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教習所じゃ教えてくれない!バイクの正しい給油法とは

バイクのニュース / 2023年8月18日 9時10分

教習所では給油方法を学ぶことはできないため、初心者ライダーのほとんどはぶっつけ本番で給油することになります。そこで、バイクへ正しく給油する手順をご紹介します。

■セルフスタンドも怖くない!バイクの正しい給油方法は?

 給油はバイクに乗るうえで、避けて通れないことのひとつです。しかし教習所では、給油の方法について教わる機会はありません。また最近はセルフサービスのガソリンスタンドが増えていることもあり、初めて給油する際に戸惑わないためにも、ガソリンの入れ方をしっかりとマスターしておくことは重要です。

 スタッフがいるガソリンスタンドであれば、ガソリンの種類と給油量を伝えれば、給油から清算までスムーズにサービスしてくれますが、セルフのガソリンスタンドの場合、すべての給油作業をライダーが自身でやらなければなりません。

 一度覚えてしまえばさほど難しくはありませんが、誰でも初めての際は緊張してしまうもの。セルフのガソリンスタンドは人件費が抑えられるため単価が安く設定されており、積極的に利用したいところです。

 なお、セルフと有人のガソリンスタンドの見分け方は、看板に書かれている「セルフ」の文字で確認することが可能。セルフのガソリンスタンドは最小限のスタッフを確保できればよいので、深夜まで営業している店舗や24時間営業の店舗も多くあり大変便利です。

セルフのガソリンスタンドではタッチパネルを操作して給油するセルフのガソリンスタンドではタッチパネルを操作して給油する

 セルフのガソリンスタンドでは、給油機についているタッチパネルを操作しながら手順通りに給油を進めます。系列が異なるガソリンスタンドでは、扱っている給油機の手順が違う場合がありますが、操作方法に大差はありません。

 まず、空いている給油機の前にバイクを停めてエンジンを切り、次にタッチパネルに表示された支払い方法のなかから、希望の方法を選択。支払いは現金のほか、クレジットカードや電子マネーなどが利用可能です。このとき、ポイントカードや割引チケットがあれば、画面の指示に従って操作しましょう。

 次に希望する油種と給油量を選択。油種には「レギュラー」、「ハイオク」、「軽油」の3つが表示されますが、バイクの場合は軽油以外。各バイク指定のレギュラーまたはハイオクのどちらかを選びます。一般的に国産車はレギュラー、輸入車はハイオクであることが多いですが、車種によって異なるため、バイクを購入する際に必ず確認しましょう。

 給油量は満タンのほか、「1000円分だけ」というような金額指定や「5Lだけ入れたい」といった数量指定も可能。

 セルフ式スタンドの支払いは基本的に前払い。現金やコード決済などの支払を選択した場合は事前に一定額支払って、給油後に余った金額が返金されるタイプが多く、清算作業が必要な場合が多いので、忘れずおつりを受け取るようにしましょう。

給油前は静電気除去シートに触れる給油前は静電気除去シートに触れる

 次に、ガソリンタンクのキャップをあけて給油しますが、キャップを外す際は静電気が発生し、ガソリンに引火するおそれがあります。そのため、給油する際は必ず給油機に付いている静電気除去パッドに触れ、体の静電気を除去してから行うようにしましょう。

 外したキャップは給油機に置き場が設置されているので、無くさないようにそこに置きます。入れるガソリンの種類ごとにノズルが設置されているので、油種を間違えないように、よく確認することも重要です。

 油種ごとにガソリンは赤色、ハイオクは黄色、軽油は緑色とノズルが色分けされているので、色で区別するクセをつけておくとよいかもしれません。

 ガソリンの入れ方は、ノズルの先端を給油口に差し込みレバーを引くだけ。満タンの状態をノズルが検知するか、指定した金額や量になると自動で給油がストップする仕組みになっているので、止まるまで入れ続ければOK。

 なお、満タン指定の場合は、満タンになっていなくてもノズルが満タンだと誤認してしまうことが多々あります。その場合、吹きこぼれに注意しながら少しずつ継ぎ足すと、満タンまで入れることが可能。ガソリンを入れ終わったらノズルを元の場所に戻し、キャップを閉めれば給油は完了です。

 ノズルを戻すと給油が終わったことを精算機が自動で認識してくれるので、レシートとお釣りが出てきます。お釣り用の精算機(釣銭機)が別にある場合は、別の場所に設置された釣銭機まで行き、レシートに印字してあるバーコードをセンサーに読み取らせれば、お釣りが出てくるので忘れずに受け取ってください。

給油をする際は油種を間違えないようにすることが重要給油をする際は油種を間違えないようにすることが重要

 セルフ給油で特に注意しなければならない点は、間違えてバイクに軽油を入れてしまうこと。軽油を入れたことに気づかず走ってしまうと、加速が鈍くなり、やがてエンジンが停止してしまいます。

 もし、軽油を入れてしまった場合はエンジンを始動せず、ガソリンスタンドのスタッフに相談し、対処してもらいましょう。間違えて軽油を入れてしまっても、エンジン始動前にガソリンに入れ替えれば大きな問題は起こりません。

 万が一、走り出して停まってしまった場合は、JAFなどのロードサービスを要請し、整備工場などで早急に処置をしてもらうことが重要です。

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