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パナソニックのオートモーティブ事業、Ansysのソリューションを採用し将来のモビリティ技術に対する機能安全分析を円滑化

@Press / 2021年11月12日 9時30分

パナソニックは、Ansys(R) medini analyzeを導入することで、次世代eCockpitの開発プロセスにおける機能安全分析を効率化しました
【主なハイライト】
・Ansysのモデリングおよび解析ソリューションを用いて、パナソニックのオートモーティブ事業(以下 パナソニック)は最高レベルの重要な機能安全規格であるISO 26262 ASIL-Dプロセス認証を取得しました
・パナソニックはAnsysと協力して、開発プロセス全体を通して機能安全分析を円滑に行うために、安全ライフサイクルに対する体系的なモデルベースの取組み手法を確立しました

ペンシルベニア州ピッツバーグ、2021年11月5日 ― パナソニック( https://na.panasonic.com/us/automotive-solutions )は、Ansys(NASDAQ:ANSS、 https://www.ansys.com/ja-jp )のモデルベースのエンジニアリングおよびシミュレーションソリューションを活用してISO 26262 ASIL-Dプロセス認証を取得しました。また両社は協業して、開発プロセス全体を通じて標準規格に基づいた機能安全分析の実務を最適化するため、安全ライフサイクル全体を通じた体系的なモデルベースの手法を確立しました。

自動車業界では、車内におけるユーザー体験を向上させるための技術革新により、組込みシステムの複雑さと機能性が高まっています。組込みシステムの多くは安全に関連し、安全ライフサイクルに不可欠なものですが、エンジニアリングチームにとって安全に関するすべてのリスクを特定することはますます困難で時間のかかるタスクとなっています。その結果、メーカーは製品の安全性を確保するために安全規格への対応とそのコンプライアンスをますます重視するようになりました。これらの進化する業界標準規格はエンジニアがリスクを特定し対応する手助けとなりますが、従来のプロセスによる認証の取得はエラーが発生しやすくとても時間がかかるものでした。

パナソニックは、Ansys(R) medini analyze( https://www.ansys.com/ja-jp/products/safety-analysis )を導入して業界標準ISO 26262準拠を確実にすることで、次世代のeCockpit開発プロセス全体にわたる機能安全分析を円滑化しています。Ansys medini analyzeは開発プロセス全体を通して効率的で反復可能な一貫性のある分析を可能とするモデルベースの手法を提供します。設計の初期段階から業界規格が考慮されており、開発時間とコストが削減されます。

「当社は、モビリティにおけるイノベーションはシステムおよびソフトウェアによって定義される世界で進化を続けると考えています。これには、機能安全に特化した、最優先されるプロセスを持つことが肝要です。機能安全分析のための基盤となるツールとしてAnsys medini analyzeを用いることにより、当社は時間をセーブしながらそのプロセスを明確にすることができました。Ansysとの協力を通じて、安全に関するお客様の期待を満たしかつそれを上回る次世代自動車システムを自信をもって提供することができるようになります。」(Panasonic Automotive、CTO、Andrew Poliak氏)

この安全分析への新たな体系的アプローチの一環として、パナソニックはAnsysの技術チームと共同で将来のプロセス認証取得をサポートする秩序だった研修とベストプラクティスを開発しています。

「次世代の車両システムがますます複雑になる中で、モデルベースのエンジニアリングとシミュレーションはますます重要になっていきます。パナソニックの成果は、適切なソリューションを用いれば主要な業界の要求事項を満たすことが必ずしもイノベーションのペースを遅らせるものではないことを証明しています。当社はこれからもパナソニックのチームが安全で堅牢なeCockpitを開発する上での支援ができることを嬉しく思っています。」(Ansys、製品部門シニアバイスプレジデント、Shane Emswiler)


【Ansysについて】
ロケットの打ち上げをご覧になったり、飛行機で空を旅したり、車を運転したり、橋を渡ったり、PCを使ったり、モバイルデバイスの画面にタッチしたり、あるいはウェアラブルデバイスを身に付けたりされたご経験はおありでしょうか。それらの製品は、Ansysのソフトウェアを使って生み出されたものかもしれません。Ansysは、工学シミュレーションの世界的リーディングカンパニーとして、今までにない優れた製品の誕生に貢献しています。最高水準の機能と幅広さを備えた工学シミュレーションソフトウェアの提供を通じ、Ansysは、最も複雑な設計上の課題であっても解決を支援し、製品設計の可能性を想像力の限界まで押し広げています。1970年に設立されたAnsysは、本社を米国のペンシルベニア州ピッツバーグ南部に置いています。
詳細は、 https://www.ansys.com/ja-jp をご覧ください。

Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。

アンシス・ジャパン株式会社(ANSYS Japan K.K.)は、米国ANSYS, Inc. 100%出資の日本法人です。ANSYS, Inc.のCAEソフトウェアを日本で販売し、あわせてサービス、サポート体制を確立するために設立されました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/284969/LL_img_284969_1.jpg
パナソニックは、Ansys(R) medini analyzeを導入することで、次世代eCockpitの開発プロセスにおける機能安全分析を効率化しました

※本プレスリリースは、2021年11月5日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。


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プレスリリース提供元:@Press

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