、“まずは捨てたふりをする”こと。

「不要なアプリを1つのフォルダにまとめ、画面上から見えなくしてしまいます。その後しばらく様子を見て、一度も使わなかったアプリは削除してOK。ちなみに購入したアプリや音楽はほとんどが再ダウンロードが可能。なので深く悩まずに削除をしても全然大丈夫。実はデジタルは、消しても取り返しがつくものが多いんです。スマホ内のストレージの2～3割が空いているという状況であれば、健康的。それよりも容量を使っている場合は、音楽、電子書籍などのデータの削除をしましょう」　

一方、捨てると取り戻しにくいデータといえば、写真。こちらはクラウドサービスに預けて、スマホ内からは削除する形がオススメ。

「SNSは、フォロワー増加でTLが混乱してきたら、アンフォローすればいい。そのほうが必要な情報を見つけやすくなります」

■ 捨てて容量を減らす

“クラウドサービス”に預ければ、スマホ本体からは捨ててしまっても大丈夫。

「クラウドサービスに不安がある人もいるかもしれませんが、何台かのサーバーでバックアップを取っているので、消滅する不安はほぼなし。オススメは『Google フォト』。データ量は無制限で、なおかつ無料なので、使いやすいです」

■ 捨てて見た目をスッキリさせる

ホーム画面は“常に使うもの”、さらに仕事用、プライベート用の全3面で管理。

「画面をシーン別にすると、見やすくなるのはもちろん行ったり来たりする手間も減ります。その各画面に1つ、右で説明した“とりあえずアプリを入れておくフォルダ”を作り、使うか使わないかわからないアプリを入れておきましょう」

■ 捨ててSNSを見やすくする

気兼ねなくアンフォローしてよし。RTの表示のみを拒否するのも手。

「ツイッターは、フォローアカウントが増えるとTLに流れる情報が増え、本当に見たいツイートが見つかりにくくなる。情報量を減らす第一歩として、RTが多いアカウントは“リツイートは表示しない”の設定をするだけで、格段に見やすくなります」
かなもと・たろう　情報ウェブサイト「ギズモード・ジャパン」副編集長。世界中の気になるデジタルやテクノロジーの情報を配信中。ゲームにも詳しいそう。

※『anan』2018年1月31日号より。イラスト・micca　取材、文・河野友紀

（by anan編集部）