1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

実車さながらのツヤ感がスゴイ! フジミ模型からホンダ「CT125・ハンターカブ」のプラモデル新登場 製品化のこだわりを聞いた!

バイクのニュース / 2021年8月24日 13時0分

ホンダの原付2種レジャーバイク「CT125・ハンターカブ」が、フジミ模型により1/12スケールのプラモデルで再現されて新登場。2021年11月24日より発送予定です。

■SNS効果で発売前から注目を集める、完全新金型でいよいよ製品化

 静岡県の模型メーカー『フジミ模型』は、2021年4月27日にツイッターのフジミ模型公式アカウントで、ホンダの人気モデル「CT125・ハンターカブ」の1/12スケールプラモデル発売決定と、発売時期や価格などについて「詳細は続報をお待ちください」と投稿し、多くの模型ファンから注目を集めました。

 それから3カ月以上が経ち、ようやく詳細が発表されました。商品名は「ホンダCT125(ハンターカブ/グローイングレッド)」、発送予定日は2021年11月24日、販売価格(消費税10%込み)は5500円、またカラーバリエーションとして、翌12月には「マットフレスコブラウン」も発売予定とのこと。

 フジミ模型の「1/12NEXT」シリーズにラインナップされる同商品は、塗装不要、接着不要のスナップフィット式(パーツ同士をはめ込む設計仕様)モデルです。完全新金型で開発し、着色済プラパーツは赤、黒、シルバー、アルミ、クリア、クリアレッドの計6色をそれぞれ成型色で着色し、とくに大物となるボディパーツの外装面は、塗装では表現が難しいレベルの実車同様のツヤを再現、光沢が出るように成型しています。

フジミ模型「ホンダCT125(ハンターカブ/グローイングレッド)」 ※画像は開発中のもの

 モチーフとなった実車、ホンダ「CT125・ハンターカブ」(日本国内仕様)は、2020年6月26日の発売前から年間国内販売計画8000台を超える予約があり、大きな反響と共に登場しました。

 排気量125ccクラスの原付2種に区分されるレジャーバイクで、アウトドアイメージが似合うヘビーデューティな外観は実際に優秀なタフギアとして認知されており、荷物の積載や不整地を突き進む走破性に優れ、かつての「ハンターカブ」ブランドイメージにマッチしています。

■「CT125・ハンターカブ」の製品化へ至る背景やこだわりを聞いた

 フジミ模型では、これまでもホンダ「スーパーカブ」シリーズをモチーフに多数商品化しており、ハンドルやタイヤの可動はもちろんのこと、センタースタインドやサイドスタンド可動、シートボックス開閉などのギミックが定番となっています。

開閉可能なシート。内側の給油口周辺まで立体化しタンクキャップは別パーツとして色調差も表現。大型リアキャリアはスライド金型を採用した1ピースパーツ ※画像は開発中のもの

 今回「CT125・ハンターカブ」を商品化するにあたって、フジミ模型の方にその経緯やこだわりを伺いました。

──なぜ「CT125・ハンターカブ」を?

「CT125・ハンターカブ」の製品化は、これまで実機で「CT50」や「CT110」など世界に販売されながらシリーズとはならなかったものの、ハンターカブという代名詞すら存在するバイクであり根強い人気があります。またスーパーカブシリーズの「クロスカブ」とも一線を画すマシンであり模型の世界でもその姿は受け入れられると考え、秀でた存在感の「CT125」を製品化するに至りました。

──とくに再現にこだわった点や苦労された点は?

 スーパーカブの外観とは異なる多数の形状的特徴が存在し、造形/設計と制約にあたり取捨選択が難しかったです。例えばシルバーのボルト/ナットが数多く見られますが、模型では極小となりすべてを再現するとユーザーの組立負担が多くなります。そこで主要な部分のみの再現にしたりという選別がありました。

エンジン右側のオイルゲージや覗き穴も省略せず金型で表現 ※画像は開発中のもの

 ボディ右側にはオイルゲージの覗き穴がありますが、実機に触れたユーザーは気づいてくれるだろうと考え造形を省略することなく表現したりこだわりを盛り込んでいます。

 また、実機ではホイールとスポークが色違いなのですが、製品では同一の色としています。ここはご意見が分かれるところと思いますが、作りやすさを優先しそのようにしたことが一番苦慮した部分でもあります。

──これまでスーパーカブのプラモデルを多く商品化していますが、その理由は?

 実機にあっては長く、多く販売しているものは評価の上に成り立っていると考えられ、多くの方にその名が浸透しているかと思います。また日常で見かけることも多く、商用から始まりカスタムをして楽しむ趣味性の高いバイクでもあります。模型ユーザーはこのようなイメージにくすぐられるところがあると考え、初代スーパーカブや現行のカブ、今回のハンターカブを製品化するに至っています。

※ ※ ※

 ビジネス用途のみならず、趣味性の高いバイクとしても実際に多くのファンから長く支持されているからこそ、フジミ模型から製品化へ至った経緯はごく自然の流れだったようです。今後も模型ファンやバイクファンから、どのような新製品が登場するのか注目が集まるのではないでしょうか。

外装には塗装では難しいレベルのツヤ感を再現 ※画像は開発中のもの

■製品情報
商品名:ホンダCT125(ハンターカブ/グローイングレッド)
シリーズ:1/12 NEXT
スケール:1/12
販売価格:5500円(消費税10%込み)
発送予定:2021年11月24日
組立形式:圧入式/接着不要
彩色形式:着色済パーツキット
サイズ:全長165×全幅69×全高109mm
組み立てパーツ数:126点
付属内容:ランナー×16、ゴム素材タイヤ×2、組み立て説明書×1、シール×1

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください