ABLICと東芝デジタルソリューションズ、「ifLink(R)プラットフォーム」を活用した新たな巡回検知型漏水検知ソリューションの提供を開始
@Press / 2024年4月16日 10時0分
ミネベアミツミグループのエイブリック株式会社(本社:東京都港区、社長:田中 誠司、以下:「ABLIC」)と東芝デジタルソリューションズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、取締役社長:島田 太郎、以下:「東芝デジタルソリューションズ」)は、ABLICの独自技術CLEAN-Boost(R)を搭載した「バッテリレス漏水センサ」に、東芝デジタルソリューションズの「ifLink(R)プラットフォーム(以下:「ifLink」)」 を組み合わせた巡回検知型漏水検知ソリューションを共創し、ビルや工場、マンションなどのファシリティ管理者など、建設や施設および関連業界向けに、ABLICから本日よりトライアルサービスの提供を開始します。
本サービスは、ifLinkを活用することで巡回者がスマートフォンで直接漏水信号の受信、漏水情報の通知を受けることが可能なため、据置型の受信機器が不要で、従来に比べ漏水検知センサの設置が簡単であることから導入しやすく、初期導入コストを低減することができます。今後、両社はifLinkを活用した漏水検知ソリューションのさらなるラインアップの拡大を目指します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/391875/img_391875_1.png
近年、建物や設備の老朽化に伴う保守メンテナンスの必要性が高まってきています。その中でもオフィスビルやテナントビル、商業施設では漏水が発生した場合、商品や設備の被害が大きくなり、経済的な損失につながります。また、工場やインフラ施設でも配管や設備老朽化への対応は喫緊の課題となっています。そのような中、漏水検知などの保守メンテナンスにおいて、デジタル活用によるスマート化のニーズが高まっています。
ABLICのバッテリレス漏水センサは、無線タグとセンサリボンを接続して使用しますが、電源を不要とし、水漏れした水から発電して無線で水漏れをお知らせするセンサです。バッテリや電源、通信配線の敷設工事が不要で、配管に取り付けたり、壁や床に敷設するなどさまざまな場所への設置が可能で、既存の建築物や施設・設備に簡便に設置することができます。
一方、ifLinkは、さまざまなWebサービスやIoT機器をモジュール化して自由に組み合わせることができるIoTプラットフォームで、その組み合わせで、製造、介護、小売・店舗、農業、エンタメ、教育など、現場のニーズに応じたさまざまなIoTサービスを簡単につくることができます。
今回、ABLICは、IoT機器やWebサービスを簡単に組み合わせることができるというifLinkの特徴を生かして、ifLinkを活用した巡回検知型漏水検知ソリューションのトライアルサービスの提供を開始し、東芝デジタルソリューションズは、ifLinkの提供を通じて本トライアルサービスの支援を行います。また、ABLICは、現在150社以上の企業が参加する一般社団法人ifLinkオープンコミュニティ(所在地:東京都港区、代表理事:岡田 俊輔、以下:「ifLinkオープンコミュニティ」)での共創活動に参画し、現場のニーズに対応した通知系モジュールとの新たな組み合わせによるサービス創出・試作の取り組みを経て、商品ラインアップを拡大していく予定です。
■巡回検知型漏水検知ソリューション トライアルサービスについて
最長3カ月ご利用いただけます。本トライアルサービスで提供するトライアルキットの内容は以下の通りです。
<トライアルキット内容>
・トライアル用漏水センサ送信器(無線タグ)は無償貸出
・センサ部(センサリボン)は有償販売
<利用者様にご用意いただくもの>
・スマートフォン端末(Android)またはタブレット端末(Android)
<トライアルサービス申し込み先>
エイブリック株式会社がお取り扱い窓口となります。
・Webでのお問い合わせ https://hub.ablic.com/ja/inquiry-cb
【ABLICについて】
ABLICは、世界初となるCMOS ICを搭載したクオーツウオッチの実用化を起点に、1968年にCMOS ICの自社開発・製造を開始したアナログ半導体専業メーカーです。これまで長年にわたり培ってきた低消費電流、低電圧動作、超小型パッケージ技術。「Small, Smart, Simple」で表するこれらの技術力は、数々の世界初製品を創出し、環境配慮型製品として注目を集めています。
エイブリック株式会社 https://www.ablic.com/
【東芝デジタルソリューションズについて】
東芝グループのデジタルソリューション事業を担う企業としてIoTや人工知能(AI)などのデジタル技術や量子技術を活用した事業をグローバルに展開しています。東芝グループの幅広い事業領域で生まれるさまざまなデータの力を最大限に活用し、プラットフォーム化を推進することで価値あるサービスを次々に生み出し、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現に貢献していきます。東芝グループの経営理念「人と、地球の、明日のために。」のもと、お客さまやパートナーの皆さまとともに、新しい価値を持続的に創造していきます。
東芝デジタルソリューションズ株式会社 https://www.global.toshiba/jp/company/digitalsolution.html
【ifLinkオープンコミュニティについて】
さまざまな企業・団体に所属する人々が、その垣根を超えてオープンに交流しながら「誰もがカンタンにIoTを使える世界」を実現するためのコミュニティです。150社以上の企業や学校が集まり、IoT機器のifLinkモジュール化やIoTソリューションの施策、アイデア発想、マーケティングなどを行っています。
一般社団法人ifLinkオープンコミュニティhttps://iflink.jp
注:
* CLEAN-Boost(R) 技術で主となる蓄電昇圧回路技術は、立命館大学との共同研究によって生まれた技術です。
CLEAN-Boost(R)及びロゴマークは、エイブリック株式会社の登録商標です。
*ifLinkは、東芝デジタルソリューションズ株式会社の日本またはその他の国における登録商標または商標です。
*その他、本文章に記載されている社名および商品名はそれぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。
*ニュースリリース/トピックスに掲載されている情報(サービスの内容/価格/仕様/関連リンク/お問い合わせ先など)は、
発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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