【朝までぐっすり!】睡眠の質がUPする「スリーピングフード」って?
ANGIE / 2016年6月8日 21時0分
暑さが本格的になってくると、エアコンを入れても寝苦しく、じっくり熟睡できない夜が増えますよね。
眠りたいのに眠れない、暑苦しさにイライラはMAX! 早く眠ろうとすればするほど、逆に頭が冴えて、気づけばいつの間にか朝になっていた……なんてことも。
そんな眠れない夜は、睡眠を促してくれる食べ物を取り入れてみてはどうでしょう。アメリカの人気ビーガンシェフであるジェイソン・ローベルが、自身の著書「Eaternity」で、快適な睡眠に効果的な食べ物を紹介しています。
ディナーやベッドタイムの前に食べることで寝つきが良くなり、睡眠の質を飛躍的にUPさせることができる「スリーピングフード」。早速チェックしてみましょう。
ガンコな不眠症には「バナナ」
カリウムとマグネシウム、ビタミンBが豊富なバナナは、筋肉や神経をリラックスさせ、疲労回復にも◎。
また、セロトニンと呼ばれる、心を安定させる神経伝達物質の元になるトリプトファンが多く含まれているため、眠る前の気分を落ち着かせてくれる効果が。
トリプトファンが脳に伝達されるには約1時間かかるので、ベッドタイムの1時間前に食べるようにするといいでしょう。ヨーグルトに合わせてもいいですね。ホットミルクと一緒に取り入れれば、さらにぐっすり眠れそう。
ダイエットにもいい「アーモンド」
ダイエットのお供として、海外では定番のアーモンド。アーモンドには筋肉をリラックスさせ、眠りを誘うマグネシウムが含まれています。
さらにカリウム、ビタミンEも豊富なため、仕事のストレスを緩和させ、神経を安らげる効果も。寝る前に適量(だいたい一日20粒ほど)をそのまま食べると、ぐっすり安眠できるのだそう。
精神安定剤としてなら「玄米」
玄米に含まれるアミノ酸の一種、GABA(ギャバ=ガンマ-アミノ酪酸)は、脳内で抑制系の神経伝達物質として働く成分で、興奮を抑えてくれます。
脳細胞の代謝を活発にし、脳疲労を回復させイライラや不安を和らげてくれるため、寝る前の精神安定剤としておススメ。
夜ご飯には白米ではなく、玄米を食べるようにしてみましょう。家に帰っても仕事モードからなかなか切り替えられない時など、意識して摂るといいですね。
時差ボケには「さくらんぼ」
Journal of Experimental Botanyで発表された研究結果によれば、さくらんぼには、睡眠周期をコントロールしてくれるメラトニンが含まれているそうです。
そのため、体内時計を調整してくれる働きが期待できるのだとか。過密スケジュールで睡眠時間をバラバラに取らなければならない人や、海外旅行での時差ボケなどに◎。
夜のデザートとして、寝る前に数粒食べたり、ジュースとして取り入れても良さそうです。ただ食べ過ぎると下痢になることもあるので、20粒程度にとどめておきましょう。
ベッドタイムの前に食べることで、睡眠の質がUPする「スリーピングフード」。カロリーもさほど高くないものばかりなので、気軽に食べられるのも嬉しいですよね。眠れない夜に、是非試してみてください!
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