1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「Hをすると痛みが伴う…」女性の切実な悩みを産婦人科医がレスキュー!

美人百花デジタル / 2021年3月4日 20時0分

写真

女性をトータルサポートする美人女医・南真実子先生が、体の悩みにレスキューする連載企画♡

今回は、性交痛というデリケートな問題がテーマです。考えられる原因や、どのくらいの痛みなら正常なのか、はたまた専門医に診てもらった方がいいのか……気になるあれこれを南先生にお聞きしました! 専門医ならではの信頼できるアドバイスは必読です。

 

「Hをすると痛みが伴います。考えられる要因を教えてください」

「男性器の挿入やピストン運動の摩擦で生じる性交痛は、主に外陰部、腟の入り口の炎症が原因です。特に閉経後、女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏することで腟粘膜が萎縮して潤いが低下するため、痛みを感じやすくなります。出産時の会陰裂傷や切開した傷跡も性交痛の原因となります。皮膚の萎縮や乾燥により、外陰部に小さい裂傷が起こり、性交痛を来たしていることもあります。また、骨盤内に炎症や癒着などがあると、性交時、奥の方に痛みを生じることがあります。特に子宮内膜が異所性に発生する子宮内膜症は、骨盤内に硬結や癒着を認めることがあり、性交痛の原因となります。もちろん、器質的疾患がない場合もあります。精神的な面が大きく、緊張や不安により骨盤底が不随意に収縮することで性交痛を起こすこともあります

「どの程度の痛みならば正常でしょうか?また病院に行ったほうが良いレベルはどれくらいなのか知りたいです」

痛みが強く、SEXを継続できなかったり、苦痛になったりするのであれば婦人科を受診した方が良いかもしれません。上記のような器質的疾患が見つかることもあります。特に、子宮内膜症は不妊の原因にもなりますし、一度異常がないか調べてみるのも良いでしょう」

 

今後も、さまざまな体のお悩みにお答えいただきます。次の配信もチェックしてくださいね!

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください