グレースノート、スマートTVプラットフォーム強化に向けブルドッグ・ユナイテッド社を買収

@Press / 2012年6月14日 15時30分

グレースノート(米国カリフォルニア州、エメリーヴィル)は、スマートTV用ビデオ・フィンガープリント技術の開発を手掛けるブルドッグ・ユナイテッド社を買収したことを12日、サンフランシスコで開催された「TV of Tomorrow Show」で発表しました。今回の買収により、ビデオ・フィンガープリント技術(※1)とオーディオ・フィンガープリント技術(※2)の連携を可能にしながら当社のスマートTV技術を強化し、「自動コンテンツ認識プラットフォーム(ACR)」「Gracenote Entourage(TM)」等の製品をはじめ、他のスマートTV関連製品に活用できると期待しています。

ブルドッグ社を買収したことにより、グレースノートはテレビメーカーにビデオフレームレベルのフィンガープリント技術を直接テレビセットに組み入れる技術を提供することが可能になり、当社の「セカンドスクリーン」戦略をさらに推し進めることになります。それにより次世代スマートTVに、映画、テレビ番組、コマーシャル等を認識させることを可能にし、しかも放送局からの番組だけでなく、ブルーレイプレイヤー、ストリーミングサービス等、その映像ソースの形態に関わらずあらゆるコンテンツを識別することが可能となります。映像コンテンツが認識されると、スマートTVは視聴者に関連コンテンツをビデオ・オン・デマンド(VOD)で見るよう促したり、番組連動のアプリを操作しながらテレビを楽しんだり、広告プロモーションを閲覧したりと、番組本編と相互に楽しむことができるようになります。

従来のテレビ機器は主に、放送局からの番組を受像、あるいはDVDやブルーレイのコンテンツを再生するもので、実際に視聴者がどのようなコンテンツを視聴しているかを詳細に把握するような機能はテレビ機器側にはありませんでした。しかし、このたびのグレースノートのブルドッグ社買収により、テレビメーカーや広告主の方々にとっては、スマートTVを通して、今までになかったユーザーエクスペリエンスの操作が可能となり、アプリ等のサービスと連携して視聴者とのダイレクトなコミュニケーションができるようになります。

インタラクティブテレビ分野の革新者であるブルドッグ・ユナイテッド社CEOのドン・ゴードンは、ブロードキャスト・ソリューション部門VPとしてグレースノートに参加することになります。ゴードンは、過去にDIVAシステム社でブロードキャスト製品部門のゼネラルマネージャー兼VPを務め、マイクロソフトTVにおいてさまざまな任務を経験。また直近ではActiveVideo Networks社でCTO兼COOを務めるなど、その豊富な経験を通して、ビデオ・オン・デマンド技術、デジタルテレビ広告インサーション技術、インタラクティブ・プログラム・ガイド(IPG)技術等、50以上の特許を取得しています。

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