岐阜大学×フォレストシーの共同研究で160kmのLPWA通信を確認
@Press / 2017年11月21日 11時30分
ICTを活用し、地方インフラ構築支援を行う株式会社フォレストシー(本社:東京都中央区、代表取締役:時田 義明)は、わな猟におけるシカやイノシシなど野生動物の捕獲を通知するシステム「オリワナ通信(おりわなつうしん)」を、2017年11月30日より販売の受付を開始いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/143389/LL_img_143389_1.jpg
オリワナ通信:岐阜県 シカ捕獲
【「オリワナ通信」について】
「オリワナ通信」は、通信範囲の広さ・省電力性に優れたLPWA無線技術を用いて、山間部などの携帯電波圏外エリアでも通信を可能にする独自規格「LP-WAVE(エルピーウェイブ)」により、くくりわな・箱わな・囲いわなの作動状況をリアルタイムに監視するシステムです。わなが作動すると利用者の端末へ通知が届き、GPS機能で位置情報も把握・共有できるので、地域ぐるみで連携して迅速な後処理が可能になり、鳥獣行政担当者や捕獲従事者のわなの管理負担を大幅に軽減できます。
【「オリワナ通信」の特徴】
最大の特徴は高い電波出力と中継機能により、携帯電波も届かないような農地・森林・高山などでも簡単に広範囲の通信インフラを構築できることです。また、この度 岐阜大学 野生動物管理学研究センター 森部准教授との共同研究により、通信距離が約160km到達したことが確認されました。最大3機を中継モードで利用すれば、理論上は640kmの長距離通信も実現可能です。
製品紹介ページ: https://www.foresttosea.co.jp/oriwana
【今後の展開】
2017年9月までに岐阜を含む全国7カ所の地域で自治体・大学などと実証実験を行い、実際の狩場を遠隔監視できることを確認済み。さらに各地での導入実績を増やし、岐阜大学との共同研究も重ねてデータを蓄積し、ICTを活用した新たなわなの管理手法として確立を目指します。
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プレスリリース提供元:@Press
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