お茶の新たな魅力を発見!「お茶の文化創造博物館」と「お〜いお茶ミュージアム」がオープン
ANGIE / 2024年4月26日 15時0分
日本人の生活に欠かすことのできないお茶。飲み物としてはもちろん、「お茶でもしませんか?」「お茶にしましょう!」など、コミュニケーションの言葉としても使われ、私たちに休息や癒しの時間をあたえてくれます。
そんなお茶のリーディングカンパニーである伊藤園は、創業60周年となる今年、お茶の未来を共創する拠点となる複合型博物館を5月1日(水)にオープンします。
施設のオープンに先駆けて行われた、メディア向けの内覧会を取材しました!
お茶の発展に鉄道が関わっている?国内でも珍しい複合型博物館開設の背景
今回オープンする複合型博物館は『お茶の文化創造博物館』と『お〜いお茶ミュージアム』という2つの博物館が同じ建物内にある珍しいスタイル。
場所は鉄道開業の地である旧新橋停車場内で、お茶の広がりと鉄道の発展に深い関係があることからこの地に開設するに至ったそう。
鉄道の発達により駅弁文化が誕生し、それに伴いお茶を持ち運んだことから、お茶の楽しみ方も広がりを見せたのだとか。
また、オープン日の2024年5月1日は八十八夜であり、この日に摘み取られるお茶は古くから不老長寿の縁起物の新茶として珍重されていたそう。まさに絶好のタイミングでのオープンといえます。
お茶の歴史や喫茶習慣の移り変わりを知る『お茶の文化創造博物館』
『お茶の文化創造博物館』は、お茶の歴史をたどり、製法や飲み方の変化、喫茶習慣について考えるための博物館です。
お茶の軌跡をワイド大画面で臨場感たっぷりに、わかりやすく解説してくれる「お茶シアター」は、大人はもちろん、子どもも楽しめる内容。
江戸時代に豪商が茶を楽しむために使っていたと言われている「茶運び人形」はゼンマイ仕掛けで動くところも見られるかも!?
カタカタとお茶を運んで動く様子がかわいらしく、思わず笑顔に。
様々な時代の喫茶習慣を知ることができる展示も。こちらは明治10年ごろ、駅弁用のお供にお茶が入った「汽車土瓶」。
こちらはゴミとして処理されていたそうで、使い捨ての考え方がこの頃から存在していたことを証明するものなのだとか。
明治から大正時代、緑茶は重要な輸出品で、その際に茶箱に「蘭字」と呼ばれるラベルが貼られていたそう。
その当時のデザインを額装した展示はどれもアート作品のようで、レトロな日本の良さを感じることができました。
人に言いたくなるトリビアや未来への取り組みも面白い『お〜いお茶ミュージアム』
すっかり私たちの生活に馴染んでいる「お〜いお茶」は、今年誕生から35周年。
これまでの歩みや未来への取り組みを、かわいいキャラクターや仕掛けとともに楽しく体験できるスポット満載!
全部で9つのコンテンツが用意されています。
日本初の缶入り緑茶飲料として生まれた「お〜いお茶」が、現在のペットボトルになるまでの変遷をたどった「お〜いお茶ヒストリー」。
大人世代には「こんなデザインあった!」と懐かしい気持ちになれますし、若い世代には新鮮に感じられそう。
アップサイクルにも取り組んでおり、お茶を淹れたときに排出される茶殻を様々な商品に活用しているそう。
実際に製造されたものを見ることができ、「こんなところにもお茶が使われていたのか!」と驚きが隠せませんでした。
「お〜いお茶」といえば、パッケージに書いてある俳句を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
こちらでは自分だけの新俳句を作り、「お〜いお茶」に貼って楽しめるシール作り体験もできます。
ここでしか飲めないメニューが味わえるカフェや体験コンテンツもスタート予定
館内には休憩スペースや、カフェも併設。
日本茶はもちろん、抹茶やデザート系のドリンク、ソフトクリームも味わうことができます。
明治期、アメリカの日本茶カフェで提供されていたという「茶ポンス」はここでしか飲めないもの。
濃厚な抹茶にレモンと炭酸を合わせた意外な組み合わせですが、さっぱりゴクゴク飲めてしまう驚きのおいしさ。
黒蜜ときな粉をトッピングし、濃厚な抹茶ともちもち食感のわらび餅をミックスした「飲む抹茶わらびもち」は新食感が楽しく、お腹も満たされるドリンクです。
さらに6月から急須を使ったお茶淹れ体験や、ラベルをカスタマイズしてオリジナルのお〜いお茶作りができる体験コンテンツも予定しているとのことです。
学べる要素あり、楽しめる要素ありと様々な角度から、日本に根付くお茶文化を堪能できる博物館。老若男女、世代を超えて飲み継がれていくお茶の存在意義を改めて感じられる場所です。
お出かけリストのひとつに、ぜひ加えてみてはいかがでしょうか。
この記事に関連するニュース
-
伊藤園が「お茶の未来を考える」博物館オープン 江戸時代の茶運び人形や汽車土瓶など時代の変遷とともに喫茶文化の軌跡伝える
食品新聞 / 2024年5月4日 21時47分
-
伊藤園、新橋に「お~いお茶ミュージアム」をグランドオープン - 豪華ゲストを迎えてテープカットを実施
マイナビニュース / 2024年5月2日 13時57分
-
笑福亭鶴瓶、『お~いお茶』イベント出演に困惑「間違って呼ばれたんじゃないか」 99年から25年間『健康ミネラルむぎ茶』CM出演
ORICON NEWS / 2024年5月1日 10時58分
-
お茶の未来を共創する拠点となる複合型博物館「お茶の文化創造博物館」「お~いお茶ミュージアム」を、5月1日(水)にオープン
PR TIMES / 2024年4月11日 16時15分
-
お茶の未来を共創する拠点となる複合型博物館「お茶の文化創造博物館」「お~いお茶ミュージアム」を、5月1日(水)にオープン
Digital PR Platform / 2024年4月11日 13時0分
ランキング
-
1やよい軒で「わかってる」人が頼んでるメニュー。「神」「最強」の声も...。《編集部レビュー》
東京バーゲンマニア / 2024年5月6日 17時0分
-
2「スナップえんどう」の筋取りが、お家にあるアレを使うだけで簡単キレイに!驚きのアイデアに「目からウロコ」「見ていて気持ち良いー!」
まいどなニュース / 2024年5月6日 15時45分
-
3枯れたミントを畑に捨てたら…3年後に「地獄絵図」、 繁殖力に地主も後悔「土の総入れ替えしかない」
まいどなニュース / 2024年5月3日 7時10分
-
4埃まみれの日産「マーチR」 なぜ660万円の値が付いた? 綺麗にしたら価値が下がる理由とは
くるまのニュース / 2024年5月6日 19時10分
-
5【業務スーパー】「チーズホットク」がリピ確のおいしさ!甘じょっぱさがたまらないよ~!!
イエモネ / 2024年5月6日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください