フルフェイスなのにヘルメットを被ったまま水が飲める! システムヘルメットって知っていますか?

バイクのニュース / 2021年1月3日 13時0分

休憩ごとにヘルメットを脱ぐフルフェイスだと面倒、かといって高速道路を走る時にオープンフェイスだと安全性が心配、長距離ライダーにとって両方の機能を兼ね揃えているシステムヘルメットをご紹介します。

■フルフェイスとオープンフェイスの融合

 パーキングエリアとか休憩場所で、オープンフェイスのように飲料を飲んでいたのに、バイクにまたがったらフルフェイスに変化していた!? なんてヘルメットを被っている人を見たことがありませんか? それはシステムヘルメットです!

 システムヘルメットとはフリップアップヘルメットとも呼ばれ、フルフェイスのチンガード(顎の部分)が可動して、”ガコッ!”とフリップアップさせることができるヘルメットのことで、フルフェイスの安全性と、オープンフェイスの快適性が融合した、いいとこ取りのヘルメットなのです。

 ドイツのメーカーが開発して販売したのが始まりで、日本に初めて登場したのは1993年のこと。他のヘルメットと比べると、長いバイクの歴史の中ではまだまだ若い!というイメージもありますが、登場以来、長距離を走るツーリングライダーに愛され続けています。というのも、休憩ごとにヘルメットを脱がなくてはならないフルフェイスだと面倒だし、かといって高速道路を走る時にオープンフェイスだと安全性が心もとない……、という長距離ライダーにとって、両方を兼ね揃えているシステムヘルメットがちょうどよい、ということなんです。そんなシステムヘルメットをちょっとご紹介します。

■ワイズギア YAMAHA YJ-21 ZENITH/フルフェイスのようなシルエットを実現

ワイズギア YAMAHA YJ-21 ZENITH システムヘルメット

 システムヘルメットには可動部があるために、どうしてもできてしまう凹凸。それをなめらかにすることにより、フルフェイスのようなフォルムに仕上げたと同時に、エアロダイナミクスも向上させています。さらには、シンプルなフォルムで、どんなバイクにも似合うのも魅力ですね。ちょっとマットなグレーのカラーリングも今っぽくてスタイリッシュ。その他の機能としては、手動で出し入れできるサングラスいらずで便利なインナーバイザーは、視界を確保するために大型を採用。メガネ用スリットやスピーカーホールなども装備されるなど、ツーリングに快適な装備が満載です。価格は3万800円(税込)。

■Kabuto RYUKI/軽量さが自慢のシステムヘルメット

OGK Kabuto RYUKI システムヘルメット

 システムヘルメットはパーツが多くなる分、重量も重くなりがちなのがデメリットでもあったのですが、このヘルメットはパーツのレイアウトや装飾の処理を見直すことで軽量化を実現! ヘルメットが重いと、長時間走っていて首に負担がかかり、疲れの原因になることもあるので、これは嬉しいメリット!

 さらにはUVカットに加えIR(赤外線)をカットするシールドを採用することにより、目にも優しくヘルメット内部への熱伝導を軽減させる働きも生まれるそうです。その他の機能としては、インカムやカメラの取り付け専用スペースが左右に設置されていたり、インナーバイザーが装備されるなどしています。フォルムは近未来的なエッジの効いたデザインで、シャープな印象に仕上がってるのがカッコいいですよね。価格は、3万6300円(税込)。

フルフェイスの安全性も兼ね備えているシステムヘルメット

 そういえば、システムヘルメットなら、コンビニにもヘルメットを被ったまま入ることができる……なんていうツワモノライダーも過去にいたことを思い出しました。確かに、フルフェイスだとお店には入ることができませんが(強盗に間違われ注意!)、フリップアップして顔を出した状態だったら、システムヘルメットでも、怪しまれることはないかもしれませんね。パーキングエリアなどで、システムヘルメットの人がトイレにそのまま駆け込んでいる姿もたまーに見かけます。高速を走っていて、ヘルメットを脱がずにトイレに駆け込めるのも、システムヘルメットの魅力かもしれませんね。

 さまざまなタイプのヘルメットがありますが、システムヘルメットも選択の候補にいれてみませんか? 一度使ったら手放せなくなるそーです。

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