メガソーラーなどの施設内のかんたんマルチポイント同時監視無線システムを開発

@Press / 2014年3月4日 11時30分

図1. システム概要
 日本電業工作株式会社(本社:東京都千代田区九段南、代表取締役社長:岩本 眞)は、この度、カシオテクノ株式会社(本社:東京都千代田区神田佐久間町、代表取締役社長:藤本 純一、以下 カシオテクノ)と共同で、「かんたんマルチポイント同時監視システム」を開発しました。

 本システムは、長距離無線LANシステム「FalconWAVE」とカシオテクノの高性能カメラ・レコーダーを組み合わせた監視システムで、メガソーラーなどの大規模施設内に設置された複数の監視カメラ映像を無線で伝送し、監視施設での一括監視ならびにインターネットを利用した遠隔確認も可能です。監視システム導入時の大がかりな建設工事が不必要になるため導入費用を30%軽減。低消費電力監視カメラと無線装置LANで、システム消費電力はわずか6Wとなり、完全自立での運用も可能になります。


【背景】
 各地で太陽光発電所の建設が進み、大型施設などの屋上設置などから休遊地などを利用した野立て(地上設置)での建設が盛んになり、また設備も徐々に大型化していますが、施設内は赤外線センサなどを利用した警備システムも監視カメラや侵入センサなどを設置、無人化されているのが現状です。地上設置は屋上設置に比べ侵入が容易に行えるうえ、施設内も無人のため、不審者の侵入やいたずら、設備の盗難が問題化されています。また山間部などでは大型鳥獣による設備被害まで報告されています。


【システムの概要】
 大規模施設内に複数設置された高性能監視カメラ映像を、フレームの最適化により高画質のまま長距離無線伝送し、監視設備にリアルタイムで集約することができます。またクラウドを介し、携帯電話やPCで施設内の複数監視カメラの映像をピンポイントで確認することも可能となります。
 無線方式は、免許不要の2.4GHz帯の長距離無線LAN方式で、1対4のポイント・トゥ・マルチポイント伝送を採用しています。
 これにより、太陽光発電所の発電量に影響を与えるパネルに付着するゴミ、枯葉や雑草、積雪状況などの確認が可能となり、太陽光パネルでの発電量の低下を未然に防ぐことが可能になっています。無人化された施設での高性能監視カメラによる複数地点のリアルタイム監視を実現しています。

図1. システム概要
http://www.atpress.ne.jp/releases/43896/img_43896_1.jpg


【システムの特長】
1. マルチポイント無線伝送
(1) 複数の高性能監視カメラ映像をリアルタイムで集約監視。また遠隔操作することもできます。
(2) 監視所に設置されている様々な監視データも無線LANで集約することができます。
(3) 緊急時や震災などの回線断にも大変強く、安定した通信を確保することができます。

2. 低消費電力特性
 消費電力2.5Wの長距離無線LAN装置FalconWAVEと消費電力3.5Wの高画質カメラIP D15により、わずか6W(他社製品構成比で3/100)という超低消費電力を実現しました。これにより、小型の太陽電池パネルとバッテリーでの自立電源運用が可能となりました。もちろん商用電源にも対応可能です。
 IP D15カメラは画角を広角に撮影し、監視に必要な部分をデジタルズームで切取ることができるため、パンチルトカメラのように駆動部分が故障するリスクが少ないうえ3.5Wという低消費電力を実現したカメラです。

図2. 消費電力比較
http://www.atpress.ne.jp/releases/43896/img_43896_2.jpg

3. 導入しやすい簡単システム(初期費用30%削減)
 システム導入初期費用が3割以上(※1)削減されます。監視カメラの増設や移設の際、面倒な架線工事や管路工事も最小限に抑えられます。無線LAN装置は通信料などのランニングコストの負担もなく(※2)、また施設の大型化により施設内が道路や水路などで分断された場合に於いても、無線による簡単なシステム導入が可能となります。
※1 施設規模により異なります。
※2 クラウドを利用した遠隔確認には通信料が別途発生します。

4. オプションシステム
・スピーカーと組み合わせることにより侵入者へ威嚇することができます。
・屋外点検作業の効率化のため、施設を広範囲に専用のWi-Fi化することもできます。
・緊急時に臨時で設置できる可搬パッケージシステムもあります。


【導入例】
 ソーラーファームでは施設内に設置されている2箇所の監視カメラ映像を一括管理、クラウドを介し遠隔監視することも可能になっています。

図3. システム構成例
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監視システム:カシオテクノ株式会社


【今後の展開】
 大型太陽光発電所のほか大型事業所内監視や公園などで美観重視に対しては、街灯などとの一体型となった監視システムとしても提案を進めていきます。
 また、装置状況把握機能の向上としては、日本電業工作の「フレキシブルなセンサシステムMuセンサ」と連携して太陽パネル状況のセンサ情報も無線伝送するシステムの開発も進めています。
 無線方式については、長距離Wi-Fiに対応した無線方式も準備しております。今後は、干渉に強い4.9GHz帯の1対4のポイント・トゥ・マルチポイント伝送方式装置も今夏にリリース予定です。

 こちらの製品は下記展示会に出展いたします。
・2014年3月4日(火)~3月7日(金)「SECURITY SHOW 2014」


【製品の詳細】
http://www.den-gyo.com/solution/solution03.html


<日本電業工作(DENGYO)について>
 1947年の創立以来、日本の通信事業発展に貢献し、通信インフラの実現を支える技術・製品を数多く創出してきました。アンテナ・フィルタといったコアビジネスの研究開発はもとより、中長期的な革新技術の創出にも積極的に取り組んでいます。資本金:3億3,000万円、売上高:94億円、従業員数:266名(平成23年3月期)。

詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

図2. 消費電力比較 図3. システム構成例

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