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【旅の文化研究所】第24回旅の文化研究フォーラムを開催します

@Press / 2018年3月9日 14時0分

近鉄グループホールディングスの文化事業である「旅の文化研究所」(所長:神崎宣武)では、2018年4月8日(日)に「第24回旅の文化研究フォーラム」をシェラトン都ホテル東京(東京都港区白金台)で開催します。
本フォーラムでは、AMDA創設者であり、現在は代表として世界各国で人道支援活動に携わり、近年では日本国内の災害地の援助と生活再興のための支援活動を行っている菅波 茂(すがなみ しげる)氏に対し、「旅の文化賞」を贈呈します。
また、当研究所が公募・採択し研究費を助成した大学院生が研究プロジェクトの発表を行うほか、北海道博物館長の石森 秀三 氏らによるパネルディスカッション「海外旅行事はじめ ―幕末・明治の雄飛行― 」を実施します。
本フォーラムの参加者を募集していますので、ぜひご参加ください。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/151703/img_151703_1.jpg
AMDAグループ代表・菅波 茂 氏

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/151703/img_151703_2.jpg
昨年開催の「第23回旅の文化研究フォーラム」の様子

■旅の文化研究所について
旅の文化研究所は、旅の文化の質的な向上に寄与することを目指して開設され、2018年7月で25周年を迎えます。「移動・旅・観光に関する諸問題」をテーマとした調査・研究や研究費の助成による若手研究者の育成等を行っているほか、季刊誌「まほら」の編集・発行等の出版事業を行っています。

【第24回旅の文化研究フォーラム】
1.開催日時
2018年4月8日(日)13時00分~17時30分
2.開催場所
シェラトン都ホテル東京 地下2階「醍醐東の間」(東京都港区白金台)
3.内容
(1)第24回公募研究プロジェクト研究発表
a.「日本の山岳空間における登山とツーリズム
―登山イメージの変化と地域の対応に関する地理学的分析から―」
猪股 泰広(筑波大学大学院博士課程)
b.「占領期日本の観光空間における『演出』と『発見』をつうじたナショナ
リティの再構築」 遠藤 理一(北海道大学大学院博士課程)
c.「海を渡った文化の真正性の形成―カリフォルニア州における、ハワイ先住
民の伝統舞踊であるフラの社会的機能を事例に―」
軽部 紀子(早稲田大学大学院博士課程)
d.「国境なき海域ネットワークと漁撈知に基づく『漂海民』バジャウの移動
に関する研究」 中野 真備(京都大学大学院修士課程)

(2)第25回公募研究プロジェクト採択発表式
a.「内モンゴルにおける牧畜業と観光業との関連性に関する研究
―観光道路沿いの牧畜民を例に―」ウリ ラガ(立教大学大学院修士課程)
b.「街道図『行程記』にみる藩主による参勤交代の旅
―尼崎城下町が描かれた絵図との対照を中心に―」
川崎 有里紗(神戸大学大学院博士課程)
c.「都市祝祭にみる地域社会での社会的マイノリティの活躍の展望
―ハワイ州ホノルル・オキナワンフェスティバルを事例として―」
菊田 祥子(成城大学大学院博士課程)
d.「災害復興における地域コミュニティによる観光創造
―台湾・桃米村におけるエコツーリズムの展開を事例に―」
樋口 葵(北海道大学大学院博士課程)
e.「生活空間の観光化に関する社会学的研究
―三重県鳥羽市の歴史的景観と海女観光を事例に―」
吉村 真衣(名古屋大学大学院博士課程)

(3)第25回旅の文化賞表彰式および受賞記念講演
受賞者 菅波 茂 氏(AMDAグループ代表、医学博士)
(4)パネルディスカッション「海外旅行事はじめ ー幕末・明治の雄飛行ー」
石森 秀三(北海道博物館長・旅の文化研究所運営評議委員)
岡村 隆(作家・探検家)
趙 怡(東京工業大学非常勤講師)
山本 志乃(旅の文化研究所研究主幹)
4.募集人員 150名(申込先着順)
5.参加費 無料
6.申込方法 電話申込み
旅の文化研究所 03ー5820ー0360(平日9:10~18:00)
7.申込締切 2018年4月3日(火)
※定員に達し次第締切らさせていただきます。
8.その他 都合によりフォーラムの内容や時間を変更する場合があります。


《菅波 茂 氏 プロフィール》
AMDA(The Association of Medical Doctors of Asia)を1984年に設立し、現在は代表を務める。AMDAは相互扶助の精神に基づき、災害や紛争発生時、医療・保健衛生分野を中心に緊急人道支援活動を展開。世界32の国と地域にある支部ネットワークを活かし、多国籍医師団を結成して実施している。「救える命があればどこへでも」「困ったときはお互いさま」という原則により活動を行なうも「援助を受ける側のプライド」も尊重、とくに東南アジア各国で評価を高めた。近年では日本国内の災害地の援助と生活再興のため、地域の文化を大切にしながら支援している。主な著書に、『遥かなる夢』『AMDAの提言』『医療和平』『夢童』がある。

参 考
【旅の文化研究所 詳細】
「旅の文化研究所」は、近鉄グループホールディングス株式会社・東京支社が運営する文化事業で、「旅の文化」を様々な観点から調査・研究し、その質的向上を図ることを目的に活動しています。
1.設 立 1993年7月1日
2.所 長 神崎 宣武(民俗学者)
3.事業概要
(1)調査・研究事業
「移動・旅・観光に関連する諸問題」を主な研究対象とし、恒常的な研究
プロジェクトである「特定研究」と日本の大学院生を対象とした「公募研
究」を行っています。
a.特定研究
○前回の研究テーマ:「昭和の旅行史―旅の記録と記憶の体系化に
関する研究―」
このプロジェクトでは、戦前期の日本人にとっての貴重な外国体験と
もいえる「満洲」への旅に焦点をあて、満蒙開拓青少年義勇軍の体験者
を対象に聞き取り調査や資料集収を行い、その研究成果として『満蒙開
拓青少年義勇軍の旅路』を発行しました。
○現在の研究テーマ:「軽便鉄道の記憶」
本プロジェクトでは、軽便鉄道にまつわる記憶をさまざまな角度から
掘り起こし、地域社会において軽便鉄道が担ってきた役割を明らかにす
るとともに、軽便鉄道をとおしてみた旅と交通の変遷の諸相をとらえま
す。
b.公募研究
日本の大学院に在学する学生を対象とし、独創的かつ斬新な発想による
研究プロジェクトを公募し、毎年4名ほどの研究プロジェクトを採択、
研究費を支給しています。
(2)出版事業
旅の文化の調査・研究を行う当研究所では、その成果にもとづいた「研究
報告」などのほか、季刊誌「まほら」の編集・発行を行っています。
また、当研究所が編纂し刊行された書籍は、主に以下の2つがあります。
2016年4月「満蒙開拓青少年義勇軍の旅路」(森話社)
2017年10月「旅の民俗シリーズ」(全3巻)(現代書館)
(3)研修・教育事業
旅の文化の調査・研究活動の成果を、フォーラムを通して公開していま
す。
○前回のテーマ:「人はなぜ旅に出るのかー旅の歴史と民俗」
人類の重要な営みのひとつである「旅」の民俗史についての講演や、 津軽三味線の第一人者である高橋 竹山(たかはし ちくざん)氏の
ひきがたりをお楽しみいただきました。このフォーラムには約450
人が参加されました。

(4)顕彰(旅の文化賞)
「旅の文化」に貢献した諸活動の中から、特に独創的な旅の体験により、それを作品として紹介したり、諸活動を通じて旅の文化の質的向上に貢献した個人や団体を選考し顕彰しています。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/151703/img_151703_3.jpg




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プレスリリース提供元:@Press

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